先週の日経平均は安心ムードから一転、

「ファーウェイ・ショック」の発生や、

欧州各国で進行する混乱や騒乱などで、

あれよあれよと下落していきました。

前号メルマガ(第242号:12月9日)のなかで、

詳しく点検したところですが、

「米中対決」は「休戦」せず、

むしろ異なる次元で激化している一方、

欧州は主要国が政権崩壊の危機にあり、

EUの枠組すら不透明という状況です。

これほど大きな世界史的な出来事が、

同時多発で激化するということは、

どう考えても異常な事態ですが、

それが10年も続いた景気拡大局面の、

最後の段階で訪れていることで、

市場参加者がピリピリしてくるのも、

当然といえば当然かもしれません。

来年のことを考えると、

気が引き締まる思いがしますが、

それより先に今週の日経平均は、

「派手な動き」がありそうなだけに、

思わぬ値幅で相場が動いたとしても、

驚いたり動揺したりしない覚悟が、

求められるところでしょう。

「ファーウェイ・ショック」以降、

米中両国の軋轢は激化していますし、

それは日米、日中の関係にも、

突発的な悪材料を提供しかねません。

何より欧州、特に英、仏、伊の三国で、

政権やEUの存続そのものが問われる、

大きな話が進行中なのですから、

メジャーSQで不安定になる日経平均を、

外的要因が直撃して揺さぶる事態は、

警戒しておいたほうが良さそうです。

今日、国内では臨時国会が閉会となり、

ほっと一息つきたいところでしたが、

先週末の国会攻防は思わぬミスで、

相当に後味の悪いものとなりました。

前号メルマガで申し上げた通り、

すでに来年の政局劇を見越す形で、

年末年始の駆け引きが始まっており、

これらの政治的な動きが日経平均の未来を、

大きく規定していくことも確かです。

いろいろと騒然とする年末ですが、

大きく時代が動く時というのは、

大きな危機と大きなチャンスの、

両方が出現するものでもありますので、

そうした観点からも分析を進めたいと思います。

★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ

※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第241号:12月2日発行、第242号:12月9日発行)が届きます。

【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】


人気ブログランキング

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村

FC2Blog Ranking

全投資家必見!衝撃のメルマガ申込みはこちらから

※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】  アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】  霞が関の予言「日本未来設計図」  【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】  「AI時代」と「百年の富」

※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。

※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。

あわせて読みたい関連記事