日本で唯一の、離島を旅する難聴治療専門鍼灸師のチベットです。
僕が初めてチベットを放浪したのが、22歳の夏でした。
バックパック一つを担いで、3か月間の放浪でした。
あれから11年が経過し、今の僕の旅の舞台は離島です。
毎月離島を旅し、今年に入ってすでに11か所の島を旅しました。
しかも往診の旅だから、誰にでもできることではないと、内心自慢に思ってますｗ。
なぜ、離島を旅するのかと聞かれても、別に対して理由なんかない、としか答えられません。
島旅が好きだから、ってことでよくない？
こういう話をすると、よく羨ましがられるんですよ。
好きなことができて羨ましい。
自由な人生を送れて羨ましいってね。
そんなに羨ましいなら、マネして旅してみれば？
毎月離島を旅し続けることがどれほど大変か、やってみれば。
好きなことをやって生きるために、その陰でどれほどの努力と準備をしているのか、他人からはわからないからさ、
他人にとっては羨ましいと感じるんでしょうね。
よく、人生で大事なことは、旅が教えてくれたとかっていう人がいるんですよ。
自分の経験からいうと、旅は何にも教えてくれない。
旅そのものには何の意味もない。
旅をする、ただそれだけ。
別になにも、誰も教えてなんかくれない。
旅は何も教えてくれないからこそ、
自分が旅から学ぶのさ。
旅を通して何かを学び取るのは、自分自身の問題です。
旅は誰のせいにもできない。
すべては自己責任。
だからこそ、旅を通して学ぶことは多い。
素直さや謙虚さ、正直さ、、、
そういう心がないと、たぶん何も学べない。
人との出会い、自然の厳しさ、移動の苦労、食の楽しみ、
そういう旅を通して何を学ぶのか。
人生は旅だというのなら、
人生を通して何かを学ぶのも、自分自身だから。
チベットでした。
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