https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66603990V21C20A1000000/
日経によるとNYダウが$30,000を超えた。
もう、30年以上も前だと思うが、当時アメリカにいたとき、見た新聞に
"So close"(こんなに近い)と大きくタイトルがでていて、$30,000に近づいたという内容のものがあって、未だに思い出すのだが、それをピークに世界は暴落に向かっていった。
当時のチャートを探してもWebでは10年位前までは戻れても、それ以前となると、とても難しい。
意図的に右肩上がりを強調したいから、削除されているのかもしれない。
しかし、ピークの後は必ず、下り坂になるのが株。ならなければ、そこはピークでないのだから、当たり前といえば当たり前だが、そうまで捻くれなくても、ある程度上がったら下がる。
当時は、まだサラリーマンというものに馴染めない、できれば遊んで暮らしたい生来の性格で、世の中のバブルに無縁の新人
(バブル期で、おいしい思いをしていたのは一部の営業や既に成り上がっている連中で、新入社員の初任給はわずかなもの。逆に世の中が大騒ぎして、勝手に物価も上がり、生活が派手になってく風潮にとても迷惑していた)
とはいっても、海外出張はビジネスクラスが当たり前だったから、恩恵を受けていないというのは100%当たらないかもしれない(当時のビジネスクラスは、椅子がちょっと広いだけの今のプレミアムエコノミー程度で料金だけビジネスクラスという代物。まだJALが倒産する前の時代)。
そんななかでの$30,000目前というのは、感慨深いものがあったが、ついに昨日まで超えることはなかった。
世界は、
1987年8月~1987年11月:-34%【ブラックマンデー】
2000年3月~2002年10月:-49%【ITバブル崩壊】
2007年10月~2009年3月:-56%【リーマンショック】
2020年2月~2020年3月:-34%【コロナショック】
となったのだが、コロナショックのあと、悲願の?$30000達成。
この間、JALが、いろいろ問題を起こしアンタチャブルな面々が壁の向こうからも蝕んで、倒産。いったん世の中からJALが消え、
その後ANAが頑張って、世界の空を担い、コロナに至る。
いつの間にか(鳴り物入りで?)息を吹き返したJALが今度はANAに襲い掛かり
再度、アンタチャブルな面々が、甘い汁を吸おうとメディアを巻き込んで画策中の今日この頃。
大変気の毒なことだが、当時のアンタチャブルな面々も、いい加減、爺になっているはずなので、早く死んでくれると、世の中も変われるのかもしれない。アフターコロナには消えてほしいが、消えてもまた次のがでてくるだけかもしれない。
JALで増資
というニュースをだしても、株価に影響はわずかであっても、ANAが増資というと、いきなり希薄化!と騒いで、株価を下げる。しかも、2回もこの手法で株価を下げている。ふつうは同じ話で2度は下がらないが、発表もしていないのに、メディア(ロイター)がバカ騒ぎする。
10月27日 ANA 1回目 ガセネタロイター
10月27日 ANA打消し おって、マッチポンプ ロイター
11月21日 ANA 2回目 半ガセネタロイター
ロイター通信は21日同社が2000億円規模の公募増資を決議すると報じる、同社は24日「当社発表ではない」とコメント。前週末比66円安の2466円。
11月21日 ANA 半打消し。マッチポンプ ロイター
この度に株価を下げる。2度はありえない。
一方JALは同じ内容なのに、プラスに報道
株価への影響は微々たるもの。
他にもいくつかの報道がANAにネガティブで、
下げた株を買いあさって、権力を復活させJALに統合というアンタチャブルな面々の意図でもあるのだろうか?
そういう弊害が世界中の随所にあるわけで、正常なビジネスをするというのは
この手の大勢&体制に睨まれると、つぶされるまでたたかれるのだろうか?
吸血鬼は日の光にさらせば、消えるが、こいつらは日焼けするだけ。。。(あんな"倍返しだ!"みたいな喜劇は現実にはおきない)
アーメン。
30年の年月を超えたNYダウ $30,000、現役中にみることができただけでも、良しとせねば。