EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

愛媛マラソン回顧 2 報道を支える人々

2020年09月10日 | 新たに発見好古揮毫石碑 魚沼市で

第53回(平成27年2月8日)開催の愛媛マラソンポスターです。

愛媛マラソンは、付随して写真コンテストが開催されている。始まったのは何時からかは定かでないが、私は第50回大会(平成23年2月7日)から写真コンテストに参加応募している。

参加資格は、プロ・アマを問わず誰でも参加でき、作品内容は開催時の関連行事全般を対象に、ランナーの表情・応援の表情・ボランテアの方の表情・会場沿道等撮影者の思いを写真で表現した作品に限り、一人2点まで、写真サイズは、四つ切または四つ切以上、カラー、モノクロ自由、メールで画像データーでの応募もOKで、画像データーフアイルサイズは、10メガバイト以内でJPEG形式のみ、入選は40点とし、入賞作品は、金賞1点・銀賞2点・銅賞3点を選考し記念品が授与される。

そして伊予銀行本店ロービーで入賞・入選作品は展示会が開催されその後、宇和島市・八幡浜市・今治市・西条市・新居浜市の伊豫銀行各支店で展示会が開催される。

第53回大会のポスターは、第52回大会(平成26年2月9日)の入選作品のうち数名の作品を寄せ集めて1枚のポスターに仕上げたもので、私の作品も採用された。

事務局から第53回大会のポスターに貴方の写真を使用させて下さいと申請があり、喜んで許諾した。
記念保持したいのでポスターを事務局から頂き額に入れ私の部屋に飾っている。

愛媛マラソン写真コンテストに入選すると「お知らせ」が送られて来る。

第48回大会(平成22年)からコースは現在の愛媛県庁舎前スタート・城山三之丸公園ゴールに変更され、同時に見るマラソンから自ら参加して楽しむ市民マラソンに変身した。

画像は、愛媛県庁舎と集まるランナー達。

愛媛県庁舎は歴史ある建物で

全国の都道府県庁舎のうち、三番目に歴史(古い)ある庁舎である。国会議事堂よりも古い。

1、 大阪府庁舎  大正15年(1926年)
2、 神奈川県庁舎 昭和 3年(1928年)
3、 愛媛県庁舎  昭和  4年(1929年)2月9日竣工

愛媛県庁舎内の駐車場で移動中継車の準備をする技術者達。

愛媛県庁舎内の駐車場で移動中継車の準備をする技術者、バイクで中継するバイク隊も準備する。

バイク中継隊も最小限の必要機材をコンパクトにまとめ車載準備完了。

バイクは、ハーレーダビットソンである。

コンパクトにまとめたが結構な機材が必要である。

バイク隊いざ出陣。

雨天時は、バイク中継隊は大変苦労する。

5km地点トップ争いを中継するメイン中継車で、この中継車にアナと解説者が同乗している。

折返し35km地点を通過する放送車。

現在は、放送中継車から一度上空のヘリコプターに映像電波を送り、ヘリから本社局舎に送り、伊予市の行道山電波塔から家庭用の受信周波数に変換して送信され各家庭でTVを見ることが出来る。

中継に使われる電波周波数帯は5,6GHz(SHF帯)で家庭に送られる周波数帯はUHF帯である。家庭電子レンジは、2,4GHzで、無線LANも2,4GHz帯、高速道路料金所ゲートのETC電波は5,8GHz帯を使用している。殆どがSHF帯の電波である。

地上デジタルテレビジョン放送(地デジ)はUHF帯の周波数470MHzから770MHz間の帯域で送信されるので、視聴するにはUHF帯の八木アンテナを設置する必要があり、BSデジタルテレビジョン放送は12GHz帯の衛星からの電波を受信する必要がありパラボラアンテナの設置が必要である。

注:八木(ヤギ)アンテナとは

宇田新太郎と八木秀次との共同で発明された指向性の強いアンテナで、主にテレビ放送、FM放送の受信用やアマチュア無線、業務無線に使用されている。VHF帯とUHF帯がある。

