黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

良書と人をつなぐ~ブログをやっていてよかったなと思う時

先日、わがブログ「黒柴スポーツ新聞」が久々アクセスを集めた。毎日200いけばよい方なのだが、9倍の1800いった日があった。昼休みに異常に気付いたのだが、どうやら週刊ベースボールONLINEで吉村禎章の記事が出たことで検索され、この記事が読まれたようだ。

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たくさんの方にお越しいただいたことはすごくうれしかったのだが、もう一つうれしいことがあった。記事の中で取り上げた高山文彦「運命」が売れた。記事の内容補完程度にAmazonアフィリエイトをやっているのだが、どなたかが購入してくださったのだ(本当にありがとうございます!)。少額なりとも紹介料が入ることもうれしいのだが、それ以上にうれしかった。

運命(アクシデント)

運命(アクシデント)

 

「運命」に興味を持ってくださったこと。そして「運命」を買ってまで読もうと思ってくださったことがうれしかった。興味を持つことと買うという行動は近いものの、実際には二つの間には深い川が流れている。最近はネット上でクチコミや評価がすぐ見られるから衝動買いはずいぶん減ったのではなかろうか。このご時世で衝動買いされる商品は素晴らしいと思う。というわけで「運命」を購入された方が衝動買いされたのかよくよく吟味されたのかは分からないが、どちらにせよ「運命」という作品に心を動かされたことは間違いない。世の中に絶対はないから確実に満足していただけるとも限らないのだが、野球にまつわるノンフィクションを読みまくった私は「運命」を自信を持っておすすめできる。

 

ブログをやっていてよかったなと思うのは「共感」できた瞬間だ。黒柴スポーツ新聞はソフトバンク与党だからソフトバンクの勝ち負けをファンの皆さんと一喜一憂したい。あるいは特定の選手を親身に応援したい。時には「あんなことはダメだろう」という批判も。そんな感じの共感だ。今回は「運命」って本は面白そうですよね、という共感ができた。数多あるブログの中からわが黒柴スポーツ新聞に来ていただいて、素晴らしい作品との縁を作っていただけて感謝。素晴らしいセレンディピティー。かくいう私も先日面白そうな本を新聞の書評で発見した。素晴らしいセレンディピティー。また近々古本屋に買い付けに行ってこよう。ちなみにこの投稿で通算900号。次は1000号目指してコツコツやります。応援よろしくお願いいたします。


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