ひみつ道具の持ち腐れ [車]
「ガソリンが流れて来ない問題」でエンジンがかからない我が家のエス。
これまでの顛末はこちら。
関連記事:
2020/06/27 『燃料ポンプの空回り』
2020/08/29 『消えるガソリン』
ということで。これはもう車を持ち上げて潜り込んで見てみるしかありません。そこでこのたび、強力なひみつ道具を手に入れました。
てってれー!
「クリーパぁーっ!」
まずは、車の下に潜り込むためのクリーパー(寝板)ってやつ。よく自動車整備士が使ってるやつね。あ、最近はリフトでがーっと持ち上げちゃうからあんまり使わないか。でも一度使ってみたかったんです、キャスター付きのクリーパー。何だかカッコイイじゃないですか。
そしてもう一つ。
てってれー!
「カースロープぅーっ!」
車を持ち上げる油圧ジャッキは元々持っているのですが、エスは車高が低いので、ジャッキアップポイント(エスはモノコックではなくラダーフレーム構造)に上手く当てられないんです。なので、油圧ジャッキが入れられるくらいの最低地上高を稼ぐために、カースロープを買いました。これに四輪で乗り上げれば、油圧ジャッキが楽々入る、という目論見です。
エンジンがかからないのにどうやって乗り上げるのか、と思いました?実は前回の記事で、燃料ポンプの故障切り分けで使った、ペットボトルガソリンタンク方式を使ってエンジンをかけました。もう手慣れたもの。なかなか上手くいきましたよ。
最初の予定としては。
1.スロープに乗り上げる
2.油圧ジャッキをかけて前輪側を持ち上げる
(サイドブレーキが後輪しか効かないので)
3.ウマ(ジャッキスタンド)をかける
4.油圧ジャッキで後輪側を持ち上げる
5.ウマをかける
6.潜り込む
という算段だったのですが。実際にスロープに乗り上げてみると、一番低くしたウマをかけたのとほとんど同じくらいの高さなんです(30mmくらい低いかな?)。スロープは一番高いところでタイヤがちょうど収まる形状になっていて、転がり落ちることもなさそう。
ということで。本当は良くないのですケド、スロープ上に乗せたままで潜り込んでみました。(良い子は真似をしないでね)
潜ろうとすると、当然ですが、まだちょっと低い。目の前がすぐフロアで、写真を撮るのにiPhoneも構えづらいくらい。やっぱりもう少し高めのウマをかけたいところではあります。ただ、ここまで来るともう面倒くさいが先に立って、このままで進めることにしました。
一番怪しいと予想していたのが、燃料タンクのドレンボルト。あるいは、タンクとパイプのつなぎ目になる、バンジョーボルトあたりかな、と想定。さっそく憧れのクリーパーに横たわり、潜り込みます。ごろごろーっ。(何だかカッコイイ!ウレシイ!)
うん?
漏れてる気配なし。
改めて燃料タンクにガソリンをちょっと多めに足してみる。
…やはり漏れてはいない。
ガソリンタンクから燃料ポンプまで。途中で金属の配管とゴムホースが何度か入れ替わります。そのつなぎ目などを重点的に確認しながら、ずーっと配管を追いかけて見てみましたが、漏れるどころか、滲みもありません。んー?どゆこと?
何度見直してみても、それっぽいところが見つかりません。おかしいな、と思いつつ、ペットボトルに突っ込んでた燃料パイプを、元に戻してみました。
とりあえず試しにエンジンを回してみます。キャブレターにガソリンが残っているので、最初はかかるものの、数分で止まるだろう…。
…。………ん?
とっ止まらない。なんで?
燃料ポンプ手前の燃料フィルターを見てみると。
えっ?
ガソリン来てるじゃん!
何の問題も不具合もありません。
キツネにつままれた状態のワタシ。
どういうことなんだろう。…一つ考えられるとするなら。
ガソリンが無くなるまで使ったことで、配管内も空になり、いわゆる「エアーが噛んだ」状態になった、ということなのかな。で、何度かガソリンを追加したり、エンジンをかけたりしているうちに、配管内にガソリンがまわった?
うーん、何ともすっきりしない結末。
その後もあちこち見て回ってはみましたが、何の異常も見当たりません。まあ、結果オーライっつうことで。良しとしよう!(良いのか?)
