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また希少品種の梨をゲット

2020-09-09 14:54:25 | Weblog

 今朝9時に高代園の直ぐそば、並びにある高松園に梨を買いに行きました。高松園は高代園よりやや小型で家族的な経営かもしれません。車を作業場の前に停めたらそこが直売所でした。

 愛想の良いおばさんが応対してくれました。今は豊水の時期なのか、作業場に箱詰め中の豊水がたくさん積まれていました。出荷用でしょう。おじさんが箱詰めの最中でした。その手前に家庭用の梨の袋詰めがありました。

 作業場には豊水の他に大きな青梨、かおりもたくさんありました。かおりの作付け農家は少なく、松戸でなければなかなか食べられないそうです。かおりは青梨ですが、親は新興と幸水です。幸水と新興は赤梨、不思議です。

 大きな梨の品種はほとんど赤梨かも。1キロ程度の赤梨が多数品種登録されています。青梨の代表は二十世紀です。新興の親です。菊水は幸水の親です。菊水は青梨です。

 かおりは1キロ以上に大きくなります。私は家庭用と言いました。おばさんが割安の1袋1000円のたぶん1つ700g程度のサービス品を奨めてくれました。少々表面に傷があっても味は変わらない、これも取り立てと言いました。

 私は終活し、量りも捨てました。量りがありません。直径10センチ程度の重たい梨が4つもありました。梨の重さはほとんど水分でしょう。体積から私が推定しました。正確な値は分かりません。

 梨の色、大きさ、味は世代を越えて現れます。とても不思議です。全部野菜室で冷やし、買ったかおりをまだ試食していません。まぼろしの希少価値の、香りと味が特徴です。

 ご飯の後のお茶を飲み、さらに300グラムほどの水分を採るのは年寄りに大変です。ゆっくり食べるため、大根やキャベツのように新聞紙に包み、プラスチック袋にいれ、冷蔵庫の野菜室に仕舞いました。味の印象を付記しますが、できるのは明日かも。

 かおりは良い香りのする品種のよう。日持ちが悪い欠点もあるよう。おまけに実が落下し易く農園は大変。このため幻の品種と言われます。松戸住民は絶滅危惧種の菊水とかおりを、値段は豊水や幸水よりやや高い程度で食べられます。ラッキーです。

 なお、江戸時代、松平定信も梨の栽培を奨励しました。千葉は天領があり、松戸は水戸街道の要所。梨作りは江戸時代から盛んでした。梨は関東に150種とも、明治維新以降も100種以上とも言われています。

 松戸は梨の品種改良が盛んでした。戦後も多数の品種の中から、味がよく商業的価値の高い品種が生まれました。しかし松戸の農地も住宅化、都市化が進み、梨の作付け面積は減少しています。

 松戸も経済効果の高い幸水、豊水、新高に集約されました。変わり者の私は色々な梨園に行き、各梨園の得意な品種を色々食べ、極楽往生したくなりました。秋深くなったら、また梨園に行くつもりです。南無大師金剛遍照。

追記:かおりは大玉。2人で食べても1日半分。水、木に食べました。4個ですが1週間は食べられそう。梨らしい固さは新高と同程度に感じます。甘さはまだ新鮮過ぎるのか少し少なく、さっぱりした瑞々しい美味しい梨です。新高より二十世紀に近いかも。でも今年はまだ新高を食べていません。食べて確認したくなりました。

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