尾崎豊、久々に彼のアルバムを聴いて懐かしい感じがした。自分が若い頃は、カラオケでよく彼の曲を歌っていた。「I LOVE YOU」、「OH MY LITTLE GIRL」、「僕が僕であるために」など。 

 

 

Seventeen's map

 

 

 彼が「17歳の地図」というタイトルで書いた詩をマップにしてみた。

 

 

 
 

 

 

 マップを描きながら、どうしても気になった言葉がある。

 

 それは、「何のために生きてるのか解らなくなるよ」であった。

 

 まるで叫ぶような声で彼は歌っている。
 

 なんのために。

 

 なぜ。

 

 

 

一番大切な思い出

 

 

 映画監督である是枝裕和監督は、「なんのために生きているか」という質問に対し、

 彼が監督した映画「ワンダフルライフ(1999年)」で、こう答えている。

 

 「貴方の一番大切な思い出を1つだけ選んでください」

 

 映画「ワンダフルライフ」の内容は、

  死んでから死後の世界へと旅立つまでの1週間、死者達は「そこ」で一番大切な思い出を選ぶ。その思い出は、彼らと「そこ」のスタッフ達の手によって映画として再現される。そして、その記憶が頭の中に鮮明に蘇った瞬間、彼らはその「一番大切な記憶」だけを胸に死後の世界へと旅立っていく。

 

 人生で起こる出来事は、数え切れないほど多い。その中には、いい思い出もあり、思い出したくない思いでもある。でも、考え方を変えれば、悪い経験も良い経験に変わることもある。

 

 人生の旅は、自分が決めた道を歩むことなので、自分に起こるすべての出来事は自分から起因する。よって、どれを大切にするかは自分次第だ。

 

 「貴方の一番大切な思い出を1つだけ選んでください」と聞かれたら、

 

 みなさんはどう答えるでしょう。

 

 

 私はの答えは、

 

 「人生、そのもの自体が一番大切な思い出です」

 

 

 

想像は創造を生む

 

 

 上記のマップを今度は、イメージだけで作成してみました。

 

 

 

 

 具体的に言葉で表現していたものが、イメージだけになると、いろんな想像ができる。

 

 シンクワイズ・プランナーも想像から生まれた創造物である。

 

 テキスト中心の「ワードプロセッサー」から、

 マインドマップ中心の「マインドプロセッサ」に、世の中を変えようと。

 

 そこで私は想像する。

 

 もし尾崎豊が、「シンクワイズ・プランナー」に出会っていたら、

 人生の目標とスケジュールがある立派なマップを描き、

 実践し、幸せな人生を送っているかもしれないと。

 

 皆さんも「シンクワイズ・プランナー」との出会いが、大切な思い出の一つになるように。

 

 

 

歌詞

 

 

 十七のしゃがれたブルースを聞きながら
夢見がちな俺はセンチなため息をついている
たいしていい事あるわけじゃないだろう
一時の笑顔を疲れも知らず探し回ってる
バカ騒ぎしてる 街角の俺達の
かたくなな心と黒い瞳には寂しい影が
喧嘩にナンパ 愚痴でもこぼせば皆同じさ
うずうずした気持ちで踊り続け 汗まみれになれ
くわえ煙草のSeventeen's map

街角では少女が自分を売りながら
あぶく銭のために何でもやってるけど
夢を失い 愛をもて遊ぶ あの子 忘れちまった
心をいつでも輝かしてなくちゃならないってことを
少しずつ色んな意味が解りかけてるけど
決して授業で教わったことなんかじゃない
口うるさい大人達のルーズな生活に縛られても
素敵な夢を忘れやしないよ ワァオ!

人波の中をかきわけ 壁づたいに歩けば
すみからすみはいつくばり 強く生きなきゃと思うんだ
ちっぽけな俺の心に 空っ風が吹いてくる
歩道橋の上 振り返り 焼けつくような夕陽が
今 心の地図の上で 起こる全ての出来事を照らすよ
Seventeen's map

電車の中 押しあう人の背中にいくつものドラマを感じて
親の背中にひたむきさを感じて このごろふと涙こぼした
半分大人のSeventeen's map
何のために生きてるのか解らなくなるよ
手を差しのべて おまえを求めないさ この街
どんな生き方になるにしても
自分を捨てやしないよ ワァオ!

人波の中をかきわけ 壁づたいに歩けば
しがらみのこの街だから 強く生きなきゃと思うんだ
ちっぽけな俺の心に 空っ風が吹いてくる
歩道橋の上 振り返り 焼けつく様な夕陽が
今 心の地図の上で 起こる全ての出来事を照らすよ

Seventeen's map