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2020年01月05日

樹齢千年の道しるべ 与野の大カヤ

今回は旧与野市の巨木の話です。

<与野の大カヤ>よののおおかや
shirononagori408 (5).JPG
国の天然記念物に指定されいます。住宅地のこじんまりとした敷地内であることから、全体を撮影するのも一苦労です。

<説明板>
shirononagori408 (6).JPG
高さは21.5mです。根回りは13mもあります。そして推定樹齢1000年。風雪にさらされながら、ずっとこの地で生きてきたわけですね。凄い生命力です。

<妙行寺金毘羅堂>
shirononagori408 (1).JPG
ここは妙行寺金毘羅堂の境内です。

■旅人の道しるべ■
今回訪問の妙行寺金毘羅堂は、むかしなら低湿地がひろがっていたであろうエリアの台地上に位置しています。簡単に言えば目立つ場所です。そこに更に高々とそびえ立つカヤの木。さいたま市のホームページからそのまま転記させて頂くと『旅人のよき道標であったと伝えられています。』とのこと。なんとなく納得できる話です。現地の説明板にも記されていますが、平安時代中期植えられ『室町時代の応永年間(1394年から1427年)には、既に関東随一の巨木として知られいました』とのこと。[情報:さいたま市ホームページ]

長い間、旅人の道しるべだったということですね。

shirononagori408 (2).JPG
周辺は関東平野の低地です。天に伸びた巨木は遥か遠くからも見えたことでしょう

道しるべはただ方角を示すためだけでなく、歩んできた道が間違いでないことを知らせてくれるもの。この巨木を見て、どれだけたくさんの旅人が安堵したしょうか。自分が方向音痴なためか、とても頼もしく感じました。

shirononagori408 (3).JPG
■訪問:与野の大カヤ
(妙行寺金毘羅堂)
[埼玉県さいたま市中央区鈴谷]4
posted by Isuke at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 街道・古道
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