こんにちは
ハンドメイドジュエリー作家
たかはしひろです。
前回の冒頭では寒い~的なことを言っていたのに
今週はもうすぐ春の陽気ですね、伊豆では桜まつりが始まりました。
冬場は体調の良い日にだけ 海まで走っているのですが(自転車で)
港に訪れる鳥たちの姿は 春が近いことを知らせてくれます。
この時期いつ来ても この鳥たちはここに居ます、かなりのお気に入りスポットのようです。
たくさんいますね 何しているんでしょう
え?空にも水の上にも鳥の姿が見つからない どこかって?
少し寄ってみましょうか
密集なぜかこのロープにだけいつも留まってるんです、ゆらゆらが好きなんでしょうか
この鳥は東京の人なら誰でも知っている
知っているけど見たことはない
名前はユリカモメです。
カモメの中でもずんぐりして、ボクは好き今度カメラ持って、もっとアップで撮りいこー
さて たっぷりと外の空気を吸い込んだところで、今日も健全に引き篭りましょう
先週からスタートしましたフラワーレースの原型づくりの続きです。
今週は、ドリルで開けた小さな穴を起点に、透かしを広げていきます
とその前に、治具作っておこう
よっし!こんなもんかな
これは追々使うものなのです、原型彫刻の最後らへんで使用します。
改めまして、透かし行ってみましょう 最初に開ける穴は
中央に入る宝石の石座を彫らないと行けませんこの順番も重要です
って言っているうちからもう彫れた 怪しげな魔法陣っ
紹介が雑っ 作業写真を撮り忘れましたゴメンなさい
宝石をはめ込むためのくぼみを彫る作業を【サラモミ】と言います
写真では石が傾いていないか実際に嵌めて確かめています。
宝石がまっすぐ上を向くように、石の形に合わせて正確に少し深めに彫ります
ちなみに一緒に写っている工具がサラモミに使うセッティングバーです本当は貴金属にしてから使います。
日本では職人が当たり前に使っているこの便利ツールなのですが、本場イタリアにはこれがないんです
向こうで勉強していたときはそれはもう大変でした、顕微鏡もないんですよ代わりにヘッドルーペでした
ボクのやり方はお互いの国の技術のいいとこ取りなんですよ。
そしたら、いよいよ透かし開始
いろんなドリルを駆使して中央から肉抜きしていきます
写真では中央のすぐ脇の放射状に6か所とそのすぐ外側の上下2か所を透かしました、一晩作業してこれがやっとです。
素材はすごくもろいので、集中力と忍耐が必要なんですよ
正常に切削すると、削りカスはこのように白く粉のようになります
ちょっとでも早く作業を進めようと、ドリルの回転数を上げてしまうと・・・大失敗
裏側がこんなことになってしまいました
溶かした蝋を盛って補修中
こんなに大きなクレーターがどうしてできたの?
じつは、右上に写っているコレが 削りカスの成れの果てなんです 固まってるー
削りカスが溶けて、ドリルの軸に巻き付き、それが裏に大穴開けていたんです。
蝋は熱に弱く、ドリルの回転が早いと摩擦熱で溶けてしまうんですね
だから作業はゆっくりゆっくり進めるほかないのです
補修完了
さ~て 元通りになるかな
早くやろうって思うと駄目ですね~
雑念は失敗の元、座禅で組もうかね
お客さんの笑顔を思い描きながら
今日の失敗は明日の成功への一歩
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富士山の頂上で暮らし
自転車で6000キロを旅した作家がつくる自然モチーフのアイテムたちには
街で暮らす人たちに少しばかりでも環境を意識して生活して欲しいとの願いが込められています。
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lacejewelyの名でMars&Marsayの新作や制作
カメラのことも勉強しながら、これから多くの方たちに見てもらえ