オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

スケート・アメリカ男子は激戦大会!!(ネイサンをのぞく)

グランプリシリーズいよいよ開幕

こんばんは。急激な寒さに、いきなりヒートテックをデビューさせた種子島ぴーです。

寒さとさらなる雨で、台風被害に遭われた地域が心配です。

少しでも暖かく過ごせるといいのですが。

 

f:id:tanegashimapi:20191017202838j:plain

さて、今週末のスケートアメリカを皮切りに、グランプリシリーズが始まりますね。

昌磨が参戦するフランス大会は、11月1日~3日まで。

ファンランディア杯から1カ月弱あると勘違いしていましたが、2週間しかなかったです。焦る~!!

 

今年は、ISUがすべての国々で、試合を見られるようにしました。

放送局がない国では、「ISU You Tubeチャンネル」でライブストリームが見られます!!

f:id:tanegashimapi:20190726003703j:plain

太っ腹!!

が、日本はテレ朝で放送されるので、You Tube除外国(見られない)に指定されています(泣)。

 

地上波放送があるばっかりに、奇妙に編集された試合しか見られない…ということにならなきゃいいのですが…


試合を見る楽しみの一つは、「そろそろ出番だぞ」というドキドキ感や、いろいろなスケーターが見られること、「フリーで何点以上出せば逆転できるかも」という手に汗握る感だったりするので、


日本での知名度が高くない選手がカットされていたり、「王者ネイサン・チェンは、CMの後!!」みたいなことになると、面白さが半減しちゃいます。

何より、放送を見る前に、ネットで結果がわかってしまうんだろうな。

 

男子の最終エントリー

改めてスケートアメリカのアサイン表を眺めると、男子シングルはスケートアメリカが、一番戦いが熾烈な気がします。

役者がそろって楽しみでもあります。

 

エントリー12名は、このようになっています。

1.キーガン・メッシング(カナダ)
2.ボーヤン・ジン(中国)
3.ミハル・ブジェジナ(チェコ)
4アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)
5. 島田高志郎(日本)
6. 友野一希(日本)
7. チャ・ジュンワン(韓国)
8. ドミトリー・アリエフ(ロシア)
9. ロマン・サヴォシン(ロシア)
10.ジェイソン・ブラウン(米国)
11.ネイサン・チェン(米国)
12.アレクセイ・クラスノジョン(米国)*開催国枠

 

ロマン・ポンサールが入っていると思ったのに、名前がないなぁと思ったら、
出場を取りやめたようですね。

どこか痛めたのでなければいいのですが。


THE ICE公演を見ていたとき、演技の途中か何かに、腰をスコンとやったように見えて、腰とか背骨とか大丈夫かなーと思った記憶があります。

関係ないとは思いますが。

SP『Poeta(フラメンコ)』で、セクシー隊長として人気が500倍になったばかりなのに残念。

代わりに、ミハル・ブジェジナおしゃれ番長が、セクシー番長も兼任する予定です。

 

ロマン選手の抜けた後に、イスラエルの英雄アレクセイ・ビチェンコがインしています。

また、弟さんが亡くなったばかりで心配なキーガン・メッシングさんは、予定通り参加するようです。勇敢です。いい滑りができますように。

 

私のいい加減な予想

私の何のデータにも基づかないメダル予想は、


金 ネイサン・チェン
銀 ドミトリー・アリエフ
銅 ジェイソン・ブラウン

銀と銅は僅差です。

 

◎ネイサンは盤石だと思います。

 

f:id:tanegashimapi:20190930014319j:plain


ジャンプで大崩れする姿が想像できません。「調子が悪ければ、4回転ジャンプの種類を変更すればいいや」って感じですよね。


そして、SPの『ラ・ボエーム』もFSの『ロケットマン』のヒップポップ系ステップも、観客の熱狂によって、さらにノリノリになりそうなので、すごい点数を叩き出しそう。


それを、「ネイサン、好きです」の昌磨が見て、フランス大会に向けてスイッチが入るという美しい連鎖。

 

