明太子おばさんブログ

本当にいた珍客!!美容師の私が出くわしたクセの強いお客様と美容師のお話です

第九話 対決 炎の料理人

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 なかなかカラーが染まりずらかったり、縮毛強制やパーマがかかりにくい人

 

っているんですよね。髪質ももちろんあるんですけど、ライフスタイルも実は

 

大きな原因になっているんです。

 

 


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先日ご来店いただいたお客様もその1人でした。

 

縮毛強制をかけに美容院に行くのだけど、いつも綺麗にかからないとのこと。

 

見た感じでは髪質は普通でクセ強そうな感じで、あまり難しそうな感じはしませんで

 

した。

 

ですが、いつもかかりにくいそうなので施術に入る前にいろいろ聞いてみると中華の料

 

理人をされているそうなのです。

 

それを聞いてなんとなくかかりにくい原因がわかったような気がしました。

 

おそらく「油」です。中華料理では特に油を多く使うので油が髪に付着

 

 

してそのままになっていることが多いのです。シャンプーしても残ってしまうことも

 

 

あります。料理経験が長ければ長いほど油も気にならなくなり髪に蓄積していきます。

 

 

髪に油分があると薬は弾くので反応しにくくなります。なのでそれが原因ではないかと

 

おもいました。まず、最初は髪についた油分を落とすことから始めました。

 

普通のお湯とシャンプーではなく「炭酸泉」と「炭酸シャンプー」で洗いました。

 

なぜ炭酸か??

 

炭酸は汚れを落としやすくすると言うメーカーの言葉を信じて。

 

炭酸泉には様々な効能があるそうですが、濃度が綿密に関わっていきます。

 

うちの美容院の炭酸泉の濃度なんて知らないので、付き合いの長いメーカーの

 

言葉を信じることに。

 

肉眼と感触では油分が完全に落ちたこと確認できないですが、縮毛強制は無事にかかり

 

ました。仕上がりも綺麗です。やっぱり油が原因だったのですかね??

 

意外と知られてないですけど、髪とライフスタイルって結構関係あるんですよね。

 

ですからお話が苦手な方も美容師さんに少しでも話してみたら、今までにない

 

感じに仕上がるかもしれませんね。

 

今回は、ただクセが強い人のお話でした。

 

 

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第八話 変身   整形中女

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みなさんは自分の顔にコンプレックスがありますか??

 

もっと鼻が高かったらよかった、二重にしたい、エラを削りたいなど

 

人によってお悩みはあると思いますが、「整形しよう」と思う方は少ないのでは

 

ないでしょうか?コスト的な面と整形の概念が全く違うという事が理由に挙げられるで

 

はないかと思います。

 

 韓国では整形がとても盛んで、プレゼントの代わりに整形費用を負担したり、

 

高校生の夏休みに整形したり、芸能人なんかも良く整形をしているとカミングアウト

 

していますね。整形にとてもオープンなんですね。日本でも「プチ整形」と言う

 

言葉が流行ったように少しずつ整形に対する概念も変わってきているように感じます。

 

 さて、今回はそんな整形中に来たお客様の話です。

 

その方はマスクをつけた状態で来店しました。若い子で20歳前後でしょうかね。

 

ヘアカラーをするのでマスクをとってもらうように言うと、

 

「今、鼻整形中で糸入っているんですよ。で、ちょっと腫れててきもいですよ。」

 

とのこと。さらっと整形をカミングアウトしましたね。彼女曰く、今は整形が普通で

 

周りの子はみんなやってるから抵抗とか全くないそうです。

 

私はそんな子が身近にいなくて、芸能人くらいしかやってないと思ってました。

 

お金もかかりますしね。こんな若い子がそんなお金を払えないと言う先入観もあり

 

正直驚きました。まあ、とりあえずカラーしようとマスクをとってくれたんですけど

 

そんなに違和感はありませんでした。整形の事実を聞いていなければ特に鼻を注目して

 

見ちゃう事はなかったと思います。

 

 施術も順調にすすんでよかったのですが、笑うと鼻が痛いらしく笑うたびに

 

涙を流していました。笑わせてはいけない、笑わせてはいけないと自分に言いきかせて

 

