ドイツ組織細胞療法を始めて7か月 | しちふくのひとやすみ

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獣医師&獣医鍼灸師&レイキヒーラーである
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組織細胞療法を始めて約7か月経ちました。
 
組織細胞療法で使用する組織細胞剤は
健康な細胞から作られた製剤で
ドイツでは医薬品として認可されています。
 
日本ではほとんど知られていませんが
ドイツでは50年以上の歴史があり
効果や安全性が認められています。
 
組織細胞剤に生きた細胞は入っていません。
 
細胞の中にある液体(細胞質基質)から
作られていて、
細胞が働くための酵素やサイトカインなどを
含んでいます。
 
細胞質基質の成分は細胞の種類ごとに異なり、
その成分の違いによって
細胞独自の働きが生まれます。
 
それぞれの細胞の働きを決める情報が
組織細胞剤に含まれています。
 
細胞の働く情報を入れてあげるのが
組織細胞療法です。
 
 
組織細胞療法は細胞レベルでの臓器移植
と思ってもらうと分かりやすいと思います。
 
健康な心臓細胞から作られた組織細胞剤は
弱った心臓細胞を活性化させます。
 
健康な肝細胞から作られた組織細胞剤は
弱った肝細胞を活性化させます。
 
健康な免疫細胞から作られた組織細胞剤は
弱った免疫細胞を活性化させます。
 
組織細胞療法はドイツ自然療法の一つです。
 
自然療法というと科学的根拠のない迷信と
思う方もいるかもしれませんが、
以前も書いたように
科学で説明できないことの多くは、
現代科学はまだ未熟すぎて
解明できていない事柄です。
同じようなことが書いてあって驚きました。
 
ドイツでは、
ステロイドや抗生物質を使う治療法は
野蛮な医療であり、
自然療法のほうが最先端の医療と
考えられているそうです。
 
しかも、投与は皮下注射するだけなので、
あっという間に終わります。
 
 
先月から組織細胞療法を始めた
15歳のmix犬の柚さんの飼い主さまが
治療経過をブログで紹介してくれまので
リブログさせていただきます。
 

 
先日、柚さんの飼い主さまから
血液検査で腎機能を示すBUNの値が下がった
と喜びの報告をいただきました合格
 
リブログを快諾してくださったmaoさん、
ありがとうございましたハート
 
 
 
この他にも、
 
にゃー 猫白血病で重度の貧血のためグッタリしていた猫さんが、血液の組織細胞剤で元気になりました。
 
にゃー 鼻水が止まらなかった鼻腔内リンパ腫の猫さんは、鼻水が出なくなり、顔の変形も全くなく元気に過ごしています(この猫さんは、抗がん剤と組織細胞剤と漢方薬を併用しています)。
 
わんわん 鼻腔内腫瘍のためクシャミを連発し、クシャミのたびに鼻血を撒き散らしていたワンコさんは、鼻血がまったく出なくなりました。顔の変形もありません(この子は抗がん治療などはせず、組織細胞剤と漢方薬で治療しています)。
 
わんわん 肛門脇に大きくて固い腫瘍がありウンチが出にくかったワンコさんは、腫瘍が柔らかく動くようになり、ウンチが出やすくなりました(この子は組織細胞療法とがん免疫療法を併用しています)。
 
わんわん 膝蓋骨脱臼(パテラ)のため痛い脚を挙上して三本脚で歩いていたワンコさんが四本脚で歩くようになりました(この子は組織細胞剤だけで治療しています)。
 
わんわん 跛行があり左右の大腿の太さ(外周)が3センチ以上違っていたワンコさんは、左右の脚に均等に力を入れるようになったため、細かった腿が太くなり、太かった腿が少し細くなり、左右差がほぼなくなりました(この子は組織細胞剤と鍼と漢方薬を併用しています)。
 
わんわん 僧帽弁閉鎖不全症のため心臓の内服薬(西洋医学の薬)を始めるかどうかの瀬戸際だったワンコさんは、内服薬を飲まずに元気に過ごしています(西洋医学の検査は定期的に受けています)。
 
にゃー 大きな疾患はないけれど、いつまでも元気でいてほしいから、とアンチエイジングの組織細胞剤を使ったワンコさんは変わらず元気に過ごしています(この子は組織細胞剤と鍼と漢方薬を併用しています)。
 
わんわん アンチエイジングの組織細胞剤を使っていたハイシニアのワンコさんは先日旅立ちましたが、旅立つ前夜まで自分で歩き、ご飯を食べ、苦しむことなく穏やかに旅立っていきました(この子は組織細胞剤とマッサージとお灸を併用していました)。
 
 
組織細胞療法の基本的な治療パターンは
7日~10日に1回で5回連続が1クールになります。
 
連続して通院していただかければならないのが大変かもしれません。
 
病状により、違う投与パターンになることも
あります。
 
維持期になれば、
そこまで頻繁に投与しなくてよくなります。
 
ずっと投与し続けなければならない
ということもありません。
 
西洋医学のお薬は薬の作用が切れると
効果がなくなってしまいます。
 
組織細胞剤は、
健康な細胞の情報を入れるので
その情報で細胞が元気になれば
継続して投与する必要がなくなります。
 
組織細胞剤の費用は
1回5000円~12000円程度ですお札
 
組織細胞療法と鍼灸・漢方薬を
併用することもできますし、
組織細胞療法だけを受けていただくこともできます。
 
組織細胞療法が終わってからも、
東洋医学でフォローすることもできます。
 
ハーブ、ホメオパシー、ホモトキシコロジー
なども一緒に提供することができます。
 
身体に対して働きかける力は
ハーブ、ホメオパシー、ホモトキシコロジー
よりも組織細胞剤の方が圧倒的に強いです。
 
 
中には「どうもこの治療を信用しきれない」
と、途中でやめてしまう
飼い主さまもいらっしゃいます。
 
それはそれで仕方ないです。
 
100パーセント確実に治るとは
言い切れないので、
飼い主様に選んでいただくしかありません。
 
西洋医学と併用していただいてもいいです。
 
様々な選択肢の一つと考えてもらえばいいです。
 
 
私にできることは、
治療を求めて来る動物たちにとって
最善最良になるように
心を込めて診療することだけです。
 
組織細胞剤のエネルギーを整えてから
投与していますキラキラ
 
重篤な状態の子で
驚きの回復をみせている子もいますが、
かなり重篤な状態になってから
一縷の望みをかけて行うより、
比較的軽度のうちに始めるほうがお勧めです。
 
 
さまざまな可能性のある組織細胞療法を
一人でも多くの方に知っていただきたいです。
 
 
9月1日(日)、2日(月)の二日間、
ドイツ在住40年の日本人獣医師
クレス聖美先生の特別診療が
ピリカで行われます。
 
予約枠がだいぶ埋まってきていますが、
まだ若干の予約をお取りできます。
 
クレス先生の診療に日程が合わない方は
ピリカの獣医師が診療し、
クレス先生にご相談しながら
ドイツ自然療法を行っています。
 
 
気になる方はピリカメディカルサロンまで
お気軽にお問い合わせください。
 
 
 
 
必要な方に届きますようにハート
 
 
 

 

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