R.Life

The fishing is life itself !

2019.9.8 南アルプスの大和

2019-09-12 06:43:35 | Trout


-Day2-
am4:00

テントの外はとても寒いが
昨夜はよく眠れて良い目覚めだ
大きく背伸びをして頭上を見上げると
樹々の狭間に輝く星空がとても綺麗でした

午後からは台風の接近に伴い
天候が悪化する予報なので午前中まで
北沢を歩きながら釣りを楽しむ事にした

テントを片してサバ缶の朝食をとり
準備を済ませ
重いザックを背負い北沢へ

今日はどんな魚達が出迎えてくれるのか
熱く胸を膨らませ冷たい沢に立った



早々に瀬尻の緩い流れに定位するイワナが
一直線にフローティングミノーへアタック

ほんのりと黄色かかった樹々の葉と
スカイブルーの調和したコントラストで
心が晴れやかになる
本当に台風が接近しているのかが
疑わしくなる程だ

この沢には黒っぽくお腹が鮮やかなオレンジ色の
美しいイワナが多く
ヤマトイワナの存在を近く感じとれる

しかしこの沢も大小様々なイワナが泳ぐが
川底や水面直下、反転流の場所やバブル内の魚は
ミノーが見えてないのか全く興味を示さない
一番興味を示す魚の殆どが大き目な釜場の
トロ尻の流れが緩いポイントである



この写真の魚は尺上ほどだが
中には40前後の大イワナに無視され
魚が見えるだけにもどかしさを感じる

熊っぽい足跡が川辺に残されていた
まだ新しそうだ







手をつけると直ぐに悴むほどに
キンっと冷えた湧水が沢山あり飲水には困らない

冷えた湧水が流れ注ぐ釜場の
これまた緩い流れの尻で体をゆっくりくねらせ
優雅に泳ぐ黒いイワナ
ヘビーシンキングミノーを川底を転がすように
コロコロと引くと興味を持ち喰ってきた
水面を走る魚体はひときわ橙色が濃く
黒とのグラデーションが眩かった
ネットに収まったのは
正真正銘のヤマトイワナだった

ヤマトイワナを前に一眼レフを手に取り
電源を入れるがファインダーは黒いまま
どうも過酷な環境下で酷使し過ぎて
カメラが故障したようなので
代わりにスマホにて撮影をした

その後も数匹の綺麗なイワナに遊んでもらい
納竿にして北沢を後にした

広河原までは登山バスで下るのも楽で良いが
高く澄んだ青い空と
心地よく吹く涼しい風に誘われて
口笛を吹きながら足取り軽く山を下った。




-Trout Tackle-
Rod : Anglo&company
BORON+Paragon Graphite PR493custom
Reel : ABU Cardinal 3XBII
Line : VARIVAS SUPER TROUT advance
Double Cross PE ×8
Lure : BLINK 45HERA
CASKET BALSA TRAD 51HS
Anglo & company HOBO 50MD
Landing net : mouwood


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (papachan)
2019-09-23 08:40:40
ryo-fishingさん、こんにちは。
南アルプスも年々プレッシャーがきつくなっていますが、3000メートル級の山々に囲まれた懐の深さとイワナの美しさは魅力的ですよね。
ヤマトイワナにも出会えてうらやましいです。
私もまた来年チャレンジしたいと思います。
Unknown (ryo-fishing)
2019-09-24 13:05:47
papachan さん、こんにちは。
南アルプスは今や人気フィールドになってますね。
なんとかヤマトイワナに出会えたので良かったです!
しかし源頭部も交雑したヤマトとニッコウのハーフが殆どでした。
純血が絶滅するのも時間の問題なんですかね。

コメントを投稿