ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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カセットトイレのリップシール交換

2018-12-05 |  トラブル 

先日、久し振りにカセットトイレを使い、自宅で処理しようとタンクを取りだした。

タンクの片方を持って下げたら、水滴が地面に落ちる。

あれっ?   漏れてるみたい。

もう9年だからリップシールから漏ってもおかしくない。

と言うことで、今日はカセットトイレのリップシールの交換。

 

 

我家では、トイレが無い場所でキャンカーのトイレを使う程度だから使う頻度はそんなに高くない。

さらに基本的に小でしか使わない。

カセットトイレのリップシールは、トイレを使っても使わなくても、ある程度の年月が経てばゴムの劣化により漏れ出すので消耗品と考えたほうがいい。

補修部品はバンテックパーツセンターで購入したが、価格は3,412円と意外に高価。

 

 

まず排水タンクのスライドカバーを開ける。

左側に引抜けば外れる。

 

 

樹脂カバーの下にビスが3本隠れているので、マイナスのドライバー等を使ってカバーを外す。

 

 

ステンレスのビスを8本外すと押さえカバーが外れる。

 

 

リップシールを外して、内部の汚れを確認。

使用頻度が低いせいか、全くきれい。

 

 

新旧を比較してみると、平たいところに置くと高さが違う。

左が新品で高さは19mm。

右が9年間使用した(大して使ってはないが9年経った。)もので高さは15mm。

リップシールとは、シール部分の先端がリップ形状をしている。

タンク内圧が高くなるとリップ先端が抑えられる方向に働き、うまくシール出来るというもの。

 

 

リップシールに付属の説明書。

取替手順が記されている。

 

 

新しいリップシールにシリコングリスを塗って密着しやすくする。

間違っても普通のグリス等は塗らないように!  普通のグリスはゴムを劣化させる。

 

 

このタイミングで、一緒にオートマチックベントを掃除しておこう。

ここは汚れやすく、洗いにくい場所だからこの機会にきれいにしたい。

捻ると外れるので、チェックも簡単だ。

 

 

タンクをセットすると指で押さえている状態と同じになって、タンクのガスが抜ける構造になっている。

ただしタンクがいっぱいになると、液面によってフロートが上がって廃液がタンクの外に漏れるのを防ぐ。

 

 

ついでに排水口も外して掃除しておこう。

これも反対側まで動かすと外れる。

 

 

これでまた、7~8年は大丈夫だろう。

リップシールを交換するときは、カーショップなどでシリコングリスも一緒に購入するのをお忘れなく。

 

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