2019年9月29日(日)晴れ
2019年10月3日(木)くもり 時々 晴れ

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2019年9月28日(土)~10月8日(火)は,第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体2019」が開催されていました。

茨城国体のホームページ

国体(国民体育大会)は毎年どこかの県で開催されていますが,近くで開催されていないとなかなか観に行くことができないので,今回,生まれて初めて国体の馬術を観に行ってきました(*´∇`*)♪
せっかくなので,感想など少々書いていきたいと思います。


【参考:今後の国体の開催県】

2019年 茨城県
2020年 鹿児島県
2021年 三重県
2022年 栃木県


2019年は茨城県で開催の 「いきいき茨城ゆめ国体2019」 です。
もちろん馬術も国体の競技の種目にあります!

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初日(1日目)と,
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最終日(5日目)に観戦に行きました。

ものすごくたくさんの観客で賑わっていて,席を確保するのが大変なくらいでした。
こんなに多くの人が喜んで馬術を観に来てくれているなんて,何だか嬉しかったです。
わたしもただの観客の一人に過ぎませんが,自分の好きなものの良さが伝わるかもと思うと,誇らしいような,何とも言えない嬉しさが込み上げてくるものなんですね(●´ω`●)♪

天候にも恵まれ,特に初日は一日中暑かったです。
観客席に屋根はなく,日傘の使用も禁止なので,帽子は必須です。水分補給のためのドリンクは無料で配られていましたが,日焼け止めとタオルもあると良いかと思います。また,暑さのあまり,写真やビデオ撮影に使用していたスマホが熱を持って機能停止してしまったことが何度かあったので,保冷剤を持っていけばよかったなぁと思いました。

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障害馬術の試合会場

ダービー競技で使われる小さい丘のような場所も奥のほうにあります。
青い空に緑! 広い!.。゚+.(・∀・)゚+.゚

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馬場馬術の試合会場

背景が森という,写真映えする環境です。
最終日には森の上空にトンビが舞っていました。

水戸農業高校の畜産科の施設内につくられた特設競技場ということでしたが,今後も是非活用してほしいくらい,とても素晴らしい会場でした。
国体が終わったら撤去しちゃうのかな……?(´・ω・`)  もったいない!

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高校の馬術部で飼育されているポニーたちが,ふれあいコーナーにいました。
もぐもぐもぐ……
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「がんばってね♪」

馬ってマイペース(笑)

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配布されていたミニプログラムと観戦ガイドブック。
見やすくて,ルールなどもわかりやすく書かれていたので,とてもよかったです。

余談ですが,馬に乗っているキャラクターは 「イバラッキー」 といいます。まん丸のボールみたいな体型で馬に乗っていることにびっくりです(笑)。馬上で転がりそう(笑)。


さて,肝心の試合!
馬場馬術と障害馬術は平行して同じ時間帯に行われているので,片方を観戦していると,もう片方は観ることができません。
全部観ることはできないので,いくつか気になったものを選んで観ることにしました。


戦した競技

【成年男子 馬場馬術競技】
【成年男子 トップスコア競技】
【成年男子 ダービー競技】
【成年女子 自由演技馬場馬術競技】
【成年男子 六段障害飛越競技】



馬術はローカルな試合でもオリンピックでも,男女別に分かれていないのですが,何故か国体では女子と男子に分かれているようです(皇后杯があるから?)。
競技の結果は 
日本馬術連盟 のホームページを見てくださいね。(o^∇^o)ノ♪

馬場馬術は競技中に移動することができないので,誰かの演技が行われている最中は観覧席に立ち入ることができません。演技と演技の合間に移動することになります。

写真や動画を山ほど撮れたので幸せでした。('▽'*)♪

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実は本格的な馬場馬術の試合は観たことがなかったので,とても新鮮で感動しました。
ハーフパスや半ピルーエットという技も生では初めて観ました。
規定演技は地味な感じがしますが(ただ皆が同じ運動をするので比較はしやすい),音楽に合わせて運動する自由演技はフィギュアスケートみたいで,観ていて面白かったです。優雅な肢の運びに惚れ惚れします。燕尾服がカッコよく,音楽との相乗効果で感動が胸に迫りました。


