ゴースト
「俺の右腕は直らないんだよ…奇跡か魔法でもない限り…」
「あるにゃん…」
「奇跡も魔法も、あるんだにゃん」
『あるんだにゃん』
『にゃん』
「……え?」
「あれ? 俺――どうして――どこだここ――」
「――追い詰めたであります!」
警部補
「ついに追い詰めたであります!ブルーキャット!」
たい焼きを食べ終わった青猫
「…放送も終わって、泥棒も時効にゃん! いい加減しつこいにゃん!」
青猫
「…そもそも、最終決戦の時なにやってたニャン? ノットレイダーも星空連邦もみんな協力して戦ってた時に姿見なかったけど…?」
警部補
「ほ、本官は署に行ってたであります……それより!犯罪に時効は無いであります!本館の銃を返すであります!言い訳は署で聞くであります!」
青猫
「…銃なんて知らねーにゃん!」
警部補
「逮捕でありまーーーす!!」
「待って!!」
「ちょ、ちょっと待って! この子が何したって言うんです!」
青猫
「にゃ?! お前何者にゃん!?」
警部補
「ど、どくであります! 民間人は邪魔をしないでほしいであります!」
――この子――たいやきが好きな――このこをまもる――
いのち もやすぜ
開 眼
青猫
「にゃ?!」
警部補
「ライダー?! ライダーでありますか?!」
青猫
「にゃ――ゆういち…くん?」
祐一
「え…あれ?! 俺――戻ってきてる…? とにかく、この子は俺が守る!」
マウンテンサイクルから掘り出しましたこちら。
正体は科の人。魂が燃える人。
完全なジャンクです。入手元も記憶にありません。
とりあえず、ゴースト祐一くんはこのような姿で青猫のナイトになりましたよ、と。