昨日、赤い銀行のセミナーを聞いてきた。
大変面白く、参考になった。
3つの長い講演をつないで、自分勝手に抽出すると、シナリオとしては
「トランプ大統領がどう叩かれようと、失業率の低下や国内の支持等々の実態から、勝った州の数で大統領が決まる選挙システムも影響し(総得票数ではない)から、再選するであろう」
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「トランプ大統領と中国の関係はトランプ続投により、現状のまま、もしくはエスカレート」がほぼ確定
「中国の人件費等の高騰は既に労働市場としての魅力を失っている」
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「グローバルに消費は減っておらず、グローバルに生産は継続しなければならないから
ASEANに対しての生産需要は中国以外のどこかに移動していく」
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「ベトナム等への投資が進む。一応、インドネシアも投資対象として可能性としては考えられる」
というメッセージになった。自分の中では。
しかし、ルピアの弱含みは継続、かといって大幅に変化するわけでもなさそうで、
国債を見た時の実質金利2%は結構いい線行っているらしい。
ただし、お金に関しても規制が多過ぎて、投資しやすい環境とはいいがたい。
(自由に外貨間で換金できない。=投機的な扱いを受けにくい)
これは、今後どうしようかと悩んでいる自分には
微妙に明るいトレンドがおきるのではないかと期待してしまう。
お仕事が中国からインドネシアにも流れてきて、中国人がインドネシアに流れてこないなら、
トランプ大統領が癇癪を起すたびに、なんか降ってくる可能性が高い。
ミサイルとかでないことを切に祈るが、仕事、お金が降ってくるのであれば、ありがたい。
諸刃の剣ともいえるが、期待したい。
従来の顧客は昔のルピア価格のまま値上げを認めないから(実質対ドルで40-50%の価格カット)、インフレ、人件費、ルピア安で、赤字は増える一方。
今後は、新規案件を中国価格で拾っていければ、道もあるのかもしれない。
高騰している人件費といっても中国の給与から見れば、まだまだ差がある。
トランプ大統領の癇癪には諸刃の刃ではあるが、続投するならそれでもいっか・・・と思った昨日のセミナーであった。
(アメリカ人は立派で優秀な人が多いのに、そのトップはトランプさんなんですね・・・・日本も安部さんになってやっと。。。という気もするから、どこの国も似たり寄ったりなのかもしれない)