今回は名作ロマンティック・コメディ「愛しのローズマリー」(2001年)です。
ハル(ジャック・ブラック)は外見が良い女性だけを追い回してきたが、フラれまくって今や冴えない中年になっていた。そんなハルに有名カウンセラーが内面の美しい女性が美人に見える催眠術をかける。・・・
"Shallow Hal" Photo by Kerry Graham
source: https://flic.kr/p/2hPn2Wn
ハルは父親の遺言で性格はとにかく見た目が良い女性だけを追いかけて来たんですね。しかも、その遺言がトラウマになっているんです。
それにしても、ハルは自分のことは棚に上げているわけだから、余計に困ったものなわけです。
で、催眠術をかけられたハルはローズマリー(グウィネス・パルトロー)に出会います。
現実の彼女は体重100キロ以上の女性で、今までのハルなら知り合おうともせずに見向きもしないタイプです。
でも催眠状態にあるハルには美しい心の持ち主であるローズマリーが見た目も絶世の美女に見えるのです。
ローズマリーをハルは褒めちぎるのですが、そんなことを言われたことのない彼女はハルにからかわれているのかしら?と思うんですね。
でも、ローズマリーがボランティアをしている小児病棟で偏見なく子ども達に接するハルを見て彼女も彼を好きになる。
さて、ハルにかけられた催眠術と言う魔法が解けた時、二人の恋はどうなるのか?・・・
プラックユーモアを織り交ぜながら描く二人の恋。シンプルでド定番の筋書きですが、それがラブコメの王道。爽やかな感動を約束してくれます。
聞き上手って大事ですよね。大方相手の話を相槌うちながら聴いて、さいごに相手が言って欲しい一言をサラリと伝える。
人の美しさとは何か?どんな人とずっと一緒にいたいか?そういう大切なことを改めて教えてくれる物語ですね。
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