レスミルズ好きの皆さんこんばんは。
コロナ増量からまだ抜け出せないいわしでございます。

東京辺りでは『すわ、第二波到来か?』とざわついている状況ではありますが、ここ宮崎は隣県鹿児島でクラスターはでているものの本県では解除以降発症者は出ておらず、人数などの制限こそありますが、レスミルズも本格的に復活してきました。

7月頭よりいよいよ次期シリーズの新曲も本格的に解禁になる予定で、いまだなかなか復活もままならない地域の人々にとっては少し申し訳なく思いつつも日頃のレスミルズの有り難みを感じているところであります。

さてそんなホームですが、なんとコンバットのインストラクターであったE氏が突然の退職。
転職ということでこの夏ボディコンバットのインストラクターは一人という状況。イベントもままならぬ感じになっております。
それに比べるとボディパンプは充実のベテランと中堅どころの二枚看板でこれ以上ない層の厚さといいますか、人数制限こそあれど徐々に復活してきているとこです。

そんな先述のボディコンバット83に続き、幻となりかけたボディパンプ113。なんと次の新曲がくるギリギリのタイミングながら通しでのレッスンが叶い、ホントに幻とならずに済みました。
滑り込みではありますがまだまだこれからやるというとこもあるかと思われますので拙いですが個人的視点による解説と感想を入れていきたいと思います。



BP113-1

ウォーミングアップ。
少し静かな感じから始まる曲での今回のウォーミングアップですが、110シリーズではもはや定番となった『ハイプル』も普通に標準装備として入っております。
基礎となる姿勢やコリオが中心なのでさほど難しい動きもないですが、珍しいとこでいうとスクワットのときに二段階目のワイドスタンスまで入れ込むところ。
おかげで少しですが強度も全体的に上がってる印象はうけます。


BP113-2

スクワット。
前半と後半の二部構成となっていて、後半はプレートを使ったスクワットになります。
前半はバーを用いてのスクワットですが、この中でも三段階に脚の位置が変わってきます。
ミドルスタンス、ワイドスタンス、ワイダースタンスとなりずっとカウントを変えてのスクワットが入ります。
今回の肝となるのは『シングルスクワット、カーフレイズ』という一連のコンボ。
前々回より出てきた『カーフレイズ』はスクワット上がる時につま先立ちであがるコリオ。
地味ではありますがこれがふくらはぎをかなり痛めつけましてどうやらこれから標準装備へとなりそうです。
今回はその基本コンボのあとにひたすらスクワットwithカーフレイズの追い打ちが続き、みるみるうちに太股をパンパンにしていくことでしょう。
これは後半のプレートを使ったスクワットでも同様で最後はショルダープレスしながら足はカーフレイズという複合技でフィニッシュとなります。


BP113-3

チェスト。
こちらは今回はバーとプレートの二部構成。
シンプルですが結構な追い込みがあります。
前半はバーによるベンチプレス。カウントは色々変わりますが、シンプルにプレスするだけ。ただ前半〆のシングルプレス×16はなかなかくると思います。
後半はプレートを使っての『チェストフライ』が基本。
中でもかなり効くのが追い込みどころである『4ボトムハーフパルス』。
後に一番筋肉痛として残ったのがこれでしたからね。侮れませんよ。


BP113-4

バック。
今回のシリーズで最初の山となるとこでしょう。
その要因となるのが基本コンボとなる『シングルデッドリフト&ハイプル』のコンビネーション。これが想像以上にしつこくてしかも蓄積されていくのでダメージはかなりのもの。
しかし本当の怖さはここからでこのコンボが4回のあとに『クリン&プレス』が8カウントずつはいります。
ちなみに今回のクリン&プレスは50回近く入っており、それは山と言われても仕方ないくらいのハードな追い込みですね。
合計で4セット行われるわけですが、さらに最後の追い打ちとしてワイドグリップに持ち変えて『ワイドグリップ7デッドロー』が2セット入ってフィニッシュとなります。
かなりのスタミナ消費なので心してかかりましょう。


BP113-5

トライセップス。
二の腕ですが、今回は三種のコリオで攻めてます。
まずは台を使っての脇に肘をつけてのトライセップスプッシュアップそしてマウンテンクライマーというバタバタなコンボ。二の腕に効くのかは分かりませんがとかく心拍数は上がりそうです。
中盤戦はステップ台に座ってのプレートを使った『オーバーヘッドエクステンション』。
ここで少し軋み出す人も出てくるでしょうが、さらに追い打ちとなるのが後半戦での『ディップス』。
ウェイトのあるものにとっては天敵ともいえる最強の二の腕コリオですね。
特に8回シングルからの2ボトムハーフパルスでくるダメージは個人的にシリーズの第二の波といってもいいでしょう。


