【東京・目黒区】多くの重要文化財を有する 大圓寺 | キティ写真館♥電車旅で御朱印&マンホールetc.

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キティとともに♥御朱印♥️マンホール♥御城印などなど…写真で綴る電車の旅日記

2020.3.25

 

小さいながらも

スゴすぎる大圓寺

 

自粛要請が続く中

例外なく御朱印巡りは

不要不急なわけで、

出歩くこともままならず…

さすがに手持ちのネタも

底が見え始めました(泣)

 

 

そんな中

不要不急ではない用事で目黒まで

(駅ビルはお花が満開^^)

 

 

せっかく外出できたので

参拝させていただきました

 

駅から5分、ホリプロのすぐそば

 

目黒の行人坂を下り

大圓寺が参拝です

松林山 大圓(大円)

(天台宗)

本尊:釈迦如来(国の重要文化財)

山手七福神 大黒天(江戸の三大黒天)

江戸城の裏鬼門を守護する寺社の一つ

 

元和年間(1615-1624)、

このあたりに住む住民を苦しめていた

無頼が多く出没あいていまいた。

この場所の治安を良くするために

徳川家は奥州(湯殿山)から

高僧行人の大海法師を勧請、

大日如来堂を建てたのが始まり。

 

 

本堂

本堂は寛永元(1624)年に再建、

芝白金あたりの寺のご本堂を

移築したとされています。

(文政・天保期の建造物)

江戸城裏鬼門にあたるため、

薩摩藩主の島津候から

開運招福大黒天を寄進されたと

伝えられています。

(家康公の顔がモデルとの伝承もあります)

 

 

阿弥陀堂

阿弥陀三尊像区の重要文化財

 

 

大圓寺はさほど大きなお寺ではないですが

寺内には歴史を伝える史跡が多くあります

 

 

大円寺石仏群

(都の有形文化財)

大円寺石仏群には520体の

五百羅漢像が安置されています。

明和9(1772)年に起きた

江戸市中を焼く大火「行人坂の火事」

江戸三大火のひとつ)は、

この大円寺が火元といわれています。

同寺から出た火は、折からの強風により、

白金、神田、湯島、下谷、浅草までを

焼き尽くす大火となりました。

その大火で亡くなった人々を供養するために

建立されたものと記録が残っています。

 

 

とろけ地蔵

江戸時代に漁師が海から引き上げたもので

昔から悩み事をとろけさせてくれる、

ありがたいお地蔵様として信仰されています。

 

 

釈迦堂

尊釈迦如来立像(国の重要文化財)

鎌倉初期の清涼寺式生身の釈迦像であり、

胎内に五臓六腑がおさめられています。

 

 

八百屋お七と吉三の墓碑

大円寺は八百屋お七の情人吉三ゆかりの寺。

吉三は出家して西運を名乗り、

大円寺の下(今の雅叙園の1部)にあった

明王院に身を寄せたという。

明王院は明治初めごろ廃寺になり、

明王院の仏像などは、隣りの大円寺に移され

墓地には西運の墓があります、

 

 

薬師如来

金箔を貼り付けて祈願すると

病気が治癒するとのこと

 

 

鐘楼

 

 

ところどころに見事な彫刻

 

そしてあらゆるところに石仏

 

こんなかわいいものも

 

大都会とは思えない景色も!!

 

本当にたくさんの見所がある

大圓寺でした!!

 

御朱印