毎日スイッチングは時間分散術、1円から買えるが強み!

新型コロナウイルスは感染拡大の一途です。

人の移動は極度に制限され、イベントは自粛が続きます。




現金化の突風が吹く

経済は窒息状態です。2008年のリーマンショックとの比較でこの困難が語られています。

リーマンショックで9ヶ月かかったところを、このコロナショックは1ヶ月もかからず20%を超える下落です。先週は米国は緊急利下げでゼロ金利に戻してしまい、日銀はETF買い目標を年間12兆円と倍増しました。まったくの焼け石に水です。短期で必要な現金が枯渇しています。今週になって、米国ではコマーシャルペーパーの買取り、1兆ドル規模の経済支援策で1人あたり1000ドルの給付の検討に入ってます。納税の延長にも踏み込んでいます。

新型コロナの感染拡大はいつピークを打つのか?わかりません。かつてのスペイン風では1年間に3度の波があったといいます。感染が一時的に収まっても経済活動には厳しい制限がつきまとうはずです。

世界的にドル需要が一気に高まりました。金も原油もREITも売られ現金化に向かっています。もはやリーマンショックを凌ぐ危機と化しています。

毎日スイッチングは時間分散術、1円から買えるが強み!

あらゆる資産が売られ現金化され不当に安くなっています。資産形成の視点ではチャンスがやってきたといえるでしょう。個人投資家の最大の強みは「時間の制約がない」ことです。企業には決算が必ずあるため、現金がなければやむなく資産を切り崩さなければなりません。

私が保有しているREIT-ETFでも同じくです。東証REIT指数は3/19、18.51%の大暴落でした。不意打ちをくらいショックです。。ただ売り手は地銀です(日経新聞3/20『東証REIT指数、下落率最大に 「地銀が損切り」』)。決算期末を控えロスカットに動いたようです。

私も企業には勤める一介のサラリーマンです。企業の苦難は伝播してきます。ただ一方で、家庭をもつ一個人としてのスタンスは大事にします。地銀がロスカットするからといって狼狽して売ることはしません。

 

時間分散の効果を活かしましょう!
確定拠出年金では株式投信へのスイッチングをじわりと進めています。このブログのタイトルのとおり、「毎日スイッチング」しています。株式が不当に安いとはいえ、さらなる下落にも怯えています。新型コロナの感染がいつ収まるかも目処がつかない状況です。小分けにして少しずつスイッチングしています。

確定拠出年金は1円からスイッチングできます。証券口座で株式を単元株で買おうとすれば10万円オーダーとなり判断に迷います。
1円単位でしかも手数料なしでスイッチングできる確定拠出年金は、判断の負担も軽くて便利です。ぜひ活用しましょう。

 

まとめ

新型コロナウイルスで日々のニュースには閉塞感が漂っています。でも、個人としては冷静に状況を受け止め資産形成に励みましょう。