ネイサンの衣装も楽しみです。

母国開催ということで、ヴェラヴェラ・ウォンウォンとの契約が発動するかもしれません。


SP『ラ・ボエーム』を、クローゼットに大量にストックされた、ブラック&ホワイトラインのヴェラヴェラ・ウォンウォン衣装で演じるのかどうか、注目されます。

 

f:id:tanegashimapi:20190404191456j:plain

 

フリーは、昨シーズンの衣装にピンクやイエローの染料を加えて染め直したエコロジー衣装を、ジャパンオープン同様、着用すると思われます。

 

f:id:tanegashimapi:20191017205102j:plain

色を足してみたよ!!

 

◎ボーヤン・ジンも優勝争いに加えたいところではありますが、そもそもビザは発給されるのか? 会場に到達できるのか?

f:id:tanegashimapi:20190122202745j:plain

だってラスベガスに行きたいもん。


なぜあえて、米国にアサインするのか疑問のボーヤン・ビザ問題。
数十年後に、「ボーヤンが実は中国のスパイだった」なんて話になったら、それはそれで面白いけれど(笑)

実は、ジャパンオープンと同じ時に開催された上海杯で、ボーヤンは男子シングル銅メダルでした。私は、ぶっちぎりで優勝すると思ったんですけどね。

 

上海杯男子シングルの順位

1.マッテオ・リッツォ 248.53
2.アレクサンドル・サマリン 246.36
3.ボーヤン・ジン 232.17
4.ミハル・ブジェジナ 218.48
5.ブレンダン・ケリー 207.04
6.ジュン・ヒョン・リー 189.51

ジャンプの調子がよくないと、PCSも著しく低くなってしまうボーヤン。
うーん、どうでしょうか。

 

◎銀メダルは、願望もこめてアリエフ!!

 

f:id:tanegashimapi:20190917022752j:plain

わっはっはっ、ラスベガスに乗り込むぞジーマ!!

昨シーズンは、ジャンプがボロボロだったアリエフですが、今シーズンは戻ってきております。

ショートの4回転ジャンプが2本決まれば、表彰台に片足が乗った状態になると思います。

 

◎銅メダルは、接戦でジェイソン・ブラウン。

動画を見ると、今シーズンもジャンプの着氷は盤石そう。

となると、FS『シンドラーのリスト』で、とんでもない点数をたたき出しそうです。

うーんとなると、やはり銀メダル候補か??

しかし、今シーズン、アリエフの方が試合の場数を多く踏んでいるので、やはり期待をこめてアリエフが銀メダル。

 

◎しかし、昨年銀メダルを獲った、ミハル・ブジェジナおしゃれ番長も黙っていないでしょう。再度、ラファ親父をネイサンと囲んで、喜びの舞ができるでしょうか?!

 

f:id:tanegashimapi:20181207162115j:plain

ネイサンの演技を凝視するラファ親父の背後で、独りおどける番長

 

◎さらに言えば、成長著しい島田高志郎くんと、意欲的なプログラムを揃えてきた友野一希選手の日本勢も、表彰台にからまずにはいられません(主語が不明ではありますが)。

 

f:id:tanegashimapi:20190308162047j:plain

 

友野君は、高志郎くんに負けるわけにはいかないので、プラスの化学反応が起こると面白いことに。

 

◎キーガン・メッシングさんは、とにかく無事に乗り越えてほしい。

表彰台に乗れれば、もっともすばらしい結末ではありますが。

 

◎今シーズンの仕上がり具合が見えない、チャ・ジュンワン(韓国)も怖い存在。若いだけに、成長スピードが速そうです。

目を離したすきに、とんでもない進歩を遂げていたりして。

 

と、私自身がヴェラヴェラ・ウォンウォンとしゃべっていたら、長くなってしまいました。

f:id:tanegashimapi:20191016013622j:plain

本当は、翻訳記事をアップしたかったのですが、また次回に。