2018年10月12日㈮にはじまった、NHKドラマ10『昭和元禄 落語心中』。

第6話は、菊比古(岡田将生)の眼前で助六(山崎育三郎)とみよ吉(大政絢)が命を落とす、衝撃的な展開がありましたね。

この記事では、ドラマ『昭和元禄 落語心中』第7話「昇進」のあらすじと、作中に出てきた演目をお伝えします。
この先はネタバレになるので、注意してくださいね。

それでは、まいりましょう!

ドラマ『落語心中』第7話「昇進」のあらすじ

公式サイトでは、事前に第7話「昇進」のあらすじが以下のとおり公表されていました。

助六(山崎育三郎)とみよ吉(大政絢)の事故死から長い歳月が経っていた。
60代に入った八雲(岡田将生)は老いてなおその芸は美しく、落語界で孤高の地位を保っていた。
そして八雲の唯一の弟子・与太郎(竜星涼)は二ツ目になり独立…。

ではここからは、実際に放送されたドラマの流れにそってストーリーを追っていきましょう。


これまでの回想シーンが終わり、与太郎(竜星涼)の入門後の経緯に話が戻る

与太郎に真打ち昇進の話が持ち上がる。
寄席で活躍し、注目を集める与太郎。

小夏(成海璃子)が久々に八雲(岡田将生)のもとを訪れる。
「いま妊娠3か月。子どもを産む。」と報告。

そこにちょうど与太郎がやってくる。

小夏「一人で産んで一人で育てる。父親は言わない。」
付き人の松田は、家に戻ってくるよう小夏に強く勧める

八雲は松田とともに先代八雲の墓参りに行く。
二人は過去を振り返る。
助六たちが死んで24年が経った。

そのころ八雲宅では、与太郎と小夏が話している。
小夏に頼まれて与太郎が「野ざらし」を演じる。
それを聴いた小夏は父・助六を思い出す。
与太郎、突如小夏にプロポーズ。
「おれ、その子の父親になれねぇか?」

墓地には助六の霊が現われ、八雲が語りかける。
これまでの自分を責める八雲。

そこに与太郎がやってくる。
「真打ちになったら、助六の名を継がせてください」
「勝手にしな。」


寄席にて。
八雲はトリで「死神」を演じる。
八雲は落語家として円熟を極めている。

結婚について互いに考える小夏と与太郎。
与太郎は改めて小夏にプロポーズする。
心を動かされる小夏。

真打ち昇進を前に、与太郎が元ヤクザであるとの週刊誌報道がある。
落語界に動揺が生じる。

八雲はある人物に会いに行く。
その人物は与太郎のヤクザ時代の組長であり、小夏の子の父親でもあるのだった。

(第7話、終了)

ドラマ『落語心中』第7話「昇進」に出てきた演目

  • 「野ざらし」(与太郎、八雲宅にて。小夏に頼まれて聴かせる)
  • 「死神」(八雲、寄席にて。)

次回予告

ドラマ『昭和元禄 落語心中』第8話「誕生」のあらすじです。
次回も楽しみですね!

妊娠した小夏(成海璃子)は、父親が誰なのか、頑なに秘密を貫く。
与太郎(竜星涼)は、かつて自分が所属したヤクザの組長(中原丈雄)が父親であるらしいことを突き止め、対決することに。
事態を静観していた八雲(岡田将生)は、小夏との関係に悩む与太郎に、ある落語を教える。
その一席の落語がやがて、与太郎と小夏の運命を大きく動かしていく…。

感想・まとめ

今回はこれまでの長い回想シーンが終わり、八雲の老年時代、弟子の与太郎が真打ちを目指す時代に戻りました。

ポイントになったのは小夏の妊娠。
父親を明かさない訳ありな妊娠は、今後のストーリーにも大きな影響があるでしょう。

与太郎は、真打ち昇進を目の前にして小夏にプロポーズしたり、週刊誌にバッシング報道をされたり。
果たして今後の与太郎の人生がどうなるのか、公私ともに気になる展開となりました。

今回は全体として、残すラスト3回に向けた布石を据える回ということなのでしょう。
最後まで目が離せそうにないですね。

ドラマ『昭和元禄 落語心中』は、毎週金曜日よる10時から。
全10回の放送予定となっています。
次回も楽しみですね(*^^*)

それでは、また次回オンエア後にお会いしましょう!