真面目な話題を考えたのですが、パッと思いつかず沈黙になってしまいました。

 

それが面白かったのか、彼女のツボに入り爆笑。

 

そして、涙、涙、涙、アイライングチャグチャで黒い涙になり、それ見てまた爆笑。

 

終始しんどそうな感じでしたね。

 

ちなみに整形費用は数十万円。仕事的に整った顔が有利らしく次は目を整形する

 

らしいです。それも数十万円。仕事のために整形するのか、整形のために仕事するのか

 

わからない状況ですね。

 

わかったことは鼻が腫れた時は笑ってはいけないと言うこと。

 

年末のガキの使いも鼻に糸入れてやればいいのに・・・・笑

 

 

番外編 こんな美容師はゴミ

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今回は番外編です。

 

私が今まで一緒に働いて見てゴミだと思った美容師の特徴を紹介していきます。

 

 


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① プライベートで友達がいなやつ

これは、ほぼ間違いなくゴミ。この手のやつは都合のいいことばかり言う。

ゆえに最初の方はいいやつに感じるけど、長く付き合って行くと、本性が出て人が

離れて行く。ものすごく浅い関係。だからこういう奴に長くついてくれるお客様はい

ない。

 

② 異性の客に態度が違うやつ

特にかわいい、かっこいい奴にヒイキするのはゴミ中のゴミ。露骨なヒイキではなく

いつもより時間をかけたり、こっそりいいトリートメントを使って見たりと隠れてやっ

ているつもりだが普通にバレていることをするむっつりすけべゴミ。露骨にヒイキする

奴は滅べ。こう言うやつがお客様の個人情報から連絡先を盗みとる犯罪者的ゴミになる。

 

③ 商品のゴリ押しするやつ

別名、完全ノルマゴミ。お店のノルマ、目標達成、自分の地位のために、お客さまに

必要のないもの狂気な説明によって買わせる方向に持って行く。それによって失客す

る。「本当にいいものを使ってもらいたいだけ」とメーカーの洗脳によって生まれた

言葉を連呼する。人によっていいものと必要なものは違う。

 

④ タバコ臭いやつ

 そんな手で触るんじゃない。

 

⑤ ハサミの音鳴らすやつ

ハサミの開閉音をわざとなるようにしてる奴のこと。うまい人の音はリズム良く聞いて

いても気持ち良いが、下手な奴の音はすごく不快。調子に乗ってるだけでうるさい。

有名美容師に憧れだけを持つペーペーに多い。

 

⑥ 料金の説明を全くしないやつ

うちの店にいたゴミはこのわざを使い、お客様が払った料金の一部を懐へ。

メニューが新たに追加された時には料金説明をしないとトラブルになる。

 

⑦ 初見でタメ口で話すやつ

 相手が年下でもタメ口きかれる筋合いはない。ましてやお金を払っていただくお客様

であって、友達ではない。この線引きができない奴はゴミ。

 

⑧ 下ネタを言うやつ

 トーク力のない奴が一時的な盛り上げのために他のお客様を不快にさせていることに

気づかずに言う。美容院は綺麗になる場所。汚い話する奴はゴミ。

 

以上、私が関わったゴミだと思う美容師の特徴でした。

 

 

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第七話 来日 中国系女

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外国人多いな〜と最近思います。新幹線の開通等によって都心部に関わらず地方にまで

 

外国人観光客が訪れるようになりました。今の時代でも地方によっては外国人が

 

珍しく、地図を片手に歩いているとついつい見入ってしまいます。

 

外国人と言うと欧米系を連想してしまうのですが、実際に多いのはアジア系で、

 

『爆買中国人』なんてフレーズがちょっと前に流行っていました。

 

同じ東アジアにある国どうしでも日本と中国では生活習慣、大きくまとめると

 

『文化』が全く違うんですね。

 

 


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さて、今回は中国人の女性のお客様が来た時の話です。

 

彼女は留学生でまだ日本に来たばかりだそうで、友達と3人で来店しました。

 

この内、施術を受けるのはこの留学生の子1人で他の2人は待合で待機という状態に

 

なりました。ウチの場合だけかもしれませんが中国人って集団で来るんですよね。

 

多いときは1人の施術に5人付き添ったことがありました。

 

