行政書士試験 平成20年度問47 近代の政治思想に関する問題 | 行政書士試験 独学チャレンジ!!

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こんにちは。

 

ボクシングIBFスーパーバンタム級暫定王座11回TKO勝ちした、岩佐選手クラッカーおめでとうございます。

 

あまり、前に出れない選手ってイメージがあったので期待していなかったのですが、、、滝汗

 

ボクシング海外(米国)でのKO奪取、自力はあるってことですね。

 

正規王者ダニエル・ローマン戦が楽しみです。

 

今日の過去問は、平成20年度問47の過去問○×式でやりたいと思います。

 

近代の政治思想に関する記述について、正誤判定をしてみましょう。

 

 

それでは、早速。

 

 

 

問題

フランスの啓蒙思想家ルソーは、『社会契約論』において、人間が社会契約によって国家をつくってからも真に自由で平等であるためには、全体の利益をめざす全人民の一般意思による統治を主張し、フランス革命に影響を与えた。

 

 

 

正解は?

 

 

 

今日は、「近代の政治思想」に関する問題です。

 

1問目は、この問題なんですが、、、「ルソー」。

 

ジャン=ジャック・ルソー

 

啓蒙思想家と書かれていますが、啓蒙思想とははてなマーク

 

啓蒙思想=理性による思考の普遍性と不変性を主張する思想。by Wikipedia

 

う~ん、ハッキリ言ってなんのこっちゃはてなマーク (

 

1問目は、フランスの啓蒙思想家ルソーが、「社会契約論において、とありますから「社会契約論を書かれた人ってことですね。

 

これは、間違いないではないです。

 

正しい記述です。

 

ルソー社会契約論」は、学校でも習いますし、試験前に問題の出し合いっこもした記憶があります。

 

ルソーの人民主権の理念は、アメリカ独立革命フランス革命にも影響を与えました

 

人民主権の理念:全体の利益を目指す全人民の一般意思による統治

 

 

 

問題

フランスの啓蒙思想家モンテスキューは、『法の精神』において、各国の政治体制を比較しながら、自由と権力の均衡の重要性を説き、立法・執行・司法を異なる機関に担当させる三権分立制を提唱して、近代民主政治に大きな影響を与えた。

 

 

 

正解は?

 

 

 

2問目は、この問題。

 

モンテスキュー

 

シャルル=ルイ・ド・モンテスキュー

 

この方も有名な方ですね。

 

フランスの啓蒙思想家で、著作「法の精神」で、三権分立を唱えた方です。

 

つまり、

 

モンテスキュー法の精神三権分立」は、セットで覚えるべき内容ってことです。

 

近代民主政治に大きな影響を与え、アメリカ合衆国憲法制定フランス革命にも影響を与えた人です。

 

この肢も正しい記述です。

 

 

 

問題

イギリスの政治思想家ロックは、『市民政府二論』において、自然権を保障するため人びとは契約を結び国家をつくると考え、政府が自然権を守らないとき人民は抵抗権をもつとし、イギリス名誉革命を擁護した。

 

 

 

正解は?

 

 

 

3問目は、イギリスの政治思想家「ロック」です。

 

ジョン・ロック

 

ロックは、イギリスの哲学者ですね。

 

市民政府二論」において、と書かれていますので「市民政府二論を書かれた方ってことです。

 

ロックは、社会契約説に立ち、人民に抵抗権を認め、イギリス名誉革命を擁護しました。

 

ですから、この肢に書かれた内容は、正しい記述です。

 

この「市民政府二論」は、アメリカ独立宣言フランス人権宣言、及び古典的自由主義の思想に大きな影響を与えた政治哲学書です。

 

 

 

問題

イギリスの法律家コーク(クック)は、「国王はいかなる人の下にも立たないが、神と法の下にある」というブラクトンの言葉を引いて、王権神授説を信奉する国王を諌め、これが「法の支配」の確立につながった。

 

 

 

正解は?

 

 

 

今日の4問目です。

 

問題に書かれている「エドワード・コーク」は、イギリスの法律家であり、政治家でもある人です。

 

サー・エドワード・コーク

 

法の支配」という憲法原理を確立し、英国法の発展に大きく貢献しました。

 

コモン・ロー」の法思想を理論化し、近代の法思想として継承させることにも成功しています。

 

どちらかと言うとこの「コモン・ロー」の方が有名かも知れませんね。

 

問題に書かれた「王権神授説を信奉する国王」ってのは、ジェイムズ1世のことです。

 

この肢も正しい記述です。

 

 

 

問題

イギリスの哲学者ホッブズは、『リヴァイアサン』において、人間は自然状態では「万人の万人に対する闘争」が生じるため、絶対権力者の存在を認めなければならないとし、社会契約説を否定した。

 

 

 

正解は?

×

 

 

 

今日の最後の問題です。

 

ホッブズ」は、イギリスの哲学者です。

 

トマス・ホッブズ

 

問題に書かれた、「リヴァイアサンを執筆し、社会契約説を唱えた人物です。

 

問題では、「社会契約説を否定した。」と書かれていますので、間違いってことですね。

 

このホッブズは、絶対王政を支持していました。

 

この点、先ほどのロックとは違います。

 

それと問題に書かれた、「自然状態」とは、国家や制度が存在する以前の状態のことを指します。

 

つまり、国家や制度が存在しなければ、問題が起きたときにどうするかはてなマーク ってことになりますよね。

 

そこで、絶対権力者の存在絶対王政を支持していたと言うことです。

 

 

 

今日は、近代の政治思想に関する問題でした。

 

詳しく覚えると言うよりも覚えるべきポイントだけ、的を絞って覚えるって感じで良いんじゃないかと思います。

 

一般知識等は、幅広く浅く、、、そう思います。真顔

 

 

今日も最後まで有難うございました。

 

 

今日のところはここまでです。

 

 

んでまずまた。バイバイ

 

 

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