毎年、この時期になると作る料理・・・冷汁。
若い頃、宮崎で過ごした時に覚えた郷土料理である。元々は、夏バテして食欲が落ちた時に食べるという母親の味みたいな家庭料理だったらしいが、私の場合は心身ともに夏を感じた時に食べたくなり、初夏の風物詩みたいになっている。夏真っ盛りの時は作らずに、決まってこの時期に食べたくなるのは自分でも良く分からない。
最近では、インターネットでレシピも簡単に入手しやすくなっていて、覗いてみると焼き魚の代わりに鯖味噌煮の缶詰やシーチキンなどを代用しているレシピを見かけるが、これは本流から随分かけ離れていると思う。便利で簡単そうで、私も何度かそういう作り方も試してみたがしっくりこないし、アジやサバ、イワシやカマスなど青物の焼き魚がベストだと思う。お母ちゃん（おばあちゃん）の味は缶詰では薄れてしまう気がする（笑）。
なので、今日は塩サバを使った。
前日に味噌汁を多めに作って冷蔵庫で冷やしておくと便利
それだけ拘っておきながら、大事な大葉を入れ忘れてしもうた・・・しかも、食べたあとに気づくという（笑）。 家庭料理なんで、こだわりはあっても、作り方や食べ方は自由ですよ！
でわ！