 彼女は日本語も拙いながらも話せるようで会話は日本語で行いました。

 

メニューはカラーで、カラー剤を塗り終えると放置時間に入ります。

 

放置時間になると、待合の2人が彼女の元にやって来て3人でおしゃべりを

 

始めました。あまり広いお店ではないので席の周りに2人くると結構動きづらいん

 

ですよね。申し訳ないと思ったのですが、その旨を伝えて待合に戻っていただくと

 

今度は待合席と施術席でおしゃべりを始めました。待合席と施術席ではまあまあ距離

 

があるんですけどね。それゆえ必然的に声も大きくなりますよね。しかもその

 

間には別のお客様もいて、飛び交う大音量の中国語に少し眉をひそめていました。

 

それに加え、放置時間にはお飲み物を出しているんですが(待合の友達にも)

 

3人とも結構な勢いで飲み干し飲み終えると私に「んっ(おかわりの意)」と

 

紙コップ差し出すんですよ。私が他のお客様を施術してようが関係なく。

 

20分ほどの間に1人5、6杯は飲んでいきましたね。

 

他のスタッフも忙しそうだったので全て私が応じました。

 

もはやウェイターです。

 

いずれも日本人でそんなことする人はあまりいないですよね。

 

これが国民性なんでしょうかね。何杯もお茶も飲むから3人とも終盤には

 

トイレに行くんですよ。

 

ここでちょっとヤバイって思いました。向こうではトイレに紙を流さないんですよね。

 

向こうトイレットペーパーは日本のように優れていないので、流すと詰まってしまいま

 

す。ですから使用した紙は備え付けのゴミ箱に捨てるんです。紙を流せることを伝えて

 

なかったので、手を拭いた紙を入れるゴミ箱に入れられてないかとても不安でした。

 

彼女達が帰った後トイレを見たんですが、、、セーフ!なんとか大丈夫でした。

 

そこは日本に来る前に習ったのでしょうかね。とにかくよかった。

 

 

 

この日、店のストックのお茶がなくなりました…

 

 

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次回 番外編 こんな美容師はゴミ

第六話 激アツ 依存賭博男

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2020年東京オリンピックまでにカジノは合法化されるのでしょうかね??

 

競馬、競艇、競輪などに加えてパチンコというグレーなギャンブルも存在しているので

 

合法化されそうな気がしますよね。

 

パチンコといえば行ったことない人は知らないと思いますが、驚くことに最近の

 

パチンコ屋さんは店内はとても綺麗で、さらにいろんな無料サービスが充実してい

 

ます。

 

分煙席、来店ポイント、お菓子サービス、漫画、雑誌、マッサージ機、傘、携帯充電

 

などなどお店によっていろんな工夫をしているみたいです。

 

有名人のサイン会やトークショーなんかもあり、様々な方法で集客しているようです。

 

しかし、それとは裏腹に規制も厳しくなったこともあってか客足は思うように

 

伸びていないそうです。


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  さて、今回はそんなパチンコ、パチスロ大好き?なお客様のお話です。

 

だいたいいつもパチンコの帰りに来るというそのお客様は、上着を預かると

 

タバコの濃い臭いがします。お話の九割がパチンコのことで、口癖が

 

「 アツいっすね 」か「 激アツっすね 」の二つ。

 

パチンコ用語ですごくいい展開を表しているそうです。

 

そんな彼は私大の医学部生だと言うから驚きです。バイトもせずに暇があれば

 

パチンコに行くと言う。この前はパチンコの休憩時間?(打っている台を

 

1時間ほど食事休憩としてキープできるらしい)に来て、すごく急かされました。

 

何が面白いの?って聞いたら「激アツだと脳汁がすげーでるんすよ」とのこと。

 

【脳汁】とは・・・内麻薬のことを表す。 主に、エンドルフィンのことを指す場合が多い。 概要内麻薬にエンドルフィンの他に、アドレナリンやドーパミンといったものがある。

 

要するにすごく興奮するらしい。派手な音、光が脳を刺激するのでしょう。

 

それが闇みつきになると言うのですね。そしてお金がかかっているからなおさら…

 

1日に最高6万円負けたことあるそうで、それを自慢げに言うから誇らしい。

 

