こんにちは
ホリスティック獣医Saraです
まだまだ残暑が続きますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか~
病気を改善したり健康を維持していくために必要なことというのを日々探求して皆さんにお伝えしているところですが、「余計なものを入れない」「入れたらできるだけデトックスする」というのは本当に基本だなぁと感じているところです
たとえば、
ワクチンを打つとき、フィラリアのお薬を与えるとき、ノミ・ダニ予防薬を使うとき、抗がん剤を使うとき、手術を行うとき・・
ハーブやサプリメントなどで体調を整えるだけでもかなり身体への負担を抑えられます。
でも、特に大掛かりなことをしなくてはならないということではありません。
本当に、ちょっとしたことが大切だったりするのです
でも、地球自体が汚れているんですよネ・・・
こんなニュースもありました。
北極ではプラスチックの雪が降っている:BBCニュース(日本語版)
地球が汚れているのです
汚しているのは人間・・・
動物たちは、そこにはほとんど大きな影響を及ぼしていません。
そのため、これからの時代では健康を維持したいのであれば、もしくは病気を克服したいのであれば、できるだけ有害なものを取り込まないようにきちんと食材を選んでいくことが本当に大切になってくると思います。
有害なものを選ばないようにすることというのは、まずは知るところから始まります。
「何が良くて何が良くないのか」
「どうやって見分けられたら良いのか」
1回だけでは絶対に理解できないので、そのあたりはWEBセミナーでも毎回いろいろポイントを入れたりして噛み砕いてお伝えしています
たしかに、''時には'' お薬も必要です。
でも副作用が強くでる場合、本当は最後の手段にしたほうが良いこともあります
当たり前と思っていることが実際には違っていることがあります・・・
たとえば、てんかんのお薬
「毎日与え続けなければならない」とよく言われているのですが、実際はそうでもありません。
少しずつお薬を減らしてゼロにもできます
ホメオパシーも結構役立てられます。
それから、抗生剤。
「感染症になったらまず最初に使うべきお薬」と言われていますが、実際には抗生剤を使わなくても良くなった例はたくさんあります
抗生剤は使うと耐性菌の問題が出たり腸内環境が乱れてお腹の調子が悪くなったりするので、使わなくても済むのであれば使わないほうが良いです
こういうのは、「あらゆる状況でもお薬を使ったほうが良い」とか、「お薬は絶対に使わないほうが良い」とか単純に両極端に回答が得られることではありません。
動物そのこそれぞが持っている自分自身で回復させる力や免疫の状態は違います
なので、本当にそのこそれぞれの状態次第になります
問題行動への抗うつ剤も。
必ずしも必要というわけではありません
このあたりはハーブでもかなり対応できます
抗がん剤を使っていたり放射線治療を行っているこに関しても、ハーブを使うことで副作用を減らすことができるんですヨ!
ちょっとした吐き気についても、胃酸を抑えるお薬を使わなければ改善しないというわけではありません。
ハーブやホメオパシーでも十分に対応可能です
ちなみに胃酸を抑えるお薬は長期間使いすぎると腸内の細菌が増えたり細菌感染による肺炎などの病気を起こすリスクが高まる可能性があって、実際に犬では副作用として下痢が起こっているということが指摘されています(1)。
猫ちゃんでは、長期間使うことでガストリンというホルモンのレベルが上がってしまうことも報告されています(2)。
そのため、最近では欧米の獣医師の間でも、こういった胃薬をあまり頻繁に使いすぎるのもどうなのだろうか?との疑問の声があがっています。
治療の順番としては、
最初に副作用がほとんどないもの(自然なもの:ハーブなど)を使って、それでも改善しないときに一般的な治療を考えるのがベストです
第1の段階ではご家庭でもできることです
でもハーブやアロマセラピー、ホメオパシーなどといった様々なものを使いこなすには、やっぱり勉強が必要です。
勉強といってもそこまで難しくはありません
本当に健康を維持する目的であれば、たとえばご家庭で日頃与えているお水にドライハーブを浮かべるだけでもOKなのです
(この方法は、ワンちゃん・猫ちゃんだけでなく、フェレットさん、うさぎさん、ハムスターさん、鳥さん全ての動物にお勧めしています)
動物たちは私たちよりも五感がかなり優れていますので実際に与えてみると、私たちが想像する以上によく反応してくれますヨ
ぜひ気軽に考えてみてください
食べてもOK!そして遊んで楽しめる!
といった感じで、一石二鳥だったりもします
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それではまた
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<参考文献>
(1)Bersenas AM, Mathews KA, Allen DG, et al. Effects of ranitidine, famotidine, pantoprazole, and omeprazole on intragastric pH in dogs. Am J Vet Res 2005; 66: 425-431.
(2)Gould E, Clements C, Reed A, et al. A prospective, placebo-controlled pilot evaluation of the effect of omeprazole on serum calcium, magnesium, cobalamin, gastrin concentrations, and bone in cats. J Vet Intern Med 2016; 30(3): 779-786.
(3)Marks SL, Kook PH, Papich MG, et al. ACVIM consensus statement: Support for rational administration of gastrointestinal protectants to dogs and cats. J Vet Intern Med 2018; 32(6): 1823-1840.
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