こんにちは、ハンドメイドジュエリー作家
たかはしひろです。
みなさん、ブローチを購入する際に
重さを気にしたことはありますか?
ブローチの重さは10グラム以下が一般的です
ジュエリーでは7~8グラム前後が好ましいとされています
あまり重いものになると、薄手の衣服にたるみが出てしまうからです。
せっかくのお気に入りのブローチでも
たるみが出てしまうとかっこ悪いですよね
そんな時には、ブローチと同じサイズのフェルトの端切れを衣服の裏にあてて
フェルトと一緒に針を通すと改善できます
気になった方は試して見てくださいね。
そうそう、ピンブローチともなると、針を通すのは1ヶ所になるため
ボクはピンブローチをつくるときには、ブローチの適正な重さの、さらに半分の重さを心がけています。
5グラム未満と行ったところですね
軽い方が衣類にもダメージは少ないですし、外れて紛失もしづらくなりますからね。
今回のインコブローチはサイズが少しあるので
裏の処理には、普段より多くの手間をかけています👇
裏抜きという工程ではノミの跡をあえて残して完成です
ここまでの道のりは平坦ではなかったですシリーズ最初の話はこちら👇
蝋は薄くすると透けるんですよ、今回は色の薄いブルーを選んだのも透けやすいからです。
光の透け具合の濃淡を見て、厚いところはもう少し薄く
それでも表に貫通しないように注意します厚み0.8ミリくらいかな?
この時点で0.38グラム! 予想より軽くできてホッとしました
銀にすると3.99グラムになる計算です
この状態では合格なのですが
これからピンブローチの針を溶接したり
真珠を足元にセッティングするため
使う方の扱いやすさを考えたら、もう少しダイエットが必要かも?
と、その前に針を立てる位置を計算して割り出しましょう
重心は線の交わるところ👆、針を立てるならその少し上がベストです。
このひと手間で
ピンブローチを着けたら、いつの間にかクルクル回転している煩わしさが軽減されます
今回は特に、モチーフが木にとまる小鳥ですから
上向いたり下向いたりしないよう、工夫しなくてはね
針を立てる位置が決まったところで、次はその土台作りへ
裏抜きされているので、その上に橋をかけて、針を立てる計画です。
最初はただの板を掛ける発想しかなかったのですが
ここにもデザインしてみようと思い、また時間をかけてしまいました 6案展開しました
いずれも飛ぶ鳥のシルエットを描いて見ました
ここでもパソコンでは拡大して描けるのが裏目に出てしまう
実際は数ミリの彫刻になることを忘れてしまうのよね
シンプルにわかりやすい構図の こちら👇に決定
早速、蝋細工にして
定位置に配置します。
顕微鏡がないと くっつけることも困難なサイズですね
でも飛ぶ姿にこだわりがありました
インコの一生は、人に比べると儚いものですが
一緒に過ごした時間はいつまでも人の心の中に
大切に残るもの
飛んでいる姿を裏に描くことで、空の上からいつまでも見守っているよ
そんなメッセージを込めてみました。
来週はこのミニ鳥に彫刻をしていきましょう。
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富士山の頂上で暮らし
自転車で6000キロを旅した作家がつくる自然モチーフのアイテムたちには
街で暮らす人たちに少しばかりでも環境を意識して生活して欲しいとの願いが込められています。
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lacejewelyの名でMars&Marsayの新作や制作
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