八木秀次の名前をとって「ヤギアンテナ」と呼ばれている。

有名なアマチュア無線局に、元総理大臣・小渕恵三さんがおられ、コールサインは・JI1KITであった。

スタートして1時間09分31秒のゴール地点で、ゴールを中継する準備が始まる。

ゴールするランナーを中継するメインカメラ。

トップランナーがゴールするのは2時間10分台そろそろ中継準備体制、カメラの調整をしている。

こちらのカメラマンは、3台のカメラを駆使してベストショット撮影する。

各社報道カメラマンもスタンバイ。

ゴールで実況放送をする名物フリーアナウンサー、トップでゴールするのが2時間10分台だから規定の6時間まで、約4時間喋りっぱなし声がよく続くものだと感心する。

35km地点の計測係員、最近は電子化が進み作業が楽になったが、第47回大会までは手作業が多かった。

IT化が進歩した35km地点の計測機器。

第47回大会(平成21年)までは中継手段は手作業であった。

第47回大会(平成21年)までは中継手段は移動中継車が画像の様な手段で行っていた。

移動中継車のパラボラアンテナは松山城にある電波塔に向けて電波を出していた。

松山城の電波塔は、東京タワーよりも1年早く建設され、東京タワーの建設に携わった高所で作業を専門とする職人が建設した。

平成23年7月24日、アナログTV放送は終了し、地上デジタル放送になってからは伊予市の行道山にある電波塔から送信されている。

松山城の電波塔は、現在NHKFM放送と緊急放送の送信のみである。

なお、松山城電波塔の色は、国指定の史跡公園内にあるため景観に配慮して文化庁の指示で全体が緑色に塗装されている。NHK松山放送局舎屋上にある電波塔も史跡公園内であるため緑色に塗装されている。

塗装は10年に一度塗装されているが、高所鉄塔の塗装をする会社は神奈川県川崎市にあり全国の鉄塔塗装をしており、冬期は温暖な地方を、北海道・東北寒冷地方は気候のいい時期に作業をするそうだ。何よりも慎重にすることは、天気予報を検討し雨天日を考慮するそうです。

電波を送信する局には、必ずコールサインがある。

NHK松山放送局は、JOZKでTVは⇒JOZK-DTV・ FM放送は⇒JOZK-FM・ラジオ第1放送⇒JOZK・ラジオ第2放送⇒JOZBで、NHKラジオの送信所は、松山市針田町に置かれ、NHK松山放送局ラジオ第1及び第2放送の電波が送信されている。

南海放送ラジオは、松山市井門町(南海放送サンパーク内)から送信されておりコールサインは⇒JOAFである。南海放送TVは⇒JOAF-DTVである。

有名なアマチュア無線局は、元総理大臣・小渕恵三さんで、コールサインは⇒JI1KITであった。

松山城山頂ロープウェイ駅舎横に建設されている旧TV電波塔で、国指定の史跡公園内にあるため景観に配慮して文化庁の指示で全体が緑色に塗装されている。

電波塔の高さは、59,73mで松山城史跡公園内、標高100、5m地点にあり、160,23mとなる。天守の高さが160mなのでほぼ同じ高さである。

現在地上テレビの電波は、伊予市行道山にある電波塔から家庭向けの周波数に変換して送信されている。
画像の電波塔からはNHKFM放送と緊急時の電波が送信されている。

現在の地上デジタルテレビの家庭向け電波は、伊予市行道山にある各社(松山には5社の放送局がある)の電波塔から送信されている。行道山の標高は、373mである。

NHKFMの電波は松山城の電波塔から送信されているが、FM愛媛の送信は行道山の電波塔から送信されている。

参加したランナーは記録証書を発行してもらうためピーク時になると発行所は大忙しである。

愛媛マラソンは、8箇所に関門が設けられ、設定時間を過ぎるとその時点で前には進めない。

第7関門は、14時59分までに通過する必要あり。

時折ゴールに救急車が侵入して来る。

自己ベストを更新、その記念に喜びを披露、カメラシャッターボランテアが手伝う。

完走したあるランナーは、記録証書をスマホに収め、友人知人家族に結果報告の準備。

地元愛媛新聞社からは、号外が発行されそれを見て一喜一憂 する。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 愛媛マラソン回顧 1 大会を... | トップ | 伊豫松山城・日本夜景遺産に... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

新たに発見好古揮毫石碑 魚沼市で」カテゴリの最新記事