てか、せっかく買ったひみつ道具。
まったくの無駄だった?(泣)
これまでの顛末はこちら。
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ということで。これはもう車を持ち上げて潜り込んで見てみるしかありません。そこでこのたび、強力なひみつ道具を手に入れました。
てってれー!
「クリーパぁーっ!」
まずは、車の下に潜り込むためのクリーパー(寝板)ってやつ。よく自動車整備士が使ってるやつね。あ、最近はリフトでがーっと持ち上げちゃうからあんまり使わないか。でも一度使ってみたかったんです、キャスター付きのクリーパー。何だかカッコイイじゃないですか。
そしてもう一つ。
てってれー!
「カースロープぅーっ!」
車を持ち上げる油圧ジャッキは元々持っているのですが、エスは車高が低いので、ジャッキアップポイント(エスはモノコックではなくラダーフレーム構造)に上手く当てられないんです。なので、油圧ジャッキが入れられるくらいの最低地上高を稼ぐために、カースロープを買いました。これに四輪で乗り上げれば、油圧ジャッキが楽々入る、という目論見です。
エンジンがかからないのにどうやって乗り上げるのか、と思いました?実は前回の記事で、燃料ポンプの故障切り分けで使った、ペットボトルガソリンタンク方式を使ってエンジンをかけました。もう手慣れたもの。なかなか上手くいきましたよ。
最初の予定としては。
1.スロープに乗り上げる
2.油圧ジャッキをかけて前輪側を持ち上げる
(サイドブレーキが後輪しか効かないので)
3.ウマ(ジャッキスタンド)をかける
4.油圧ジャッキで後輪側を持ち上げる
5.ウマをかける
6.潜り込む
という算段だったのですが。実際にスロープに乗り上げてみると、一番低くしたウマをかけたのとほとんど同じくらいの高さなんです(30mmくらい低いかな?)。スロープは一番高いところでタイヤがちょうど収まる形状になっていて、転がり落ちることもなさそう。
ということで。本当は良くないのですケド、スロープ上に乗せたままで潜り込んでみました。(良い子は真似をしないでね)
潜ろうとすると、当然ですが、まだちょっと低い。目の前がすぐフロアで、写真を撮るのにiPhoneも構えづらいくらい。やっぱりもう少し高めのウマをかけたいところではあります。ただ、ここまで来るともう面倒くさいが先に立って、このままで進めることにしました。
一番怪しいと予想していたのが、燃料タンクのドレンボルト。あるいは、タンクとパイプのつなぎ目になる、バンジョーボルトあたりかな、と想定。さっそく憧れのクリーパーに横たわり、潜り込みます。ごろごろーっ。(何だかカッコイイ!ウレシイ!)
うん?
漏れてる気配なし。
改めて燃料タンクにガソリンをちょっと多めに足してみる。
…やはり漏れてはいない。
ガソリンタンクから燃料ポンプまで。途中で金属の配管とゴムホースが何度か入れ替わります。そのつなぎ目などを重点的に確認しながら、ずーっと配管を追いかけて見てみましたが、漏れるどころか、滲みもありません。んー?どゆこと?
何度見直してみても、それっぽいところが見つかりません。おかしいな、と思いつつ、ペットボトルに突っ込んでた燃料パイプを、元に戻してみました。
とりあえず試しにエンジンを回してみます。キャブレターにガソリンが残っているので、最初はかかるものの、数分で止まるだろう…。
…。………ん?
とっ止まらない。なんで?
燃料ポンプ手前の燃料フィルターを見てみると。
えっ?
ガソリン来てるじゃん!
何の問題も不具合もありません。
キツネにつままれた状態のワタシ。
どういうことなんだろう。…一つ考えられるとするなら。
ガソリンが無くなるまで使ったことで、配管内も空になり、いわゆる「エアーが噛んだ」状態になった、ということなのかな。で、何度かガソリンを追加したり、エンジンをかけたりしているうちに、配管内にガソリンがまわった?
うーん、何ともすっきりしない結末。
その後もあちこち見て回ってはみましたが、何の異常も見当たりません。まあ、結果オーライっつうことで。良しとしよう!(良いのか?)
てか、せっかく買ったひみつ道具。
まったくの無駄だった?(泣)
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