外出自粛ムードが続く今。旅行、特に海外旅行なんて、今はまだ夢のまた夢…(ちょっと大袈裟?)。そんな旅好きの方々に朗報! 新潟Komachi最新号(6月25日発売号)では、「旅する真夏ごはん」と題し、おうちで旅行気分を味わえるレシピを紹介しています。

器やカトラリー、クロスにもこだわって、現地さながらの雰囲気をおうちで楽しみましょう。

■まるでインドのビリヤニ!スパイス香るフィッシュごはん

皆さんはインド料理の「ビリヤニ」をご存知ですか? 米や魚、肉、野菜などをスパイスと合わせて作るインドの混ぜご飯です。そんなビリヤニが、おうちでも作れます。材料の基本となるのは、米、鱈などの白身魚、そしてブロッコリーやインゲン、トマトといった野菜。スパイスはクミン、ターメリック、ガラムマサラとシンプル。味付けの要となるのはガラムマサラです。最近はスーパーで手軽に手に入りますよね。そこにしょうゆとハチミツ(もしくは砂糖)を加えるだけ。

■意外と簡単! フィッシュごはんの材料と作り方

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<材料>

鱈などの白身魚…2切れ
塩・コショウ…適量
米…1.5合
ブロッコリー…1/2個
サヤインゲン…5本
トマト…1個
ガラムマサラ…小さじ1/2
しょうゆ…大さじ1
ハチミツ…小さじ1
※もしくは砂糖…小さじ1/2

オリーブ油…大さじ1
紫タマネギのスライス…1/4個分
チェダーチーズ…20g
スイートチリソース…適量
ライム…1/2個
クミンシード(あれば)…小さじ1/3
〈調味料〉
ターメリック…小さじ1
塩…小さじ1/2
コショウ…適量

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<作り方>

①鱈の表面の水分をキッチンペーパーで拭き、塩・コショウを振る。

②米を研ぎ、〈調味料〉を加え、1.5合の目盛りまで水加減する。米の上に1をのせて炊飯する。

③ブロッコリーは小房に分け、サヤインゲンと一緒に2分ほど塩ゆでする。トマトは1cm角に切る。

④フライパンにオリーブ油を入れて中火にかけ、3を炒める。ガラムマサラ、しょうゆ、ハチミツを加えて味を調える。

⑤炊きあがった②を器の中心に盛り、④を隣に盛り付ける。紫タマネギのスライス、チェダーチーズ、スイートチリソース、ライムを添える。好みでクミンシードを散らす。

食べる時はライムを搾って。この酸味がまた…食欲をそそります。柑橘の酸味はスパイスと好相性。これ、絶対にビールがすすみますよね!

■魯肉飯(ルーローハン)やキンパ(韓国風太巻き)のレシピも

ほかにも、台湾の屋台めしを代表する「魯肉飯(ルーローハン」のレシピや、韓国風太巻き「キンパ」のレシピも紹介しています。「魯肉飯」も「キンパ」も日本の家庭料理に近しい部分が多くて…実はけっこう簡単。

「魯肉飯」は豚の角煮に八角を加える感じで、「キンパ」は太巻き寿司の具を韓国風に変える感覚で。そう、ちょっと目先を変えるだけで、いつものごはんが「旅する真夏ごはん」に早変わり。

さらに! カリカリに焼いた目玉焼きがおいしいタイ風の焼きそばに(カリカリにするには多めの油で焼くのがポイントなんですって!)、

あっさりイケちゃう、夏のあえ麺まで! 具材の盛り付け方で、いつものひやむぎがぐっと異国らしく、ちょっとアジアンな雰囲気に。詳しいレシピは、新潟Komachi最新号に掲載中。「のんびり作って、ゆっくり楽しもう」な休日レシピ、今月もお楽しみください。

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レシピ提案:佐藤智香子

料理研究家。料理教室「waioli kitchen」主宰。テレビ・イベントのほか、レシピ開発など多方面で活躍。Instagram(@waiolikitchen365)では日々の料理を更新中。

http://www.waioli-k.com