試行錯誤な旅人生

放浪の旅から帰国した30代女。旅を続けていきたい人生と現実問題の間で、たまーに悩んで試行錯誤しながら前進(?)中。

女一人旅!本格的すぎるサガダの洞窟探検を体験してみた【フィリピン】

 

こんにちは、りあです!

フィリピンのサガダ(Sagada)と言えば、洞窟探検とハンギングコフィンが有名ですね!

ハンギングコフィンは町から歩いてすぐなので簡単に行けるけど、問題は洞窟の方。

サガダの洞窟探検は、本格的すぎることで有名なんですよ。

噂には聞いていたので、一人旅だったしちょっと怖かったけど・・・せっかく来たのにやらずに帰るのはもったいない!

ということでチャレンジしてみました。

結果は・・・

 

すごく面白かった!!!!

 

ということで、今日はサガダの洞窟探検の様子をリポートします♪

ちなみに、私が行ったのは雨季の終わり、9月後半でしたけど、水かさは思ったほど多くなかったです。

その様子も後ほど ^^

 

洞窟探検に参加する方法

サガダの観光は整備されててとっても簡単。インフォメーションセンター(Sagada Municipal Tourist Information Center)に行けば、全てのツアーの申し込みができます。

あ、そうそう。サガダの観光は、どこに行くにもガイドが必要です。当然のごとく洞窟探検にもガイドをお願いする必要があって、ガイドなしだと洞窟の前で止められます。

というわけで、インフォメーションセンターに行ってみましょう!

 

まずは環境税の支払い(50ペソ)が求められます。

サガダの観光事情はちょっと面白いんですよ。

私みたいな一人旅の人がツアーに申し込もうとすると、「一緒のツアーに参加したい人がいるんだけど、一緒にどう?」とか「他にも同じツアーに参加したい人が現れたら、連絡してあげようか?」とか聞いてくれます。

ツアーによってはガイド料がまぁまぁ高いので、見ず知らずの人でも人数が集まればガイド料を割り勘できるというとってもありがたい仕組みです ^^

こういうの、他にもあるんでしょうか?私は初めての経験で、ちょっとびっくり!

でも結局、次の日の午前に参加したい人が誰もいなくて、一人で参加することになりました。悲しい・・・> <、


カウンターでは、どんなツアーがあるか一覧表を見せてもらえるので、参加したいツアーを決めたら受付の人に伝えます。

時間はほぼ自分で自由に決められて(洞窟探検の締め切りは16時です!)、「今すぐ出発できる」と言うと本当にすぐにガイドさんが来ます。

料金は現金払いの後払いです。ガイドさんに直接支払い。

 

どの洞窟に行く?

サガダで有名な洞窟は3つ。ルミアン(Lumiang)洞窟、スマギン(Sumaging)洞窟、バランガガン(Balangagan)洞窟です。

 

① ルミアン洞窟とスマギン洞窟の両方

ルミアン洞窟とスマギン洞窟は中でつながっていて、その2つの洞窟を両方堪能できるCave Connectionというコースが一番人気です。

所要時間は、パンフレット上では3~4時間と案内されてますが、これは大人数のグループのときのことで、少人数の場合は2時間弱で探検できるらしいです。

料金は1000ペソ。

 

② スマギン洞窟のみ

二番人気はスマギン洞窟のみのショートコース。迷った挙句、私はこれを選択しました。

こちらもパンフレット上では1時間半となってますが、実際にかかったのは45分くらいです。

料金は800ペソ。

 

③バランガガン洞窟

ルミアン洞窟とスマギン洞窟が町から徒歩圏内なのに対して、バランガガン洞窟は車で30分と少し離れています。

内容も、スマギン洞窟に比べて規模も小さいので、バランガガン洞窟を選択する人は少ないみたいです。

 

というわけで、多くの人が①か②かどっちにする?ということで迷うかもしれませんが、最終的に②を選択した私の個人的な感想としては、

「②でも十分満足だったけど、①にしても良かったな~~~」

という感じです。

たぶん、②ができる人なら①もできます。

料金も200ペソしか違わないし、もしも次にまたやる機会があるとすれば①を選ぶと思います。

でももし太陽の光が届かない異空間が怖いとか、とりあえず体験できればいいかなくらいの感じだったら、②でも十分満足できます。

ご自分の体調やアドベンチャーレベルによって決めてくださいね ^^

 

服装と持ち物

服装

服装は、濡れても良いTシャツショートパンツ踵があるアウトドア用のサンダルがいいと思います。

 

 ケービング中は暑いので、上着は不要でした。

 ひざ下くらいまで水に浸かる場所があるで、ショートパンツがおすすめ!

