筆記具は一種類だけでは心もとない

私自身、文字を書くというよりもパソコンで打つ方が早く正確に自分の頭の中にあるものを文章化できるので、「書く」という行為は通常ではあまりしないのですが、書類の記入などで使うのはほとんどがボールペンで、現在は普通のボールペンの芯を後方から圧縮することでボールペンを横にしたり逆さにしても途切れることなくインクが出るパイロットの「ダウンフォース」というボールペンを首から下げていつでも使えるようにしてあります(このボールペンには本体にストラップホールがあるので、100円ショップでストラップを買ってくれば、簡単に首から下げて使えるのです)。

今の時代、荷物にサインをする以外にも、例えば役所へ行って書類を書く場合であっても、誰が触ったかわからない据え付けのボールペンを使うとそこから手にウィルスを付けてしまう恐れがないとは言えません。となると常にボールペンを持ち歩きたいのですが、私の経験では胸や他のポケットに差すよりも、首から下げた方が確実に持ち続けることができるので、首から掛けることが気にならないなら、おすすめの携帯方法ではないかと思います。

それはそれで、日常の生活で「書くこと」で困ることはないのですが、昨日はボールペンしか持っていなかったことで困ったことになりました。というのも、提出する書類にボールペンが使えず、マークシートを鉛筆でマークするタイプの書類だったのでした。

その時には手元に鉛筆やシャープペンシルがなかったので、自宅まで書類を持って帰って改めて書類を書こうとしたら、最近は全くボールペン以外使わないので、どこにペンケースを仕舞ったのか忘れてしまい(^^;)、書類を書く時間よりも鉛筆を見付け出すまでの時間の方が長くなってしまったのでした。

改めて考えると、学生の時にはかなり筆記具には凝りまくりまして、シャープペンシルも0.5mmではどうしても筆圧が上がってしまうので、0.7mmや0.9mmといった製図用のシャープペンシルをノート書き用に持っていました。濃いめの芯でそれほど力を入れずに書けるので、学生時代は受験勉強中でも、それほど手首が疲れた記憶はありません。その際に使っていたものはどこかにあると思うのですが、まだ見付からないので(^^;)、改めてまたお休みの時にでも探してみようと思っています。

最初に書いたように私自身、ボールペンではもちろん、シャープペンシルを使って長文を書くということはほとんどないのですが、今回のようにボールペンの使用不可な書類を書く場合もありますし、大きな災害があってメモを取る場合、ボールペンでもいいのですが消して直しつつ、別に替え芯もケースに入れておけばまず途中で書けなくなる心配はなく、後で電気が復旧した時に電字化も簡単にできます。そう考えるとボールペンの他に「シャープペン」「替芯」「消しゴム」くらいは常備しておいてもいいかなと思います。

「消せる」ということでは熱で消えるインクが入っているパイロットの「フリクションボール」も便利ではありますが、このボールペンでは逆に「消せるボールペン」であることを意識しないで公的に提出するような書類に使ってしまうと、新たなトラブル(通常は訂正印が必要な場合でも簡単に修正できてしまうことから公的な文書での使用が禁止されている場合があります)に遭遇する可能性もあるので、私の場合は「消せない」ボールペンと「消せる」シャープペンという旧態依然とした組合せで今後も使っていきたいと今は思っています。


カテゴリー: ノンジャンルコラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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