先日、80歳を過ぎた実家の母が、これから麻雀教室に通うので、私が学生時代に読んでいた麻雀の点数の数え方の本を貸してほしいと言ってきた。

「何故、麻雀教室に通うの?」と尋ねると、友人に誘われて認知症の予防のために始めるという。

まず、母が80歳を過ぎて新しいことを始める、挑戦するということが凄いと思うし、本当に頭が下がる。

「若い人に迷惑をかけられないから」と母が言っていた。

最近では、デイサービスでも麻雀を取り入れているようである。

確かに麻雀は、頭を使う。

役や点数計算も覚えなくてはならない。

私も大学生の頃は、よく友人達と麻雀をやった。

麻雀は、頭を使うだけでなく、新しいコミュニティを作ることにもなる。

学生の頃は、普段はあまり話さない学部が違う人とも麻雀をした。

コミュニケーションツールにもなる。

学生の頃、誰かが言っていたが、

麻雀で怖いのは、
「地震、雷、火事、親リー(親のリーチ)」であると。

確かに、親の先制リーチは怖いし、誰もが警戒する。

ちなみに、麻雀は4人で行い、親と子3人という形になる。

親の点数は、子の1.5倍になるので、親がリーチのみで先制リーチをかけ、一発(一巡目であがる)で裏ドラ(リーチをかけたものに与えられるボーナスのようなもので、ドラ表示牌の下の牌)が2枚のれば、それだけでも親満(親の満貫)で12000点にもなってしまう。

まさに、攻めながら守るだ。

攻撃は最大の防御であるということを学んだ。

私自身は、20年以上麻雀をやっていないが、昨年、麻雀にプロリーグ(Mリーグ)が発足して、女流プロの方も沢山いる。

私がやっていた頃は、麻雀をする女性はほとんどいなかった。

また、老若男女問わず出来るマージャンをオリンピック競技に申請しているとのことである。

マージャンがオリンピック種目になる日が来るかもしれない。

時代は変わったと思う。

さて、いよいよ受験が近づいてきた。

今年度も先制リーチをかけて積極的に攻めていきたい!