八ヶ岳南麓北帰行 | 八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(シラカバと八ヶ岳 建物はレストラン「葉凪(はな)」)

 

 八ヶ岳南麓大泉に来てから二週間。

 どうやらコロナウィルスに感染している可能性は低そうなので、囲碁トモGさんと久々に対局を楽しむこととなった。

 コロナ騒ぎのせいもありここのところ全く運動していないので運動不足解消をかねてGさん宅まで直線距離で3キロ、高低差200mの登り道をおよそ1時間かけて歩いて行くことにした。

 

 冬の間にすっかり体力は落ちていて、息が苦しい。

 それでも歩いているうちに少しずつペースが戻ってきて、景色を眺める余裕が出てきた。石堂交差点から少し上がった所にモクレンの花が咲いていた。

 

(枝になにやら鳥の巣が 標高1000m付近)

 

 標高が100m違うと景色も違う。

 さらに進むと路傍の庭に紅い花が見事に咲いていた。もうハナモモが咲いているのかと思ってたまたま庭仕事をされていたお住まいの方に聞いてみると紅梅とのこと。この辺では今が満開のようだ。

 

(標高1050m付近にて)

 

 春の日差しを背に受けてなんとも心地よい。故郷東京はどうなっているのだろうか。

 

 窓は夜露に濡れて~

 都すでに遠のく~

 北へ帰る旅人ひとり

 涙流れてやまず

 

 今は黙して行かん~

 何をまた語るべき~

 さらば祖国 愛しき人よ

 明日はいずこの町か

  

(我が家付近では満開のコブシもこの辺りでは5分咲きといったところ)

 

 さらに上がっていくと花をほとんど見かけなくなった。陽だまりにわずかにスイセンのつぼみが顔をのぞかせていたりして、まだ冬がそこここに居座っている感じである。

 

 

(標高1100m付近)

 

 久しぶりの対局はGさんの2連勝。その後ウダウダして、晩メシもご馳走になってしまった。

 ウォーキングの消費カロリー(約300Kcl)はどこへやらだが、たまには楽しい夕餉も必要である。

 

(お好み焼きと焼きそばをたっぷり 旨し)

 

 苦しい腹に薪ストーブの暖かさがなんとも心地よい。

 

 北の町ではもう

 悲しみを暖炉で燃やし始めてるらしい~ 

 

 

 森進一の(吉田拓郎の、というべきか)懐かしい曲が思わず鼻歌で飛び出した。

 コロナ禍が早く収まりますように。