「孔明並の超強化の入った司馬仲達かぁ！」
「ここは、ライネス師匠を揃えて『エルメロイ三竦み』うぃ完成させて、悦に浸るのが普通じゃないか？
……そう言えば、三田先生はライネス引いたんだっけ？」
「wiki見ろよ、載ってるだろ？」
「百科事典ってどういう意味だっけ？
まあ、いいや……」
「うう、とりあえず……
極大成功したら、引いてみるよ……
呼符分」
「最低でも11回引けよ」
「気が向いたらな。
どうにも司馬仲達に共感できなくってね」
「一応、三国志の最終的な勝者だろ？」
「三国志に勝者はいないよ。
魏呉蜀のいずれも勝たなかったんだから」
「魏→晋って流れで、正史も魏で書かれてるじゃないか？」
「国家としての流れはね。
ただ、それだって『勝者』の歴史だよ。
司馬遷は優れた歴史家だと思うけど……
原書じゃないしなぁ……
王朝毎に有利になるように、過去を改竄するのは歴史的にどこでも行われていたことだ」
「つまり、資料的価値の『汚染』があったのでは？
……と」
「これは、前にどっかで言ったような気がするけど……
書いた人間の鑑定眼と公平性を誰が担保するんだ？
実際会って面接したわけでも無いだろうに……」
「むちゃくちゃな前提条件じゃないか！？」
「どの資料を可として、どの資料を不可にするかによって、歴史の見方は変わってくるんだよ。
つまり、FGOは『世界史』である！」
「菌糸類の妄想にそこまで、付き合わなくても良いんだよ？
あ、そう言えば、こいつはこいつで『日本人ケルト起源説』の信奉者だった……」
「我々、ダナンの民はーー」
「毒電波の受信はヤメレ！！」
