言の葉花壇

何度聞いても美しい日本語に、今日もマナ女とカナ女がにぎやかに呟きます。ぜひお気に入りを見つけてください。

紅葉はよるの

2020年11月23日 | 古今和歌集

#紅葉はよるの……★☆ 見る人も なくてちりぬる おく山の 紅葉はよるの にしきなりけり: 紀貫之 : 歌意:見る人もいなくて散ってしまう奥山の紅葉は誰も知らない夜の錦の衣のようだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #古今和歌集 第五巻より■□■

 みんなぁ、元気ぃ~?

 みなさん、お元気ですか?

 わぁ~、カナ女さん、久しぶりぃ!

 ほんと!マナちゃん。

久々にマナちゃんとおしゃべりしたくなったゎ。

 カナ女さんがウチと一緒におしゃべりしてくれたら、ウチはものすごく心強いゎwww

この歌の意味の「夜の錦の衣のよう」っていうのがようわからんかってん。

 これはね、司馬遷が書いた『史記』の中の項羽の言葉で「富貴不歸故鄉、如衣繡夜行、誰知之者」という一説を歌の中に詠んだものやよ。

 ??? ちんぷんかんぷんやわ。

 つまり、成功して故郷に帰ってその姿を見せないのは、錦の服を着て、真っ暗な夜道を歩くようなもの。誰も、気づかない。という意味。

真っ暗な夜に豪華な衣装を着て道を歩いても誰も気づいてくれない甲斐のないことをしてるという意味やね。

 そう言えば、せっかくきれいに紅葉した木々も見てくれて褒めてくれる人がいないと甲斐がないわ。

紅葉も、他のそれぞれの花も、鳥も、空も、自然も季節に応じてきれいに見えるときは褒めたらなあかんのやね。

ウチもみんなにほめてもろたらできる子や!

これからも頑張るでぇ~。

だからちょっとくらいの失敗は大目に見てや。

 フフフ、こっそり自分を売り込んだわね。

私もこうしてちょくちょくおしゃべりに参加させてもらいます。

みなさん、どうぞよろしくね。


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