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秋山好古揮毫石碑・京都市右京区で発見!!

2020年11月10日 | 新たに発見好古揮毫石碑 魚沼市で

常照皇寺参道口にある秋山好古揮毫の石碑「「山國御陵・やまくにのみささぎ」。

秋山好古石碑の石碑は、現在全国に52基発見され全て取材完了いたしております。

最後に発見された石碑は、平成28年5月31日、長野県安曇野市に発見されました。

それから4年後に、京都市右京区で発見され、関西地区では初めての貴重な石碑です。

石碑所在のお知らせを頂いたのは、京都市右京区の左賀様です。ありがとうございました。

石碑表面には「山國御陵・やまくにのみささぎ」・・と揮毫されています。

裏面には、「昭和戊辰御大典記念」と揮毫者の「秋山好古」が書かれています。

この時期、秋山好古は愛媛県松山市の北豫中学校(現、愛媛県立松山北高等学校)の校長として松山の自宅に居ましたので、揮毫はどんな経緯でしたのか調べて見たいものです。

全ての画像は、京都市の左賀様から送って頂いた貴重な画像です。

左賀様とは来春現地でお会いいたし、取材のご協力を頂く事をお約束頂きました。

その時はよろしくお願いいたします。

石碑、表面で「山國御陵」と揮毫されています。

画像の通り沢山の苔が生えており文字が読みづらいです。

この石碑がある奥に、北朝方初代天皇の山國御陵と102代の後花園天皇の後山國陵があるそうです。

石碑裏面で、

昭和戊辰御大典記念と揮毫してあります。

今まで発見された石碑は全て、題額の右側に揮毫者の氏名が書かれていますが、今回の石碑には、揮毫者の氏名肩書は全て裏面に揮毫されています。

天皇の恐れ多い山國御陵ですので平民である秋山好古は裏面に揮毫したのでしょう。

許可が頂ければ、文字に墨を入れて浮き出させて撮影が出来れば最高です。

石碑裏面の揮毫者「陸軍大将秋山好古 従二位 勲一等 功二級 秋山好古 謹書」の謹書ですが、少し風化し文字が見えにくくなっています。

石碑の石の質が柔らかい材質なのでしょか?

石碑の苔等々の除去作業について、左賀樣は貴重な時間を割いて頂き、常照皇寺さんに、そして山國御陵を管理する宮内庁の書陵部月輪陵墓監区事務所を訪れ石碑の清掃に付いて伺うと両者ともに石碑は関知しない事が判明、後は地元自治会に問い合わせをします。

場所がJR京都駅から約39kmの所で公共のバスで行くと1時間40分位かかるそうなので、タクシーかレンタカーで行こうかと思案中です。

令和2年10月1日現在、秋山好古揮毫の石碑一覧表です。

なお、48番の千葉県鎌ケ谷市道野辺神社の石碑は、三分割されて境内に眠っております。
平成23年6月13日、再建立のお願いに私は、鎌ケ谷市道野辺神社の北山秀彦宮司にお目にかかり、強く石碑再建立についてお願いし約束を頂き、ちょうどスペシャルドラマ坂の上の雲第3部が放映されるまでに建立して頂けるものと思っていました。

北山宮司は必ず再建立をいたします。その時は除幕式も行いますと約束して頂きましたが残念に未だ再建立がされていない。何か特別な事情が起こったのでしょうか?
それから、53番の京都市右京区の石碑の現地取材は来春行います。
たぶん秋山好古揮毫の石碑はこれが最後の石碑になるような予感がします。

各地の秋山好古を尊敬の念を持って頂いている方からの情報を提供して頂き有難うございました。

53番目の京都市右京区の石碑は、来春現地取材を行い改めてブログに掲載いたしますのでその時は是非ブログを見て下さい。

 

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