自分というものの捉え方【ここべん】 | 子育てママの心を照らす 運河駅のサロン〜with ease in 流山

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流山市で、特に子育て中のイライラに効く、
おうち整体の施術と指導、ここセラ講師をする
たかはしくみ(くみちゃん)のブログ。

ママが自分自身で心と体をメンテナンスできる、
”生き方アップデート”のノウハウを授けています。

劣等感と比較グセを解消するには?

施術をさせていただく中で
このところ多いのが、
「どうしても自分と他人を比較してしまう、
劣等感で辛い」という方の悩みです。

 

この悩みを本当に解決するには、
自分の価値観を根底から
ひっくり返す必要があり先が長いです。
でも確実にその想いは
仏教を学ぶと失くすことができます。
「自分」というものを
正しく把握すればいい
のです。

 

 

 

三茶で開催している、
「こころセラピスト講座入門後編」(全8回)が、

 

今月25日に最終回を迎えます。

 

 

5回目の「諸法無我」の解説あたりから
初見の方はついていけない感が滲み出してきましたが…(笑)

 

真の「自分」というものの捉え方は
「諸法無我」と「縁起」を
腑に落とした時に分かります。

 

しかしこれがまあ難しい。

 

 

 

「自分」は存在している、
「自分」という心がある、
だって「私」がいま考えているじゃないか。

 

 

今までの人生、好きな道を選び、
嫌いな道を避け、選んで生きて来た。
それが「自分がある」って事…
じゃなかったらなんなの?

 

 

…と、99.9%の人が思うでしょう。
でも実はこの考えこそが、
「自分がない」という事なのです。

 

 
「??!?!?」
…となりますよね。
 
ここであきらめずついて来て!
そのうち分かるから!!!
 
そうしたら今悩んでることは
大抵なんとかなっちゃうから!

 

他ならぬ私がそうだったんです。

 

「自分のもの」は何ひとつない

 

そもそも「自分」って、

どこからどこまでの事を言うんでしょう?

 

自分の持っている容姿や能力が
人より劣っていると感じ落ち込むならば、
「その能力や容姿が自分自身を表す自分のもの」と思っていることになりますね。

 

では考えてみてください。

 

 

 

 

赤ちゃんがおぎゃあと生まれ落ちます。
その身体と能力は
赤ちゃん自身を現す、

 

赤ちゃんの評価に繋がるものだと思いますか?

 

赤ちゃんの容姿と肉体、
目が見え、
耳が聞こえ、
声を出し、
匂いを嗅ぎ、
味わう能力は、
赤ちゃんが自力で獲得した能力でしょうか?

 

 

答えはNOです。
全ては環境の生み出したものです。

 

 

お母さんの摂った栄養と
内臓の働きで赤ちゃんの身体は出来ました。
つまり自然の生み出した食べものと
水から作られています。

 

 

その子に五感が備わっているのは
お母さんの遺伝子とお父さんの遺伝子が、
たまたまエラーを起こさず、
病気にかからず、
病院や医師、助産師さんの尽力で
五体満足に産み落とせる環境が
揃っていたから。

 

 

もっと言うと人類の進化過程で、
人間の持つ能力が
「たまたまそのようになっていたから」
私たちには五感があるわけです。

 

 

果たしてその能力は、肉体は、
本当に「自分のもの」なんでしょうか。
自分で決めて得たものは何一つない、
何か行動して獲得したわけでもありません。
お母さん、お父さん、医師たち、
自然の摂理が生み出したものです。

 

劣等感を感じるあなたの体も同じです。
“なぜ自分の評価に繋げるんでしょうか?”

 

容姿の劣等感などその話の後の後の後です。
時代や場所によって変わる、
年齢で評価が上下される美の基準なんて
有って無いようなものだからです。

 

 

結局は私たちが「自分」と思っている肉体も
心も、何かの寄せ集めです。
それに意味を持たせているのが
私たちの心ですが、
それすら「寄せ集め」だから
独立した存在でもないし、
確固たるものでもないのです。

 

 

 

悟りの峠

 

では成長していく中で
努力して獲得する能力はどうなのか?…と思うでしょう。

 

私は最初そこで引っかかって、どうしても
諸法無我が飲み込めずにいました。

 

 

世の中には天才と呼ばれる人たちがいますが、
その人たちにも「自分がない」とは
どうしても思えなかったのです。

 

 

しかし、それも
私にこびりつく願望や執着が
目を曇らせているだけでした。

 

 

そのあたりは、言葉ではなく
「実感」するしかありません。
自分自身で考えて答えにたどり着かないと
意味がないのです。

 

 

そして、
「自分はない」と捉えるその考え方が
努力を否定された気がして虚しくなったり、
生きる意味が分からなくなったり、
仏教は悲観的だから嫌だ…という思いに
繋がってくるかもしれませんが、
実は全く逆なのです。

 

 

感情や執着を脱ぎ捨てると
人間味がなくなってしまう気がして
気持ち悪い、怖い
と感じるのも
エゴの抵抗なんですね。

 

 

人と比較することも
劣っていると感じて落ち込むこともない、
自分自身をも慈愛で包む
素晴らしく豊かな、幸福な世界は、
「今まで自分と思っていたもの」を

 

  捨て去った時に現れてきます。

 

1人でも多くの方が、
無明の中から抜け出すための
燈となるブッダの教えに触れて、
悩みから抜け出せるように祈っています。

 

 
 
黄色い花黄色い花黄色い花
 

最初からここ勉を学んでみたい方に

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こころセラピスト入門前編講座が

三茶のおうち整体本部で開催されます。

 

この機会にぜひ♡

私も生徒さんと参加しま〜す!

 

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開催日時
1日目:2019年10月12日(土)
10:00-13:00 第一部
14:00-17:00 第二部

2日目:2019年10月26日(土)
10:00-13:00 第三部
14:00-17:00 第四部
 
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