やっと梅雨明けした。
例年であれば、この時期に長期山行を予定し、そのための準備山行を続けるなどしているはずが、今年はそれもままならない。少し走っただけで息切れするほど衰えてしまった体力(特に筋力)を鍛えるべく、近場でバス利用の無い、一般道以外の区間を含むルートを設定してトレーニング山行とした。
▼いつもより相当遅い時刻に白丸駅に到着(8:10)
▼多摩川本流を右岸に渡り、遊歩道へ。川面には何隻かのボートが。
▼相変わらず長いアプローチを経て、海沢園地に到着。豪雨の影響か、土砂の堆積跡あり。
▼長雨の影響か水量の多かった三段の滝
▼ラフティングが行なわれていたネジレの滝(流心に向け、懸垂下降で降下中)
この後、大滝方面を示す道標に従って山腹を登り、小尾根に出る。
▼小尾根にあった道標には「悪路」との表記
▼小尾根の反対側を下り、大滝を見学
▼立入禁止を示す黄色テープが破られていた踏み跡に沿って進む。
▼右岸には山葵田
▼ここまで左岸を進んできたが、踏み跡が途切れた。右岸を見ると、踏み跡らしきものが見えたため、この位置から渡渉し、対岸に移る。
しばらく沢に沿って登り、途中、二俣になった辺りで尾根に向かって標高を稼ぐようになる。
▼小尾根に出る。道標は数箇所に有って一般道並み。
▼一般道に合流する直前に、探勝路への下降を控えるよう促す看板が。
▼一般道に合流。右下への踏み跡が探勝路。道標表示が消されていたり、丸太が横たえられていた。
▼大混雑の大岳山山頂。展望も無いし「密」状態なので、急いで通過。
探勝路ではほとんど人に会わなかったが、大岳山以降、ハイカーが目立つようになった。挨拶は会釈のみにして、駆けるようにしてトラバース道を進む。
▼鍋割山。ここから一般道を離れ、奥に見える踏み跡に従い、尾根に沿って、直接、大楢峠を目指す。
▼歴史を感じさせる祠をいくつか確認。道も明瞭で迷うところはない。
▼林道と合流する大楢峠を振り返ったところ。越沢へ下る道は通行止めとなっていた。
▼城山への分岐について、地形図を見ながら注意して歩いていたが、道標があり問題なく進む。
▼山名標は無いが二等三角点の有る城山。周囲は石垣のような様相。
この後、急下降で鳩ノ巣方面へ。車や電車の音が近づいてくる。
▼ついに車道に出た。赤リボン以外、何の表記も無い。
▼多摩川を渡る。鳩ノ巣渓谷は水量が多く、白波が立っていた。
▼ちょうど15:45の青梅線に飛び乗ることができた。
今回、目論見通り、一般道区間以外はほとんど人に会うことも無く、時節柄に則したトレーニングができてよかった。