幸福の白い鳩・郵局便利箱で荷物を送る時のTIPS

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だーげーほーです。

荷物を送る話が続きますが、今回は台湾に住んでいる方にはおなじみの郵局便利箱、通称便利箱について書きます。

便利箱というのは台湾の郵便局で購入できるパッケージ用の段ボール箱のことです。白いハトのイラストがかわいくて、初めて見た時はものすご〜くテンションが上がったものです。

私が一番最初に便利箱を買ったのはまだ台湾に住みはじめる前。台湾旅行中に増えすぎた荷物を日本に送る時で、当時は中国語はほとんど話せなかったのでなかなか苦労した記憶があります。やっと手に入れて日本まで無事届けてくれた箱なので思い入れがあるため、今でも実家で大事に保管してあります。

便利箱の使い方と買い方

便利箱は直接宛名書きが可能

国内便は直接宛名書きが可能

便利箱は一般的には「国内用の荷物を送るための配達記録と送料込みの段ボール箱」という使い方をします。通常の荷物だと重さ・サイズ・距離などで料金が異なりますが、便利箱の場合は均一送料・先払いなので、細かいことを気にせずに荷物をそのまま送ることができます。また配達記録の料金(掛號費)も込みで送料が通常より安い上に新品の段ボール箱が無料で手に入り、しかも再利用すると3〜12元の割引があるのがメリットです。

また、書類などを送る場合は便利袋という厚紙製またはプチプチつきの封筒も選べます。使い方は日本のレターパックに似ています。便利袋は再利用割引はありません。

便利箱は郵便局の窓口でサイズを指定して購入します。郵便局のサイトでも確認できますが、大きな郵便局だと見本の箱が置いてあるので、見ればサイズ感をつかみやすいと思います。

郵便局に置いてある便利箱の見本

郵便局に置いてある見本

便利箱を海外発送に使う場合

便利箱は海外発送にも使えます。国内発送とは異なりただの段ボール箱扱いですが、送料から購入時の金額を引いてもらえるため、箱代が実質無料になります。扱いが手荒な船便だと段ボールの強度的に厳しいと思いますが、EMSや航空便で使う分には大丈夫でしょう。

box1の厚み

厚みはあまりないので船便には不向き

郵便局では便利箱以外に普通の段ボール箱も販売しています。

参考 各型紙箱售價表中華郵政

台湾から日本への荷物の送り方はこちらの記事をご参照ください。

台湾からのEMSラベルの書き方台湾から日本へ、郵便局から発送する方法と宛先の書き方

便利箱の大きさと重さ一覧

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box5は小物を送る時に便利

便利箱の各サイズは郵便局のサイトで確認できます。

参考 郵局便利箱中華郵政

国際配送の時は大きさ・重さによって料金が変わりますが、紙は意外と重いため紙箱は意外に重量がかさみます。便利箱の重量はサイトに載っていなかったので、参考のため私が調べた範囲で載せておきます。家庭用のキッチンはかりで計量したので、数グラムの誤差はご容赦ください。

便利箱box1〜box5の料金・大きさ・重さ

各サイズの料金・大きさ・重さをまとめました。box4は使う機会がなかったため不明です、ごめんなさい。沢山送る時はbox3、小物はbox5、その中間がbox1かbox2という感じで使い分けています。

便利箱box1
(長形便利箱・A4OK)

便利箱box1

80元(再利用で−7元)
約31*22.8*10.3cm
293g
便利箱box2
(方形便利箱)

便利箱box2

80元(再利用で−7元)
約23*18*19cm
233g
便利箱box3
(90cm便利箱・B4OK)

便利箱box3

110元(再利用で−12元)
約39.5*27.5*23cm
587g
便利箱box4
(長柱型便利箱・ポスターOK)
便利箱box4 80元(再利用で−7元)
約10*10*62.5cm
未計測のため重量不明
便利箱box5
(小型便利箱)
便利箱box5 65元(再利用で−3元)
約23*14*13cm
135g

便利袋bag1〜bag2の料金・大きさ・重さ

袋の方も各サイズの料金・大きさをまとめました。重さは機会があれば追記します。

便利袋bag1
(一般便利袋・A4OK)
便利袋bag1 65元
約31*23*3cm
便利袋bag2
(寶貝便利袋・プチプチつき)
便利袋bag2 70元
約29.5*22cm

画像は中華郵政からお借りしました。

体積重量にご注意を

台湾からの国際郵便では、荷物の料金の算定方法として、実際の重量より体積重量が優先される場合があります。

長さ×幅× 高さ(cm)÷ 6,000 = 材積重量(kg)という計算方法で、例えば大きいものを送る時に使うbox3では切り取りなどをせずにそのまま送ると(39.5*27.5*23)/6000=4.16になり、総重量が4kg以下だったとしても4.16kgの料金が発生します。

EMSの場合は0.5kg刻みで7〜80元変わってくるので、荷物のサイズにあった箱を選ぶようにしましょう。国際eパケットは材積重量ではなく実際の重量で計算するため、2kg以内でかさばるものを送るときはEMSや航空便より安く済みます。


台湾と日本の間で荷物を送る関連の記事をいくつか書いています。よかったらご覧ください。

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