先日アップさせていただきました、こちらの記事


大変多くの反響をいただき、ありがとうございました。

 

今日はその続報および、補足事項をお送りいたしますビックリマーク

 

 

 

 

日系大手航空会社2社から回答がありました!

今後の搭乗に不安がないように、

こちらのURLを日系航空会社2社に送付したところ、相当数のアクセスが入り、おそらく関係者の方々に見ていただけたのかな、と思います。

 

 

そしてこの記事に不快を覚えてしまうかな、という私の不安をよそに、以下のような主旨の大変好意的な回答をいただきました。

 

 

ご多用の折、弊社へご連絡を賜りましたことに、改めまして心より御礼申し上げます。

 

このたび頂戴いたしましたご意見につきましては、大切な「お客さまの声」として登録のうえ、対策本部はじめ関係各部に共有して、今後の感染予防対策に活かしてまいる所存でございます。

 

 

7月に予定している2つのフライト…否が応でも期待してしまいます。

 

 

その国を代表する航空会社が複数ある国って、決して多くない。

日本が誇る航空会社が2社もある、ってすごいことビックリマーク

 

この2社さんは、お互いの特色を生かしながら、共にいいライバル同士として、今後もいい意味で共存していってほしい。

 

なので、お金をちゃんと落とすことで、これからも応援していきたい、と思っています。

フライトは予定通り、利用するつもりでおります。

 

 

 

 

 

さて、どちらの会社がどう、とはここでは申し上げられないのですが、

 

一方の航空会社さんからの回答におきまして、私の記事で提示している懸念材料に対し、IATAの以下の提言をご紹介いただきましたので、この場を借りて補足させていただきたいと思います。

 

 

 

 

機内の「密」について、航空会社の見解

 

IATA(国際航空運送協会)が5月に発表した

IATA Calls for Passenger Face Covering and Crew Masks

 

 

 

これによると、証拠となる事例は限られているものの、航空機内でのウイルス感染のリスクは、以下の理由より特別な対策がなくても低いことが示唆されているとあります。

 

There are several plausible reasons why COVID-19, which is spread primarily by respiratory droplets, has not resulted in more on-board transmission, and is different from other modes of public transport:

  • Passengers face forward with limited face-to-face interactions

  • Seats provide a barrier to transmission forward to aft in the cabin

  • Air flow from ceiling to floor further reduces the potential for transmission forward or aft in the cabin, moreover, air flow rates are high and not conducive to droplet spread in the same way as in other indoor environments

  • High Efficiency Particulate Air (HEPA) filters on modern aircraft clean cabin air to operating theatre quality, further assisted by high levels of fresh air circulation

("IATA Calls for Passenger Face Covering and Crew Masks" https://www.iata.org/en/pressroom/pr/2020-05-05-01/より引用)

 

<和訳>

主に飛沫により感染するCOVID-19の機内感染が増加せず、航空機が他の公共交通機関とは異なるいくつかの理由:

  • 乗客が前を向いて着席するため、顔をつきあわせる機会が限られている

  • 座席背面が後方から前方への伝染にを防ぐバリアーの役割を担っている

  • 天井から床への空気の流れが、キャビン内の前方または後方への伝染の可能性をさらに低減する。空気の流速は高く、他の屋内環境と同じような飛沫の広がりにはつながらない

  • 現代の航空機における高品質のHEPAフィルターにより、機内は新鮮な空気が常に循環している

 

 

そしてそもそもの低いリスクをさらに低くするために乗客およびスタッフのマスク着用をはじめ、検温、混雑緩和、機内での行動制限、頻回の機内清掃、機内食サービスなどの簡素化が推奨されております。

 

 

「証拠となるエビデンスは少ないものの」という一言はアレとしまして滝汗

 

 

航空会社は各社この提言を踏まえて対応をしているわけであります。

 

公式ホームページにも「マスク必須」と書いてあるし、機内で食べ飲みする以外は外さないでくださいとアナウンスも流れます。

 

 

ですが、それを遵守しないお客さんに対しての毅然とした対応について、私はそこがまだまだ足りないと感じ、書いたのが先日の記事というわけです。

 

 

なお、

 

「満席で怖かった」という意見につきまして

IATAはこの文書で

 

「真ん中の座席を空席にし、ソーシャルディスタンスを作る必要はない」

 

としています。

 

ゆえに各社ともに、一部空席を作るといった対応は7月より廃止されている、ということのようです。

 

 

 

まとめると、

 

各社ともに

「旅客機の利用による新型コロナウィルスの感染リスクは他の交通機関より低い可能性がある」

という提言のもと、感染対策を行なっている

 

 

ということ

 

 

こちらの是非はともあれ、

提示いただき、大変参考になりました。

 

 

 

これをもとに、利用する、しないにつきましては、

改めて皆さまご自身で判断されるところではないでしょうか。

 

 

 

以上、続報および補足事項、お送りいたしました!

 

 

 

また何か動きがありましたら、こちらで速報させていただきますDASH!