パチンコなんて20人に1人ぐらいしか勝てないと言うのをウシジマくんが

 

行ってたような気がする。でもみんなその1人になりたくて金を入れるんですよね。

 

自分は、自分だけは勝てると思い込んで。親がお金もちなのかもしれないけど、

 

1日6万稼ぐのは相当大変だぞ!っと説教っぽいことは言わないけど、

 

大学生ならもっと青春を謳歌してほしいと思いましたね。

 

でも、そんな彼は5年生。

 

学校以外ほとんどパチンコというスクールライフだが、留年もしたことがないし

 

単位も落としたことがないと言う。

 

人生ってそんなものなのかもしれない。

 

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次回 第七話 来日 中国系女

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第五話 全開 夜店系下ネタ女

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「壁に耳あり、障子に目あり」と言うことわざがあるように、

 

いつどこで誰に見られているか、聞かれているかわかりません。

 

飲食店で隣のテーブルに座ったカップルの話、マスターとカウンターに座る客との

 

会話、駅で電話している人の話など、赤の他人の話についつい耳を傾けてしまうことは

 

ないでしょうか??

 

 美容院でもお客様と美容師の会話というのは、他の美容師や隣の席のお客様に

 

聞かれていることが多いんですよね。だからできるだけ会話の内容は注意してい

 

るんです。誹謗中傷や卑猥、下品な事など言わないように、全てのお客様が

 

会話の内容を聞かれても不快にならないように配慮します。会話の内容だけではなく

 

声のボリュームとかも注意してますね。


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 さて、今回はそんな私たちの配慮を軽く突破してきたお客さまのお話です。

 

そのお客様が来店されたのはお昼過ぎでしたね。年齢は20歳以下でしょうか?

 

身につけているものとメイクの感じからして、夜のお水系のお仕事かなと思いました。

 

メニューはヘアカラーで、通常手が空いているスタッフが入れば2人でカラー剤を

 

塗るのですが、この日は私しか空いていなかったので1人でカラーをすることに。

 

カウセリングが終わると、当たり障りのない会話をします。

 

このお客様が会話好きかどうか、お話したい気分か、雑誌を読みたいかどうか

 

など探るためです。

 

「だいぶ、暖かくなってきましたね」こんな感じです。返答次第でお客様に

 

どう過ごしていただくかを考えます。

 

今回はの場合は

 

「マジ、暑すぎ。汗かいたし〜最悪ぅ」とまあまあテンポのいい感じで

 

返答が帰ってきたのでお話する事にしたんですが、、これが悲劇でしたね。

 

少し会話が盛り上がってくると、

 

「え、てかこのあと〜◯フレと会うんで〜 最後(髪)巻いてもらえます??」

 

おっと、、ちょっとこの流れは怪しい。軌道修正しようと思い、

 

私「いいですよ!どこか行かれるんですか?」って純粋に遊びに行く場所を

 

何も考えずに聞いたんですけど、、、、聞いてから

 

しまった!と思ったんです。もう完全にフリでしかない。

 

間髪入れずに、

 

「ホテルちょっこー 普通やる前にご飯とかいきますよねー笑」

 

「どんだけやりたいんやってー笑」

 

「てか、◯フレとかいますー??」

 

まずい、、、隣の席はメガネの真面目そうな女子中学生。

 

この子にこれ以上は卑猥な言葉をきかせられない!

 

私「 そういうのはちょっと、、そういえばこの辺に新しい本屋できましたね!」

 

 「 漫画と読んだりしますか?」

 

よし!うまくかわしたぞ!漫画の話題なら中学生も大丈夫だ。

 

「 あ〜 ◯フレがワンピース好きでその影響で〜、、、、」

 

「 なんか〜ナミの胸がいいらしくて、私のは?見たいな〜」

 

「 てかアイツら船でマジやってますよね〜笑 ゴムゴムのとか言って〜笑」

 

 

ダメだった。

 

この後も、話が他のことにそれるようにいろいろ話題を変えてみたものの

 

◯フレが〜 ◯フレと〜 ◯フレ〜の とか全部の主語を◯フレで返されました。

 

最終的には◯フレの何が小さいだの、プレイがどうだのいろいろな枕事情を

 

聞かされた私と中学生。

 

ごめんよ中学生。もっと会話の引き出し豊富にしておくから

 

制止能力も見つけるから。健全に育っておくれ。

 

なぜ、下ネタ多い子ってよく喋る子が多いのか、、、

 

 

次回 第六話 激アツ 依存賭博男 

 

 

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第四話 絶望 沈黙の悲壮男

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男性でも美容院に行くのは普通と言うか、当たり前ですよね?

