「京都冬の旅」の期間中でしたので、
数カ所行ってみました
まずは、
智積院
智積院では、収蔵庫が公開されていて、
長谷川等伯の子久蔵作の国宝桜図、久蔵の死を悲しんで描いた長谷川等伯の国宝楓図など、桃山時代の絢爛豪華な国宝の障壁画をみることができます
長谷部久蔵「桜図」
長谷川等伯「楓図」
詳細
↓
私は、普段は奈良彫刻とか平安後期彫刻ばかり気にしているので、「桃山時代」とか「絢爛豪華」とかそっち方面にあまり興味がないのですが
この前日光東照宮の彫刻(日光の記事、今続きを書いてますので、ちょっと待ってください)を見た後でしたので、
目が絢爛豪華に慣れていて、すんなり楽しめましたわ(おほほ)
幡(というのか垂れ幕というのか)が、風にバサバサ翻っていました
http://www.okeihan.net/navi/event/detail.php?eventno=1160
智積院の梅はこのくらい↓
今は治水調査のために庭園の池の水を抜いているそうです
智積院へ来た最大の理由は、
堂本印象の襖絵を観ることでした
堂本印象はお寺から「時代の新しい表現を取り入れた襖絵」にするように頼まれて描いたそうなんですが、当初は賛否両論だったそうです
それが、この襖絵↓
婦女喫茶図
拡大
なんとハイカラな絵でしょう!
初めて見た時は私もびっくりしましたが、
桃山時代の絢爛豪華に負けず、
また都会の風がふいてくるようなモダンさも感じられて、ステキな襖絵です
堂本印象の襖絵はほかの部屋にもありました
松桜柳の図
http://www.okeihan.net/navi/event/detail.php?eventno=1160
講堂には印象作以外にも襖絵がありましたが、皆趣味の良い絵ばかりでした
智積院の次は建仁寺を目指したのですが
時間的にアウト!でした
なので、建仁寺は諦めて歩いていたところ、
ふと、こんなお店を見つけました↓
仁和寺に行きました
この日は大学院の若い女子大生と一緒です(まるで母娘)
のんびり五重塔など眺めていたのですが
お堂の屋根の上には、左右に亀に乗った仙人
北野天満宮
今回は…
のんびり五重塔など眺めていたのですが
特別公開の金堂がもうすぐ閉まります!といわれ慌てて拝観しました
中には阿弥陀三尊像がいらっしゃいます
そのほかにも四天王、梵天帝釈天、龍燈鬼・天燈鬼など、沢山の仏像たち
阿弥陀如来↓
江戸期の仏像です
ほかの仏像もすべて江戸期なので、ご注意ください
お堂の屋根の上には、左右に亀に乗った仙人
亀も「あ、うん」
金堂のあとは、ほんとに駆け足で経蔵を見ました
経蔵の中の輪蔵を回すことは出来ず、自分が回る方式でした
仁和寺を追い出され後にしたのですが、
この日は大学院のおじさまたちが「上七軒」なのに「安い」焼肉屋に予約を入れてくれていたので、集合時間までの時間つぶしをかねて仁和寺→北野天満宮まで歩いて行きました
先月後半にも受験生にかわってお願いをしに来ましたが、その時は一本の梅の木にだけ梅の花が咲いていました
梅見頃!
そして、
こちらの牛がかわいい!
とても、かわいい💕
今回初めて気づいたのですが、北野天満宮の中でも北側にあるこの鳥居の向こうの古い撫で牛が一番霊験があるそうです(といいながら肝心の撫で牛の写真を撮るのを忘れました)
こちらの牛がかわいい!
北野天満宮も5時に閉門
やはり追い出されるように外に出て、
いよいよ上七軒の焼肉屋さんへGO!
と思い、この時点でようやくいっしょにいた女子大院生がグーグルマップを広げます(お店の位置を知りませんでしたので)
私は上七軒の写真など撮りながら、まったく自分で調べようという姿勢はありません…そのまま歩いています
「あれ?上七軒てどこまで?」
私たち、上七軒と思われるところから出てしまいました
おかしいぞ!?
ここでようやく私もお店の名前を聞いて(今さら)、グーグルマップで調べ始める…
え?それ、上七軒じゃないじゃん?
そうなんです
院生のおじさまがいい加減に、「上七軒の焼肉屋」と言っていたのですが、全然上七軒ではないところの焼肉屋だったのでした
なので、上七軒からまたトボトボ歩き、おじさま達を待たせて(あっちが悪い!)、ようやく焼肉屋に着いたのでした…
まあ、歩いたおかげでビール🍺も焼肉も美味でしたので、良しとしましょう!
…って、京都の文化財特別公開の話のはずが、焼肉屋の話になってしまったぞ?(まただよ…)
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