図書館が使えない | 奈良大好き主婦日記☕

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鎌倉在住
奈良や仏像が好きで子育て終了と共に学び直し大学院博士課程修了、研究員になりました。
テーマは平安後期仏教美術。

明日香村、山の辺の道等万葉集の故地が好きです。
ライブドアにも書いていました(はなこの仏像大好きブログ)http://naranouchi.blog.jp


今日の鎌倉は大雨です

一昨日から、GO TO TRAVEL 期間に入りましたが、皆さんどうしてますか?

私の家族は
「そんなのかんけーねー」です
仕事も学校もあります

このGO TO TRAVELという言い方、引っかかります
はじめて聞いた時は
「to不定詞の副詞的用法か?」
と思いましたが
goは go fishingみたいに、うしろに「〜ing形」をとる表現もあるから、これはもう、
「GO TRAVELINGでいーんじゃないか?」
とか考えたりしてます(ヒマか)
怪しい英語は中学生が混乱するからやめてくれと思います

そもそも、日本の行政機関はどうして肝心なところに変な英語を持ち出してくるのでしょうか?
和製英語多用は、明治時代からの伝統でしょうか?
いなかのおじいちゃん、おばあちゃんがコンランしてる気がします
ご長寿だった金さん銀さん(覚えてますか?)は、ウェルカムを「増えるカメ🐢」と覚えていましたし(かわいい💕)
私が昔お世話になった茶道の先生はスナップ写真を「スナック写真📸」、ソックスを「トックス🧦」と言っていて、当時ハタチくらいの私は笑い転げそうになりました…笑い泣き
お年寄りは若い人の想像以上に英語を知らないと思います




不便なコロナ生活〜大学の図書館が使えない

ところで、今年はコロナの影響で不便なことが多々ありますが、私にとっては、
奈良京都に遊びに行けないことと、
大学の図書館に入れないことが不便なことです(もっと他にもたくさんあるはずだが)

私の所属する大学の図書館もずっと閉館していましたが、最近は「2時間を限度とし、しかも予約制」で地上階を開館したらしい(←うろ覚えなのでちょっと違うかもしれん)のです 

しかしだね、明智くん
大事な資料は「地下の閉架書庫」にあることが多いんですよ
通常、院生以上はこの閉架書庫に入ることができるのですが、現在は入れないらしいのです

私はこの閉架書庫が好きなんです
誰もいない薄暗い空間で、古い本や学術雑誌の独特の匂いが淀んでいて、ちょっと肌寒くで、怖くてゾワっとするところが気に入っているのです(ヘンタイ)

そこが今は閉鎖されて入れないし、
地上階だってたったの2時間しか入れない
そんなところにわざわざ新幹線に乗って半日かけて行く気はしないよね…

大学のすぐ近くに住んでいる学友さんでさえ、「図書館が使えない…(から、今年度卒業できない)」と嘆いているくらいですから、はるばる神奈川から行くのはちと難しいです




ネット検索は目が死ぬ

図書館に行かなくたって、今はネット検索があるじゃないか…!と思う方もいると思いますが
ネットを駆使するのは大変です
目がショボ死します👀


私が今取り組んでいるテーマには、
「経典」やその他の史料がたくさん必要です
例えば、経典は、(全部ではないけど)あらゆる経典を納めた「大正新脩大蔵経」がデータベース化されているため、どこからでもネットで引くことができます

が、しかーし、これ、めんどくさいんだよー(泣)

図書館で、大正新脩大蔵経の本を開いてコピーする方が簡単です
これをパソコン上でデータベースから取るとなると、目がショボ死するし、保存の仕方もイマイチわからない…
私はデータの該当部分を全部マウスで引っ張って(←この言い方が適切かどうかもわからん)、
コピペして、
それをワードに貼り、
レイアウトを調整して
プリントアウトしてます(←正しいやり方を教えてほしい)


こんな感じ↓(これは観仏三昧海経というお経をコピペしてワードに入れて打ち出したもの)


お経って長いんですよ…(お葬式で足がシビれるでしょ?)
だから、前後に内容の余裕を持たせてコピーしようとすると量が多くなる…しんどい





Amazonの活用

それから、経典じゃないんだけど、
「書き下し」しか家にない文章の原文が欲しい場合も、図書館が使えないと困る汗

なぜなら、論文(もどき)を書くために原文がほしいという時があるからです

例えば、これ↓
(はい、出ました!『往生要集』の書き下し(文庫本)

私は、これを文庫本の書き下しでしか持っていません(…て、今さらこんなこと言ってる時点でアウトー!)

上の本の表紙↓


ちょっとズルして、原文をネット検索しても出てこなかった
(論文に、ネット検索したものを使っちゃダメですよ)

図書館も使えない(市の図書館に行くのはめんどくさい)


(原文持ってないのを大反省しつつ)
Amazonで古本を探して、発注しました


…届きました!



中を見ると、本の前半に書き下し文があり、


後ろの方に、原文があった❗️

ヤッホー!!
原文見つけて、ちょっとうれしいラブ(ヘンタイ)



論文は今やネット検索

この原文モンダイは、Amazonである程度解決しましたが、
「論文」入手は、ネットを頼るしかありません

最近は論文もネットから取れるようになってきたので、便利です

清水真澄「仏像の表象「白毫相」について」





プリンターの酷使

しかし、わが家のプリンターは、あれやこれやとこき使われて、かわいそうなことに最近お疲れ気味らしい

プリント中に「志村けんのお婆さん」みたいな悲鳴というか、「怪奇音」を出すようになっちゃいました

(志村けんのお婆さん)

プリントの指示を送ると、

あああああああああ……
みたいな、雑音がするんだけど、大丈夫かあ?