競技と競技の合間には,会場内の出店などを見てまわります。
こういうのは言わば「お祭り」なので,たくさんの出店があるんですよね。
馬具や乗馬用品のお店,馬グッズや地元農産品のお店など,色々あって楽しかったです。
ただ,食べ物屋さんはすごく少なくて,お昼の時間帯に長蛇の列ができていました。周辺に飲食店などもなく,そこに長い時間かけて並ばなければならなかったのは,ちょっと残念でした。
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長靴(ちょうか)を持っていなかったので,欲しいなーと思っていたら,競技用ウェアのお店があり,ノリで試着をしていたらピッタリだったので購入しました(笑)。
いずれ買わないとなとは思っていましたが,まさかここで決まるとは思いませんでした。
茨城国体の思い出の品として大事にします(●´ω`●)♪

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このポニー用の馬着かわいい(*´ェ`*)(*´ェ`*)♪

5日目(最終日)には会場でお抹茶もいただきました。
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お茶席に飾られていたお馬さん。和種馬っぽい?


そして障害飛越競技!
ジャンピングは見慣れてはいるのですが,やっぱりすごく面白い!
解説者がその都度放送席からルールを説明してくれるので,初めての方でも楽しめたようで,会場は大賑わいでした。歓声や拍手が上がったりと,かなり盛り上がっていましたよ。
障害の競技は何種類かありましたが,どれもそれぞれ手に汗握る試合でした。

トップスコア競技
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ジョーカー障害という,クリアできれば得点が高いけれど,失敗するとめちゃくちゃ減点される障害が中央に設置された障害飛越競技。障害ごとに点数が決められていて,規定時間内にできるだけ多くのポイントを稼いだ人馬が勝ちとなります。コースは決められていないので,選手が自分の判断で跳ぶ障害や順番を決めます。同じ障害を何度も跳んでも大丈夫(ただし,障害は一度落とすと直してもらえないので,失敗するとその障害にはもう挑戦できません)。ハラハラしながら純粋にゲームを楽しんで観ていました。
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ジョーカー障害を跳ぶところ。

ダービー競技
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坂を駈け上ったり駈け下りたり,水の中を進んだりしながらジャンプをしていく,持久力なども試される競技でした。色んな動きをするお馬さんの姿を見ているのが本当に楽しかったです。水に入るのを嫌がるお馬さんが多い印象でした。水深がどれくらいあるのかわからないので,入るのが恐いみたいですね。
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ご当地障害の「納豆障害」。

六段障害飛越競技
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直線上に等間隔に六つの障害が設置された競技。最初は 100㎝,110㎝,120㎝,130㎝,140㎝,150㎝ で行われ,ノーミスでクリアした人馬が複数いると高さが上げられてジャンプオフになります。後半にいくほど高さは上がるのに,障害間の距離が変わらないので,難しいみたいです。
このときは結局,最終障害が161㎝ → 171㎝ → 181㎝ と3回ジャンプオフが行われ,ようやく決着が着きました。
もう……あの高さに挑むだけで,その勇気を讃えたい…….。゚+.(´;ω;`)゚+.゚ 自分の身長よりも高い所跳ぶなんて怖過ぎる……お馬さんは落としはするけど止まりはしないんだよ,偉いよ……。
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陸上自衛隊の方々が馬場整備の間こんな風に待っていました。


競技会に行って,素晴らしい試合を観るたびに 「わたしもこういうのやりたい~(*´∇`*)♪」 と思います。今回はダービー競技と馬場を特にやりたくなりました。六段障害飛越は観るのはいいけどやるのは怖いので遠慮したい……(^_^;)

あらためて思ったのは,やっぱり馬術はゲームとして観ていても面白いなぁということ。
馬は綺麗だし,動きはカッコいいし,ルールがわかれば勝負の行方が気になって観てしまいます。
お客さんも大勢いて,みんな初めてでも楽しんでいたようなので,いつか馬術も野球やサッカーのように観戦料取れるくらいメジャーになればいいなと夢見ています。

馬術の素敵さや面白さが,もっと日本中に広まりますように.。゚+.(*´ω`*)゚+.゚
「いきいき茨城ゆめ国体2019」は,これからの夢にあふれた素敵な大会でした。


いつも応援ありがとうございます♪

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