思いつくまま ヒトリゴト

藤沢の賃貸不動産、スタッフがつづるヒトリゴト(^^)

テントウムシのお話

2020-10-24 15:48:01 | 動植物雑学

 不動産会社にとって、物件に目を引いてもらったりする事は大事な要素の一つではあります。見やすい物件資料や、気になる文言、一目で大事な情報が見れる事が主に上げられます。ですが、その要素にも限界はあります。そんな時に別の観点から会社自体に興味を持ってもらう事によって、お客様が「ここで物件を探したい」と思っていただけたらと当社では日々試行錯誤をしております。季節にあわせた飾りつけは無論、最近は少し景観が寂しい場所に賑やかな仲間を配置する事によって、会社の雰囲気の良さが伝わればと手を加えました。

 この道は藤沢市役所に通じている為、人通りが多くとても目に付く場所です。それに面している窓ガラスへ物件カードを配置しているのですが、その下に配置する事によって下から上へも目がいくようにしています。こちらはダイソーさんでご購入させていただきましたガーデニングに用いる物だそうで、当社チーフがニコニコしながら用意していたのを覚えています。
アリミツバチテントウムシカエル。実際に見ると苦手な人もいるかと思いますが、こういった感じにデフォルメされているとかわいらしいです。

 話は変わりますが、私は大学時代生物資源学科にいた事から、動植物の話になるとうんちくやら雑学やらをつい話してしまいます。知らなかった事を知った時の「えー! そんな事があるんだ!」っていう人の顔を見るのが好きなもので、どうしてもしてしまうんですよね。そんなわけで、このブログでも話します。ええ、需要なんて知りません。誰かの目について楽しんでもらえればってだけで幸いです。

 

 まずどの子の話をしようかと考えた時、一般的にアリハチは彼らが普段何をしているのか? という事は、細かい事は知らなくてもなんとなーく頭に浮かぶ人は多いと思います。カエルも都市部で見る事は少ないですが、こちらも何となく何しているかはイメージが付くと思います。では、テントウムシはどうでしょうか? パッと彼らが何をしているか思い浮かびますか? おそらくあまりいないかと思います。指に着けて、上まで行くと飛んでいくっていうイメージは湧くと思いますが、実際何をしているのかはイメージしにくいと思います。なので、今回はテントウムシのお話をしようかと思います。

 

 テントウムシは見た目と触った感触の通り、甲虫に属する虫です。簡単に言うと甲虫というのはカブトムシやクワガタムシみたいな堅そうな虫の事を言いますテントウムシには様々な種類がいて、色によって食性が変わったりします。写真のよく見る赤いテントウムシナナホシテントウムシという種になります。その名の通り、7個の黒い斑点が付いている事からそう名付けられました。このナナホシテントウムシ、実は肉食で何を食べているのかというとアブラムシやハダニを食べて生きています。アブラムシは野菜等の歯部分の裏とかにくっついて歯を食べる害虫の事で、彼らを食しています。この時点で気づいた人がいるかもしれませんが、実はこのナナホシテントウムシ益虫と言われ、農家の人にとってはとても助かる存在なのです。アブラムシは農薬を使用すればそれこそ発生する事は少ないのですが、無農薬というブランドを掲げる場合彼らの協力は欠かせません。
と言っても、そこまで上手くいくものでもありません。彼らはかなりマイペースで自由な子達なので、すぐにどこかへ飛んで行ってしまう事が多いのです。なので、近年大学や研究所では飛べないナナホシテントウムシの開発が行われています。実際に野生由来の個体の中で、飛行能力の低い者同士を何世代もかけて交配し遺伝子改良をする事で遺伝的に飛べなくさせ、その農場のみに生息する天然の農薬――生物農薬として利用されたりもしています。ただ、外来種を取り入れてしまうと生態系を崩壊させてしまう場合もあるのでそこだけ注意が必要となっています。なので、取り入れる場所に生息しているテントウムシの種を使って、農場の守護者となってもらうわけですね。

 あまり難しい話をしてもアレなので、簡単に言えば農家の人にとっては心強いボディガードになる存在なわけです。
ただ、テントウムシの中には草食性の種もいます。彼らが農場に来た場合、問答無用に葉を食い散らかすので種によっては害虫となっています。ただ、そういったテントウムシは見た目が何だか悪そうな色をしているので判断が付きやすいのは幸い、でしょうか。

 当社ホームエイドは衣食住の住を適切にサポート・提供、仲介する場所として日々精進しております。当社は管理会社も担っておりますので、当社管理物件であればご契約後も困った事や相談事は24時間サポートにて承っています。藤沢市に寄り添い、皆様の住をサポートするある種の『ナナホシテントウムシ』として、当社一同日々励んでおります。

 賃貸だけではなく、借地権や土地活用、新規オーナー様のご相談もお待ちしておりますのでよろしくお願い致します。

 

 次回はミツバチについて話しますよ!! 管理課 N.O


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1 コメント

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Unknown (aki)
2021-03-02 18:54:50
憲法改正を急ぐ理由を知って下さい
突然の書込み失礼致します。
この度は皆様に知って頂きたい事があり、誠に恐縮ですが書込ませて頂きました。

マスコミが大きく報じぬ中、連日中国の日本領海侵犯が増大し、尖閣侵略を狙っている現状を、中国に侵略虐殺を受けるチベット等と重ねて今多くの方にどうか知って頂きたいです。

戦後日本を弱体化させる為、アメリカが作成した日本国憲法施行後、韓国が竹島を不法占拠し、その際日本の漁船を機関銃で襲撃し、多くの船員が死傷しました。

北朝鮮は国民を拉致し、日本全土を射程に入れるミサイルを数百発配備しており、尖閣には中国艦艇が侵犯する現状でも、憲法の縛りで日本は国を守る為の手出しが何一つ出来ません。

現在まで自衛隊と米軍の前に中国や北朝鮮の侵攻は抑えられて来ましたが、米軍がいつまでも守ってくれる保証は無く、時の政権により米軍が撤退してしまえば、
攻撃されても憲法により敵基地攻撃能力が無い自衛隊のみでは、日本はチベットと同じ道を辿りかねません。

9条の様に非武装中立を宣言しても、平和的で軍事力の弱かったウイグル等を武力で侵略し、現在進行形で覇権拡大を行い「日本の領海を力で取る」と明言している中国や、

核ミサイルで日本を狙う北朝鮮、内部工作を行う韓国が尖閣等から侵略の触手を進めているからこそ、GHQの画策により戦う手足をもがれた現憲法を改正し、自立した戦力と抑止力を持たなければ、国民の命と領土は守れないという事を

中韓側に立ち、印象操作で国民を煽動する野党やメディアの姿と共に
一人でも多くの方に知り目覚めて頂きたいと切に思い貼らせて頂きます。
https://pachitou.com
長文、大変申し訳ありません。

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