(東京の桜開花予想は3月15日 我が家周辺のソメイヨシノも花芽を膨らませている)
今年もおよそ100万人の方がもうすぐ定年退職を迎える。今ごろ第二の人生への期待と不安がヒシヒシと押し寄せていらっしゃることだろうと思うと、何だか小気味よい(性格悪いね)。
かく言う私の定年生活も早2年。そこでせめてもの餞(はなむけ)に混じりっけなしの純粋な定年生活がどんなものなのか、ご参考までに紹介することとしたい(定年生活1周年レビューは → ここ )。
私の生活を一言でいうと「毎日が土曜日」である。
日曜日でなく土曜日なのは、「あ~明日からまた仕事だ」という日曜の夜独特の抑うつ(サザエさん症候群)が存在しないから。
朝はいつも7時ころに起床。とはいえ早い時には2時頃から布団の中で本を読んでいる。
朝メシを食いながら8時からは「羽鳥慎一モーニングショー」を必ず見る。
私はテレビ朝日やTBSの報道姿勢には日ごろ疑問を感じることが多いのだが、「羽鳥・・・」は他局の朝番組と比べて傑出している。最初の頃は顔を見るのもイヤだった玉川徹さんも2年もつきあっているうちにすっかりファンになってしまった。まさに「継続は力なり」だ(ちょっと違うか)。
午前中のルーティンは愛犬の散歩とブログ書き。昼メシを食ってからは、
図書館通い
プール、写生
囲碁(杉並ゆうゆう館と区民センター 水曜日は三鷹の碁会所)
なんかをやっていると、もう晩メシの時間だ。
晩メシの時間は現役時代よりどんどん早くなってきていて今は通常は5時過ぎから、大相撲がある時は4時半頃からチビチビ始めることになる。
一連のニュース番組が終わった後は懐メロ、囲碁番組、面白そうな映画やスポーツがない時はテレビを見る気になれないので、早い時は8時に布団へ。あとは眠くなるまで本を読んで私のゆるふわ生活は一日を終える。
(以下翌日にリフレイン)
ゆるふわ生活の中で重要なことは、「ボケ防止」と「寝たきり防止」である。
私の場合ボケ防止はブログ書きと囲碁。楽器演奏も卓効があるそうだが、今さら練習しても私にとってはストレスになるだけ。囲碁などもこれまで関心がなかった方にとっては同じようなものだろう。
そんなわけで、これから定年生活を迎える方にはブログ書きをお勧めしたい。アクセス数がどうとか気にせず(気にした方がボケ防止効果は高いけど)、日記代わりに日々感じたことを文章にまとめるのである。ちなみに読書はボケ防止には殆ど寄与しないらしい。
寝たきり防止は運動をマメにすることに尽きるわけだが、これも犬の散歩程度ではダメらしい。
テレビを見ながらダンベル体操、
犬の散歩時のスキップ歩き
プールで1キロ泳ぎ(冬を除いて週2回)
というのが私の寝たきり防止運動だが、これでは足りないようだ。
八ヶ岳南麓囲碁部のAさんは10キロのウォーキングを週2回されている。また最近囲碁トモになっていただいたご近所のBさんは一週間おきにゴルフに行き、さらに地元のジムに週4回通っていらっしゃる。お二人とも米寿を迎えられたが元気溌剌だ。
健康でさえいれば定年生活はバラ色。
あとの心配はカネ、であろう。 (続く)