 洞窟内はかなり滑りやすいので、ビーチサンダルだと怖いかも。

 

雨季だと水の量が多くなると聞いたことがありますが、私が行った9月後半では、水かさは普通でした。膝より上が濡れることはなかったです。

 

持ち物

出来るだけ身軽にしときましょう!

両手が空くように、リュックサックタイプか、無ければ肩掛けバッグ

私は100均で買ったナップサックを持って行きました(耐久性は微妙でしたが)。

私の場合は荷物はほぼ濡れなかったんですが、上からポタポタ雫が落ちてくるし、うっかり荷物が水についちゃう可能性もあるので、濡れてもいいものだけにするか、ビニール袋などに入れて防水対策しましょう。

 

本当に必要なのは、

  • 現金(ガイド料+α)
  • 環境税のレシート
  • スマホまたはカメラ

これだけです。

防水カメラ、防水スマホ以外の場合は、必ず防水ケースを持参してください!

あと、首から下げられるようにしていってね ^^

 

  • 上着
  • タオル

これらは不要でした。

水は持って行ったけど、飲む余裕がなく ^^;

重くない程度の量なら、念のため持って行ってもいいかもです。

 

洞窟探検の様子

私のスマホでは、あんまり良い写真が撮れず。。防水カメラを持ってたら良かったな~とちょっと後悔しました。

 

インフォメーションセンターから洞窟までは、歩くと40分くらいです。

往復の送迎サービス(300ペソ)を付けられるですが、貧乏旅の私は徒歩を選択。自動的にガイドさんも道連れに歩かせることになりました(ごめんなさい・・)

景色がいいので、歩いていても特に苦にならないです。歩きじゃないと見られない景色もありました。

 

👇 サガダにも美しい棚田があります

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👇 通り道で見た棺。ガイドさんが教えてくれました。

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👇 豚・・・!!! 

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さて、洞窟の入り口に到着。

ガイドさんが諸々の手続きや準備をしてくれます。

そして、いよいよ洞窟の中へ!

 

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足元がめちゃくちゃ滑りやすいので注意。足場が不安定かつなかなか急なところを行ったりします。

命綱もロープも何もなし。自分だけが頼りです。

日本ではこういうツアーは絶対に実現しないだろうなぁと思います。

写真を撮ってる余裕がなかったので、写真なし(笑)

 

ガイドさんがライトで上を照らしてくれたのですが、そこには無数のコウモリ!!

めっちゃ滑る!と思ってたのはコウモリの糞でした T_T

でも、気持ち悪いとか言ってられません。しっかり両手で岩を掴みながら進みます。

 

しばらく行くと、雰囲気がガラリと変わります。

いきなり水が流れてきてる!しかもめっちゃ透明度が高い!

洞窟内の川は雨水らしいですが、本当にきれいですよ~!

 

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ここからは、個性的な形の鍾乳洞めぐり。

ゾウとかチョコレートとか色々名前がついてるんですって~。

これは何だったっけ?忘れました。。。

 

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一か所だけ、ロープを使わないと下りられない所が・・・!

かなりスリリング!

 

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ここがスマギン洞窟で一番有名な場所。

キングスカーテンという名前だそうです。

 

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私が一番好きだったのは、ここ。

すごく芸術的な形をしています。サガダにもある棚田みたい♡

 

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この棚田鍾乳洞がスマギン洞窟の終点でもあって、あとは来た道を戻るだけです。

出口が見えたときは、達成感というか爽快感というか、なんとも言えない気持ちになりました。 

 

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おわりに

いかがでしたか?

サガダのめっちゃ本格的な洞窟探検を紹介しました。

女一人旅だけど、意外と大丈夫でした。

ちなみに、現地のガイドさんは本当に頼もしいです。

しっかりトレーニングされているそうで、参加者の安全にとてもよく気を配っていただきました。

日本では絶対できない体験ですので、ケービングのためにサガダに行く価値はとってもあり!!と私は思います。

ぜひお試しあれ♡