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■【きょうの人】 0602 ■尾形光琳 江戸の画家 ■呑龍 子育て ■専誉 真言宗豊山派の第一祖

2023-06-02 06:33:00 | 【話材】 きょうの人06月

 

  【きょうの人】 0602 ■尾形光琳 江戸の画家 ■呑龍 子育て ■専誉 真言宗豊山派の第一祖

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。

 

■ 尾形光琳 紅白梅図他の国宝で知られる江戸時代の画家
 おがた こうりん
 万治元年〈1658年〉-享保元年6月2日〈1716年7月20日〉
 本名は尾形 惟富(おがた これとみ)。通称は市之丞。

 尾形光琳は、江戸時代中期の画家、工芸家で、琳派の創始者とされる人物です。
 京都の呉服商の次男として生まれ、王朝文化に親しみながら、明るく華やかな色彩と独創的な意匠で多くの作品を残しました。光琳の作品は「光琳模様」と呼ばれるほど、日本の美意識に大きな影響を与えました。
 光琳は屏風や小袖、蒔絵など様々な媒体に絵を描きましたが、紅白梅図、燕子花図屏風は国宝に指定されている名作です。光琳は30歳代前半に光琳と改名し、44歳で法橋の位を得ています。代表作の『燕子花図』は法橋位受領以前の作品のようです。
 光琳の作品には、制作年代のはっきりわかる作品は少なく、画風や、画面に捺されている印章などから制作年が推定されています。
 光琳と並び称される俵屋宗達は、生没年未詳の人物で、直接的な師弟関係はないのですが、『風神雷神図』『槙楓図』のように宗達の原画を題材にした作品もあります。このことから、光琳が宗達に学ぶ意識のあったと推定されます。
 江戸下向時代には、雪村の絵に感銘を受けたようで、雪村の絵を模写したものが数点残っています。

 尾形光琳の作品は、明るく華やかな色彩と独創的な意匠が多く、日本の美意識に大きな影響を与えたといえます。
 菖蒲図屏風の制作に見られるように、生家の染色業での型紙を、利用するなど、その手法の工夫は日本の伝統からの変化も見られます。

 

■ 専誉 真言宗豊山派の第一祖
 せんよ
 享禄3年(1530年)- 慶長9年5月5日(1604年6月2日)
 室町時代の僧で、「専誉僧正(せんよそうじょう)」の名で知られ、真言宗豊山派の第一祖です。
 和泉国大鳥郡(現・大阪府堺市)において、石垣氏に生まれ、天文11年(1542年)に出家し、専誉と称するようになりました。
 天正12年(1584年)に根来寺学頭に就任し、羽柴秀吉による根来焼き討ち後、高野山・醍醐寺・和泉国分寺に移りました。その後、豊臣秀長に招聘されて長谷寺に入山し、慶長9年(1604年)5月5日、75歳で入寂しました。

■ 呑龍
 どんりゅう
 弘治2年4月23日(1556年6月2日)- 元和9年8月9日(1623年9月3日)

 群馬県太田市の浄土宗大光院(だいこういん)、正式には「義重山大光院新田寺」という寺院があります。通称「子育て呑龍(こそだてどんりゅう)」もしくは「呑龍様(どんりゅうさま)」と親しまれています。
 真偽の程は定かでありませんが、徳川家康は源氏の流れを汲む新田義重の末裔であるといいます。
 慶長18年(1613年)、家康は呑龍を招聘して大光院を創建させました。境内裏には、新田義重や呑龍の墓があります。義重は九条兼実に従い法然上人に帰依しました。
 大光院は、もともとは建久6年(1195年)に、寺尾城内に建立され、家康は観智国師・土井利勝・成瀬正成に遺跡を探させ、墓石と礎石などをここに移させました。
 当時、多くの子どもが間引きといわれ、殺されていいましたが、呑龍は、これを悲しみ、これらの子どもを弟子として引き取って育てたため、後世の人々から「子育て呑龍」と慕われました。
 話は、昭和の第二次大戦前になりますが、中島飛行機で開発された百式重爆撃機という航空機がありましたが、その愛称「呑龍」でした。

 

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