バリエーション山行同人

藪岩、沢等を中心としたバリエーションルートを中心とした山行を志向しています。

山梨 日川 曲り沢(2018.6.30)

2018-07-02 22:42:53 | 

 

身内の不幸など、今年は私事でいろいろあって、なかなか山に行くことがなく、6月末になってようやく、「今年1回目」の山行に至った。

朝8:30に大月駅で待ち合わせて、車で国道20号線を進み、笹子トンネルを越えて、曲り沢出合の舗装林道を進む。舗装が途切れるあたりの路側に駐車。奥に伸びる林道を進むと、大きな堰堤が見えてきた。

 

▼林道終点の先に大型の堰堤

 

この辺り、沢は2分しており、堰堤は右俣の先にそびえていた。一方、水量が多く本流と思われるのが、左俣の方だ(上の写真に見えるコンクリートの橋は左俣を渡るもの)。この段階で、地形図との対応関係が既に怪しくなっており、ここが地形図に示された「曲り沢の出合と曲り沢峠に向かう一般道の分岐かどうか」で議論になり、結局、水量の多い左俣に向かうことになった。

 

左俣の左岸には道らしきものが続いていたが、すぐに遡行を始めた。沢は広く、登攀力が必要な箇所は無く、階段状のナメが断続的に続き、澄んだ川の水と合わせて、気軽な「沢歩き」といった感じが続いた。

 

 

 

途中、赤リボンが数多くぶら下がった二俣に出くわした。真ん中の支尾根の末端には山の神の祠があり、道型が支尾根の方に伸びていた(この時は、この道が地形図上での「曲り沢峠に向かう一般道」と思っていた。帰宅後、子細に地形図を確認すると、ここで見た道型の先は曲り沢峠ではなく、ゴンドウ丸の西端のようだ)。

▼祠のある支尾根の末端。この後、左俣へ進む。

 

 

詰めは意外に長く、そして急傾斜だった。予定に反して、大谷ケ丸の山頂傍の南側に出た(登ってきた斜面を左側に見る)。

 

▼曲り沢峠。曲り沢(右俣)を下る道標(おそらく入渓点の大型堰堤に出るものと予想)はあったが、程なく道型がなくなり、断念して景徳院へ下る明瞭な道を下山に採った。

 

▼景徳院そばに下山。

 

下山後、天目山温泉に入浴(510円)。

今回、本当に久しぶりの運動だったためもあり、遡行時は問題なかったが、詰めや縦走、下山時に脚や足が思うように動かず、足手まといになってしまった。脚筋力がだいぶ落ちているようなので、基礎的な運動を再開して、次回は捲土重来を期したい。

 今回のトレース:

 

 

 

 


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