 

 

特に気を使う必要もないですし、恥じることもない思います。

 

 

少し前は、男性は床屋さん、女性は美容院みたいな

 

 

変な区切りがあったのですが、若年層はファッションも

 

 

 

ジェンダーレスになってきているので現在ではそんなことはないですね。

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は初めて美容院にきた男性のお話です。

 

 

あれは3時ごろでしたね。ウチでは一番空いてる時間です。

 

 

男性のお客様が飛び込み(予約なしで来店する)で入ってきました。

 

 

「い、今から大丈夫ですか」

 

 

「カットとカラーリングなんですが・・・」

 

 

首をフラフラ傾げながら落ち着きがなくて、緊張した様子でした。

 

 

大学生ですかね。

 

 

カラーのことカラーリングって略さず言う子って結構珍しいんですよね。

 

 

この時点で美容室経験があまりないのかなと思いました。

 

 

 

お店もちょうど空いていたので席に通しました。

 

 

 

私が担当する訳ではなかったのですが、特にお客様もいなかったので

 

 

少し様子を見てました。

 

 

やはり、美容院が初めてのようで、いつもは近所の床屋さんで切っているとのこと。

 

 

 

写真の切り抜きを持ってきていたのですが、写真のモデルさんの顔にモザイク

 

 

がかけられてありました・・・・

 

 

 

そんな顔でどうのこうの言わないし、思わないんですけどね。

 

 

 

不思議なことに顔にしかモザイクがかかってないのにすごくヘアスタルも見づらい。

 

 

 

まあ、なんとかカウセリングが終わって施術も順調に進んでいると思っていました。

 

 

 

ただ、会話がない。

 

 

 

ヘアスタイルのこととか細かく聞いているようなのですが、

 

 

 

ほとんど、返答がないようでした。

 

 

 

でも、会話が苦手な人もいますし、そんなには気にしていなかったのですが・・・

 

 

 

 そのお客様はメガネで、施術中はメガネを外しています。

 

 

 

なので施術中は雑誌や自分の髪の状態もほとんど見えないようです。

 

 

 

鏡の中のさらにその奥を見つめているような状態でした。

 

 

 

視力も会話もない。

 

 

まさに『 無 』の状態。

 

 

さすがに大丈夫かなと思いました。

 

 

そうこうしているうちに自分のお客様が来店したので

 

 

そっち集中していました。

 

 

それから、しばらく経って、もうそろそろあの大学生の施術が

 

 

終わるかな〜っと思った矢先に、

 

 

「 もう無理だーーーーー!!!!」

 

 

大学生の子の叫び声。

 

 

 

美容院内に響きわたりました。

 

 

 

いきなりのことに、全てのスタッフとお客様がビクッ!として

 

 

 

顔を見合わせていました。

 

 

 

どうやら、施術が終わりヘアスタイルをメガネをかけて確認して

 

 

 

いただいてた時のできごとのご様子。

 

 

 

ヘアスタイルの仕上がりに満足できずに声をあげたみたいです。

 

 

 

声をあげたあとは、魂を抜かれたように肩を落とし帰って行きました。

 

 

 

担当したスタッフは泣いていました。

 

 

 

それから数ヶ月後にその大学生がまたきてくれました。

 

 

 

泣いたスタッフを指名して、、、、

 

 

 

意外によかったのかな。。。

 

 

 

しかし、よく来れた。叫んだ美容院に行くのは、私なら気まずくて無理だ。

 

 

てか、

 

そのメンタルがあるなら

 

 

少しは話をしてあげてくれ。

 

 

陰ながらそう思っていました。

 

 

これが『 さとり世代 』ってやつなんですかね?

 

 

 

次回  第五話 全開 夜店系下ネタ女

 

 

 

 

 

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