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ベビーシッターって稼げる?意外なデメリットや保育園との違いを現役シッターが解説!

更新日:

こんにちは!保育ライターのあーみ先生です。

先日、就活中の保育学生さんからこんな質問が来ました。

「ベビーシッターさんのお給料って安定していますか?」

 

お給料の安定…!気になるところですよね。

ベビーシッターへの転職を考えているならなおさら。

 

あーみ先生は保育士、ベビーシッターどちらも経験しました。

ベビーシッターの方が稼げるって聞くけど本当かな…?

と疑問に思いながら始めた3年前。

現在は東京都内で現役のベビーシッターとして活動しています!

 

今回は実際にやったみた経験から、ベビーシッターの仕事の特徴、保育園との比較、意外なデメリットなど、リアルな感想をまとめました。

  • ベビーシッターの仕事が実際どんなものか気になっている
  • 保育士からベビーシッターへ転職するか迷っている
  • 副業として稼げるのか知りたい
  • 注意することやデメリットも知っておきたい!

という方はぜひチェックしてくださいね!

 

1、バイトから始めるのもおすすめ

常に職場が用意されている保育士に対して、ベビーシッターは常に職場があるとは限りません。お客様から依頼があって初めてお仕事ができます。

保育士経験があればすぐに依頼があるかというと…実はそうでもない。

地域によってはベビーシッターが全く普及していないエリアもあると思います。

意を決してベビーシッターに転職したけど、仕事がない…なんてことにならない為にもシッター会社でアルバイトをすることから始めてみるのも良いですよ。

 

別の仕事で安定収入を得ながら、副業として週末や夜だけ始めてみるというスタイルもおすすめです。

 

保育園とベビーシッターを比べて自分に合った働き方が見つけられるといいですね。

 

2、保育園より忙しさはない

行事もなく、お預かりする子どもは1人から3人が多いベビーシッター。複数人お預かりすることは、イベントシッターや兄弟がいるご家庭以外ではほとんどありません。

保育園に比べるとゆっくりとした時間が流れます。子どもとも1対1で深く遊び込むことができるので、きめ細やかな保育ができるのも魅力の1つ。

その代わりに、園長先生や先輩保育士も居ないので、自分から学びにいかないと保育士として成長しにくいと感じることがあります。

 

保育園よりも忙しさはないけれど、保育力を上げるために情報収集と学ぶ姿勢は忘れないようにしたいですね!

 

3、家庭と深く関わるやりがい

保育園だとご家庭とプライベートの付き合いを禁止されることもありますよね。ベビーシッターはご自宅に上がることが多いので、ご家庭と深く関わることになります。

園では見られなかった子どもの姿、面談では知ることが出来なかった保護者の悩みを身近で見ることになります。

ご家庭との距離が近い分、保育士よりシッターの方が頼られている感覚は強いです。

 

本当に小さな成長にも家族同然で一緒によろこびあえるのは、シッターならではだと思いますよ。

 

4、安定を重視するなら保育士がおすすめ

保育士でアルバイトをするよりもベビーシッターの方が時給が高いことが多いです。ですが「安定」を重視するのなら、断然保育士。

子どもは成長していくもの。

ベビーシッターで定期契約がとれても、数年後には契約解除になる可能性が高いのです。ベビーシッターは先行き不安なのが正直なところ。

 

  • 常に安定して仕事がある
  • 給料に売上が関係ない

この2つは保育士のメリットです。

給料が安いと嘆きたくなるかもしれませんが、売上がほぼ関係ないのに安定して仕事があるのは、恵まれた環境であるとも言えますね。

 

仕事がなくなる不安がストレスになるのなら、安定して仕事がある保育園勤務の方が合っているのかもれないですね。

 

5、ストレスフリーなのはベビーシッター

基本的には1人で仕事をするので、先輩とのいざこざがありません。なので、先輩の目が気になる…というストレスがなく、のびのびと保育をすることができます。

その反面、責任は全て自分。

アドバイスをくれる先輩も、トラブルが起こったとき一緒に謝ってくれる園長先生もいません。上下関係のストレスはないけれど、責任は重く感じます。

 

私は保育士としてある程度経験を積んでからベビーシッターをしました。なので、その経験を活かしてベビーシッターができたことが良かったと感じています。

突然の体調不良のときも、ずっと泣き止まないときも、自分で判断をしなければいけません。その分、保育士としてのスキルは高められるでしょう。

 

責任を感じるストレスとどう向き合っていくのかがベビーシッターを続けていくには必須かもしれませんね。

 

まとめ

あーみ先生的な結論は…

  • 安定を求めるなら保育園
  • チャレンジしたいならベビーシッター

です。

 

ベビーシッターで稼げるかどうかというのは、活動するエリアや、どれくらい仕事の依頼を受けることができるかで、かなり変動があります。

実際に月50万円以上稼ぐようなシッターさんもいますし、ほとんど仕事が入らない…というシッターさんもいます。

生活がかかっているような場合は、慎重に始めてみるのがいいかもしれません。

 

ベビーシッターは自分で仕事を取ってくる「営業力」も必要になってきます。

新しいスキルを身につけられるので、これからの時代、ベビーシッターも経験しておくのは良いと思いますよ!

やったことがないことは誰でも不安です。経験したからこそ見えてくるものがあるはず。興味があるのなら、何でも1度は試してみることをオススメします!

保育士の働き方は1つではないので、あなたに合った働き方が見つかりますように。

 

この記事を書いた人

あーみ先生

保育園に4年勤務後、いろいろな職種を経て、現在は保育士のほか、ベビーシッターとして活躍中。

 

ベビーシッター体験談

今回の相談はライターのあーみ先生にお答えいただきましたが、私、ぽっくる先生もベビーシッターとしてお仕事をしていました。

保育士からベビーシッターに転職し、最初の頃に感じたギャップやリアルな体験談、資格の有無についてもまとめていますので、興味がある方はこちらもぜひ!

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YouTube動画

ぽっくる先生、2020年7月から「保育×フリーランス」をテーマにしたYouTube配信を始めました!

第3回では

  • ベビーシッターの仕事の仕組み
  • 1日の流れ
  • どんな人が依頼してくる?
  • 子どもの年齢は何歳くらい?
  • 具体的な依頼内容

などなど、かなりリアルにお話しています。

 

「ベビーシッターについてもっと知りたい!」という方はこちらもチェック~!

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