いきなり考えを成果に変えようとしても、人生のビジョンやマスタープランなど、長いスパンで考えようとしても難しいと思います。ここではシンクワイズ・プランナーを活用してステップバイステップで考えを成果に変えるプロセスを説明して見たいと思います。
先ず、第一ステップとして自分の考えや行動を見つめ、観察し、記録することをお勧めします。シンクワイズ・プランナーはGoogleカレンダーと同期していますので場所によってはGoogleカレンダーを活用します。また、コメントなどはノートを利用します。
- 毎日自分の行動を観察、記録する。
- パソコンを使いにくい場所ではスマホやモバイルのGoogleカレンダーで記録する。
- コメントなど簡単な説明はノートにして付け加える。
- サイト、ワード文書、パワポインド文書、写真などの関連データはハイパーリンクする。
記録したプランナー画面を見て、重複的に発生するスケジュールなど、まとめて管理したい項目をプロジェクト化し、管理するようにします。その後、関連スケジュールや資料を該当のプロジェクトやスケジュールにリンクして管理すれば、長い間に行われたことが一目瞭然に把握できます。旅行などの個人的なことから取引先管理などの仕事的なことまで管理したい項目をプロジェクト化できます。
- 「取引先管理」の例として、前回のブログに「賢いプランナーの使い方」を説明していますのでご参照ください。
記録・管理のステップの次は、これからやるべきこと、To Doについて考え、短いスパンから計画を立てる練習をします。立てられた計画はプロジェクト化し、プランナーに自動反映して実行管理します。
- やるべきこと、To Doの項目を考え、並べる。
- 項目を予定に合わせて分類する。
- 実行項目ごとに詳細にスケジューリングする。
- ガントチャートを開いて全体の日程を把握し、調整する。
- To Doをプロジェクト化し、プランナーに反映、実行管理する。
週間・月間計画が蓄積されると年間の計画も立てやすいと思います。記録・管理から計画に考えを拡張し、目標とスケジュールを立てます。最初の目標と計画が狂った場合は、その都度計画を修正しながら実行管理することで自分の計画性や能力が客観的に把握できます。それが自分の考えを成果に変える基本条件でもあります。
- 月間計画を年間計画にリンク、コピー、移動してまとめて管理する。
- 本年度、次年度の年間計画を立てて管理する。
- 計画の実行結果により計画を見直し、自分の計画性や能力を見直す。
年間計画など、長いスパンで自分の目標や計画が立てるようになってからは、自分の人生を意味のあるモノに変えることにチャレンジします。その第一ステップがビジョンを設定することです。人生に対する自分なりの考え方、なりたい自分を想像してビジョンを設定し、そのビジョンを達成するために必要なミッションを考え出し、計画し、実行に移すことをお勧めします。
- 幸せや成功に対して自分の考え方をまとめる。
- 幸せな自分、成功した自分のイメージを描く。
- イメージとして描いた自分を達成するためのビジョンを設定する。
- ビジョンを達成するための具体的な目標、プロセス、方法としてミッションを整理する。
自分のビジョンを達成するミッションが整理できたら、次のステップはミッションを細かく分解して実行項目を考え出し、スケジューリングし、実行します。それが人生の究極的な目標を達成するための自分のマスタープランになり、夢見た自分を実現させるナビゲーターになります。
- 自分のビジョンを達成するためのミッションを具体的な実行項目に分類し、スケジューリングする。
- 100年時代を想定し、逆算して90まで、80まで、70までなど、それまでに何をすべきかを計画する。
- 常に自分のマスタープランを見ながら行動し、結果や考えをレビューし、マスタープランをアップデートする。
❖ シンクワイズ・プランナーはあなたの一生をサポートするツールです。自分の行動を単純に記録することから考えを成果に変える段階まで、活用次第でツールの本当の良さが分かります。
❖ 「矯めるなら若木のうち」の若い方は、自分を見つめて記録する段階から、「六十にして耳順う」年配の方は人生のビジョンとマスタープランを実行して100年時代の人生戦略としてみては如何でしょうか。
❖ また、「三つ叱って五つほめ 七つ教えて子は育つ」という言葉通り、自分の子どもに譲るべきことは教えることだと思います。一人の子供を育てることをプロジェクト化し、写真や動画、コメントなどの毎日の出来事を記録し、高校生くらいになった時に子供にそのプロジェクトを譲れば子供自身の人生のプロジェクトになるでしょう。その時、自分の経験を含め、自分の夢を叶える方法としてシンクワイズ・プランナーの活用法を教えてみてはいかがでしょうか。
※ シンクワイズ・プランナーに関する情報や問い合わせなどは下記のページをご参照ください。