ありがとう。 | ☆★まゆの手帳★☆

ありがとう。

15年前の今日
7月3日、午前10時57分 長男が産まれた。

男の子なんていらない
そう思っていた私だったが‥ 
13時間半かけて産んだ我が子は
愛おしくて仕方がなかったことを今でも憶えている。

産まれたばかりの長男は、初乳を飲んで少しするとベビールームへと連れて行かれた。

とくに、問題があったわけではないが
産後はゆっくりと休ませるという病院のやり方だったのだろう。

私は、2回目の授乳から授乳室へは行かず
自分のベッドで授乳したり、長男とお昼寝をしたりしていた。

看護師さんからは「赤ちゃんつぶさないようにね」と心配されるくらいずっと一緒にいた。

長男は、長女の時とは違ってあまり泣かない赤ちゃんだった。

よく飲み、よく寝るという優等生だったのだ。

退院も問題なく予定日通りに家に帰ることができた。


長男が家族の一員となり、私は怖いほど幸せを感じていた。

その後も問題なく育ってくれた長男だったが
次男が産まれ、病気を発症してからは少しだけ様子が変わった気がした。

まわりに気を遣い、自分の気持ちをどこか押し殺してしまっている時もあった。

いつも優しい長男に甘えてしまっていた。

そんな長男も、高学年になるとトゲトゲしくなった。

まさに、思春期反抗期への突入だ。

だけど、そんなトゲトゲしさも長くは続かず
今までの優しい長男へと戻ってきた。

コロナの影響で一斉休校になった時も、次男の相手をしてくれるのは長男だった。

自由人過ぎる長女への不満を聞いてくれたり、カバーしてくれたりもした。


中学3年生、15歳という節目にきてもまだスーパーマザコンなことは気がかりだけど
ツンツンが多くなくて助かった。
(もしかしたら、まだこれからなのかもだけど…)


私の息子に産まれてきてくれて
ありがとう。

次男のお兄ちゃんになってくれて
ありがとう。

15歳、おめでとう。