こんにちは
ハンドメイドジュエリー作家たかはしひろです。
タイトルのオバケポーズ?一体どんなポーズ?
きつねってよくこんなポーズを取ることがあります。
前回告知したので、今週は新作銀きつねのブローチの仕上げです
果たして完成したブローチは、オバケポーズなのかどうなのか
みなさま判定をよろしくお願いいたします
銀になって工場から戻ってきたブローチたちです
あっ
のっけから見えてる
こちらがそのキツネ、以前つくったマスターが左 型取りして複製した製品が右になります。
右の製品版も工場で機械研磨をしてくれてあります
シルバーアクセサリーとしてならば、このまま販売してもよいのですが
僅かでも表面がざらついているものは、ジュエリー作家としての名折れ、数千円の品にも意地があります
こちらもジュエリー品質までピカピカに研磨していきましょう
まずは湯道(枠)を糸のこで外しましょう
オスとメスはじめて切り離しました
研磨も10倍率顕微鏡で磨いています 作業中はこの位に見えているんですよ👇
アップにするとゴツゴツしているのが見えます、鋳物の表面鋳肌と言います
このポツポツ毛穴を綺麗な美肌にしていきましょう
開始早々こんなところに巣(ス)を発見👇
クレーターのように陥没している巣は、鋳造時に気泡が混じるとできてしまう厄介者
肉眼では見えないので拡大してみましょう👇
これはイケません このまま研磨はできません、超硬ヘラの出番です(さっきから指差してる道具)
努力の末、消しました
指先に力を込めるこのヘラ掛け作業は、きつね全体のごつごつを平らにするまで行います
これがいつも腱鞘炎になる原因です体張って頑張ってます
研磨の下処理を終えたら機械の出番です
茶は粗目→このあと青い細目と
荒さを変えて二度ほど全体を磨きます
お次はバフ掛けです☟
フェルトバフで全体を均一に、面ダレを整えます
ここでやっと、表面がきめ細かく滑らかに
でもまだまだ
次にコットンバフで小さな傷消です、研磨剤はちょっと粘り気がある赤
研磨剤を変えもう1巡したら、バフを鹿革にして仕上げです
この瞬間がとっても気持ちいいパッと見た目が変わるんですよ
見やすいように下半身だけ掛けてみました👇
下処理と手順を正しく行うと、最後に鏡のようにキラキラになってくれます
ひとつでも手順を飛ばすしたり中途半端だと、キラキラしないのが研磨の難しいとこ
でもそこが奥深い世界
最後に超音波洗浄で研磨剤をしっかり落とします
そして完成でーす
オバケポーズに見えるかな
ほんとは狩りのポーズなんですけどね。
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富士山の頂上で暮らし
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