BP113-6

バイセップス。
力こぶはちょっとファンクロックで気分的には上がるナンバー。
しかし内容はシンプルながらも休憩といえる箇所がなく(一応4カウントホールドの所が休憩とも言えるが)ひたすらにシングルカールを続けるといった印象。
バイセップスローがちょくちょく入りますがこれは休憩ではないので悪しからず。
そして何よりここの強度をあげまくるのがコンボの最後にやって来るミッドレンジパルスの連続。さんざん休みなくカールの連続をこなしていたところにくるこの仕上げはなかなかどうしてハードです。実際そこまで長時間でもないですがしつこさで時間が長く感じるのも疲労の拍車のひとつかもしれませんね。


BP113-7

ランジ。
110シリーズではもはや定番となったステップ台上でのコリオ。今回もそのままです。
オープニングはベンチスクワットから始まりますが、基本となるのはステップ台の落差を活かしたバックステップランジの連続。
特にトリプルパルスによるバックステップランジに苦しめられることとなります。
そして今回新しいムーブとしてプレートを使った『シングルアームプレートローイング』が導入。これはバックステップランジに引いた脚側に持っているプレートを斜め後ろに引くというコリオです。
ポイントは姿勢。コリオは背中の筋肉を意識したものなのでキツくて前のめりになると腕の力で引くことになり後のショルダーへ大ダメージを継ぐことになります。背筋をのばしてプレートは肘をつかって斜め下から斜め上にまっすぐスライドしていく感じ。背中に動く感覚でたら正しくできてる証拠です。
ローイング後の後半はプレートをあげながらのシングルバックステップランジの連続。プレートをあげることでよりランジの負荷が強くなり、ダメージを増大させていきます。曲調が結構早かったりするのでどうしてもリズムに合わせようと意識すると疲れもあってかランジが浅くなりがちですが、そこはグッと我慢して深くさげられるように粘りましょう。


BP113-8

ショルダー。
プレート2枚使ったコリオが中心です。
テンポが良くて結構合わせやすいですがその分しっかりと動きにメリハリつけないと効果は薄くなることでしょう。
基本となるのはサイドレイズとフロントレイズの連続。
そしてリバースフライの二部構成です。
後になるとサイドレイズからローテーターレイズに変わって更に強度がアップします。
ここで響いてくるのが前述のランジでのローイング。ちゃんとした姿勢でやってないと腕で引いてしまうことによりこの肩でダメージを引きずることになります。
オーラスはプッシュアップからのなぜか曲が終わるまで高速のマウンテンクライマーになります。まぁ肩突っ張るから意味はありそうですけどここでもスタミナ削りですかね。


BP113-9

コアコンディション。
前半後半で分かれていて、前半は腹筋。Cクランチとシュートアップを交互に繰り返します。
オプションとしてプレートをもつのもありですが慣れないうちはとにかく大きく動くことを意識していきましょう。
後半はホバーに移行です。
右左と足を動かしながらホバータップしていきます。
更にそこに新しいムーブとなる『スパイダープッシュアップ』が加わります。
スパイダープッシュアップは肘をついた状態から手で三角をつくるようにしプッシュアップするという難易度高めのコリオ。
汗で滑って怪我しないように。


BP113-10

クールダウン。
特に注意すべきコリオなどはありませんが、太股からふくらはぎにかけては念には念をいれてストレッチを。


いかがでしたでしょうか?
今回のシリーズも非常にハードな内容になってます。
個人的には今回は大きな波が3つありまして、そこをどう乗り越えるかによって変わってきますね。
まず第一の波が『バック』。
ここのシングルデッドリフトからのハイブル、さらにはクリン&プレスの追い打ち連続が容赦なく体力を奪っていきます。
第二の波は『トライセップス』。
やっぱりこの『ディップス』が重くのし掛かります。
第三の波が『ランジ』
特に追い込みでのトリプルランジからのシングルバックステップランジの連続。全て同じ脚なのでもう引きちぎれるかと思うくらいのしんどさ。復帰戦ではやりきることができませんでしたね。

人によってはスクワットもしつこいカーフレイズで波に加えることもあるかもしれません。
これも序盤戦で脚パンパンにさせてきますからね。

あと目立つとことしてはどのように効いてくるのか分かりませんがとにかく『マウンテンクライマー』が多いこと。
HIITをテーマにしているだけあってもはやパンプも隙あらば有酸素系の要素もいれてガッツリとスタミナを消費させる感じですね。

個人的に気になったのはランジでのローイング。
ローイング自体が背中へ効かせる種目なだけにどう影響するのか楽しみなんですが、分かっていることはこれからは単独部位だけでなく一回で複合極めることのできる方向性なんだろうなと思います。

となると45分でも60分でも強度的には変わらず、しんどいだろうなというのが見えてきそうですね。

ニューシリーズの解禁前に何とか書き上げたシリーズ日記。
実は新曲も体験してきましてこちらもまとまり次第アップする予定であります。
まだまだコロナ影響が続き思うように活動が難しいかもしれませんが新曲解禁前のミックス時期になどでやる機会ありましたら是非チャレンジしてみてください。

それではまた次の新曲日記でお会いしましょう
(^_^)/