趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

神戸ペンショー 二日目 後半戦 キャップレスの調整をお願いし、広島半さんに軸を褒められるなど

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もう一本昨日と同じ様に調整してもらおうと思ったものの、持ってきている万年筆の中で調整してもらえそうなのがキャップレスしかありませんでした。
元は調整してもらうつもりではなくて、軸のかもし具合をWAGNERの森師匠に見ていただこうと持ってきていたものです。最近、森師匠がブログで、真鍮軸の万年筆を腐食させて古美化処理をされているのを見て、自分でも試してみたのです。
万年筆評価の部屋:真鍮製万年筆の古美化【最終章の一歩手前】
マットブラックのキャップレスだったのですが、この軸は塗装が剥がれやすいのでも有名です。
パイロット マットブラック仕様のキャップレスでメッキが剥がれる万年筆のエイジングを楽しもう - tsukico.
徐々に剥がれていくのを楽しむのも良いのでしょうが、ええいもう全部剥がしてしまえと、やすりとリューターで剥がして地金を出したのを硫酸銅で処理しています。
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ちょうど調整が終わった頃に、ふらっと広島半さんが来られて目敏く軸を見つけられ、「良い感じにアンティークっぽさが出てるね〜」とお褒めいただきました。
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その後、martさん自作の鍍金システムを見せていただいたり、jetsetterさんで國王的新衣を試し書きさせていただき、Pentonoteさんでink test card、ロンド工房さんでdünnを購入してから、兵庫県民会館に移動し、へろへろ会に参加して、てりすてさんにご挨拶したり、筆記具工房さんに夜の標べの軸を見せていただいたり、製作のご苦労などを聞かせていただいたりしました。
blog.livedoor.jp
「夜の標べ」の軸の光の加減による見え方の違いはヤバイです。目をうばわれます。
じゃんけん大会が始まったとのことなので、会場に戻り、じゃんけん大会には参加せずボーッと眺めながら、祭りが終わる侘しさにひたっていました。
主催者の皆様、出展者の皆様、こんな楽しいイベントをありがとうございました。
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